髙橋海人、監督からの“ブラボー”に「生きててよかった」 | めざましmedia

映画「Dr.コトー診療所」の初日舞台挨拶が行われ、吉岡秀隆さん、柴咲コウさん、大塚寧々さん、髙橋海人さん（King & Prince）、生田絵梨花さん、富岡涼さんらが登壇しました。

東京から僻地の離島（志木那島）に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助（吉岡）と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く「Dr.コトー診療所」。今回16年ぶりに映画として新たな物語が紡がれます。

「Dr.コトー診療所」16年ぶりに映画化吉岡秀隆「その火をまた僕に焚きつけてくれた」
髙橋海人映画「Dr.コトー診療所」の撮影で「苦労したのは、全シーン」

映画「Dr.コトー診療所」の魅力は“継承”

16年ぶりに映画化された本作。今作から新キャストとして、新米医師・織田判斗を髙橋さん、志木那島出身の看護師・西野那美を生田さんが演じています。

作品の魅力について聞かれた、主演の吉岡さんは「継承だと思います」とコメント。「僕は、次回作は海人くんに任せて、“Dr.ハント”の作品をお客さんとして見たいなと思います」と話しました。

吉岡さんのコメントを受けて、髙橋さんは「今は荷が重いなという感覚ですけど、継承ということで、いただいたタスキを堂々と掲げて、作品のトップにいられるような俳優さんになりたい。これからも頑張りたいなと思います」と力強くコメントしました。

吉岡さんは、髙橋さんについて「今回の映画は、判斗先生のシャウトで涙が溢れました。本当に素晴らしかったです」と絶賛。続けて「あとはお任せします」と笑顔を見せました。

髙橋さんは「自分の（演技の）評価はできないですが、見てくださった方に少しでも『よかったよ』と言われたら、これかも続けていくエネルギーになると思うので、優しい言葉をたくさんください（笑）」と呼びかけました。

中江監督は、「今までは（公開前だったため）触れなかったんですが…」と切り出し、「やっと言えますけど、素晴らしかったです。海人“ブラボーです”」とコメント。

「髙橋海斗じゃないと判斗はできなかったと思います」と髙橋さんの演技をベタ褒めしました。

中江監督からの好評のコメントを受けて、髙橋さんは「ドッキリじゃないですよね？」と辺りをキョロキョロ。

「その言葉をいただけて、手が震える限りです。生きてて良かったです」と喜びを語りました。

ストーリー
日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。本土からフェリーで6時間かかるこの絶海の孤島に、19年前東京からやってきた五島健助＝コトー（吉岡秀隆）。以来、島に“たったひとりの医師”として、島民すべての命を背負ってきた。

長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがいのない存在であり、家族となった。

数年前、長年コトーを支えてきた看護師の星野彩佳（柴咲コウ）と結婚し、彩佳は現在妊娠7ヵ月。もうすぐ、コトーは父親になる。二人と共に暮らす彩佳の両親・正一と昌代、漁師の原剛利、元漁労長の重雄や漁師仲間、スナックを営む茉莉子、今も診療所を手伝う和田らが、今日もそこで静かに暮らしている。

2022 年現在、日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいる。それでも「まあ、コトーがいるから大丈夫だろう」そんな風に、皆心のどこかで思っていた。

コトーも今や52歳。蒼く広がる海や水平線、波の音、夜空の星の輝きは変わらないが、島は少しずつ変化している。そんなコトーの穏やかな日常にもある変化が忍び寄っていることを、誰もまだ気づいてはいない──。

最新情報は、映画「Dr.コトー診療所」公式サイトまで。