17日、『閉鎖病棟―それぞれの朝―』の公開イベントが行われ、主演の笑福亭鶴瓶、共演の小松菜奈、小林聡美、片岡礼子、平山秀幸監督が登壇した。
原作は帚木蓬生による累計90万部を超す大ベストセラー。精神病院を舞台に、心を通わせていた患者たちの日常に起きる殺人事件を描いたヒューマンドラマ。平山監督が原作に惚れ込み、11年越しで映画化した。
『ディア・ドクター』以来、10年ぶりに主演を務める鶴瓶は、7キロ減量して本役に挑んだ。全編を通して“優しさ”がキーワードとなっているということで、優しさを感じたエピソードを聞かれると、「このスタッフがみんな優しかったんですよ」と語り、メイク担当のスタッフが「(撮影)OKが出るとバーッと来て帽子をキュッとかぶせてくれる」と答え、その理由を「だって(頭が)裸だもん」と言われたと笑いを誘った。
そして、鶴瓶と平山監督に女優陣からサプライズプレゼントが!
撮影現場でたくさんの優しさをもらった恩返しにと、小林からは腹巻、片岡からは孫の手をプレゼントされた。小松からはニット帽をかぶせてもらい「似合う!」と言われ、照れる場面も。
“生きづらさ”を抱える人々に贈る、『閉鎖病棟―それぞれの朝―』は、11月1日(金)全国ロードショー。