1981年、シティポップにいったい何が起きたのかを深堀りします。
『シティポップカレンダー’81』（12月28日／BSフジ）が放送されます。
高度経済成長期を経て、一億総中流といわれた1970年代を過ごした日本は、バブル経済を迎える1980年代に突入。
当時の音楽シーンは、フォークミュージックからニューミュージックへと流行は変化を続け、ヒットチャートは演歌もアイドルソングも歌謡曲も混在していました。
そんななか、シティ・ポップ楽曲がポツポツとリリースされ、都会のサウンドトラックとして、ウォークマンやカーステレオといった、自宅を離れた音楽の聴かれ方も広がっていきました。
現代において、再解釈が広がり続けるシティポップ。そのエポックメイキングな作品がリリースされた1981年にいったい何が起きたのか。「シティポップ」が広く浸透しはじめたこの年について、ゆかりのある人にインタビューを行い、当時をカレンダー形式で振り返ります。
出演は、朝妻一郎（フジパシフィックミュージック代表取締役会長）さん、糸井司（ダイナミックオーディオ アドバイザー）さん、井上鑑（作編曲家／作詞家／ピアノ／キーボード奏者）さん、EPO（シンガーソングライター）さん、栗本斉（旅＆音楽ライター／選曲家）さん、佐藤浩朗（ソニー ウォークマン音質設計）さん、佐野史郎さん、せいや（霜降り明星）さん、寺尾聰さん、PORIN（Awesome City Club）さん、松任谷正隆（音楽プロデューサー）さん、みの（YouTuber／ミュージシャン）さん、三宅恵介（フジテレビ 元『オレたちひょうきん族』ディレクター）さん、矢島和義（ココナッツディスク吉祥寺店 店長）さん、若松宗雄（元 CBS・ソニー プロデューサー）さん。
ナレーションを、光石研さんが務めます。
寺尾聰さんが明かす、自身の音楽史についてのエピソードや、せいやさんが思う現代の若者の視点からみたシティポップ、PORINさんが貴重な「A LONG VACATION」のマスターテープを視聴、松任谷正隆さんが1981年の制作現場の思い出を語るなど、さまざまな視点から1981年を深堀りします。
初代～3代目スケバン刑事が集結！『霜降り明星のゴールデン☆80’S』
各月のテーマ
1月 シティポップの概要
取材対象者：栗本斉
2月 「ルビーの指環」（寺尾聰）
取材対象者：寺尾聰
3月 アルバム「A LONG VACATION」（大滝詠一）
取材対象者：朝妻一郎
4月 「君は天然色」（大滝詠一）
取材対象者：PORIN、井上鑑
5月 オレたちひょうきん族エンディングテーマ「DOWN TOWN」（EPO）
取材対象者：三宅恵介、EPO
6月 オーディオブーム到来！
取材対象者：佐藤浩朗 ほか
7月 映画「ねらわれた学園」主題歌「守ってあげたい」（松任谷由実）
取材対象者：松任谷正隆
8月 当時の20代はシティポップをどう感じていたか？
取材対象者：佐野史郎
9月 「フライディ・チャイナタウン」（泰葉）
取材対象者：みのミュージック
10月 「風立ちぬ」（松田聖子）
取材対象者：若松宗雄
11月 現代の若者はシティポップをどう受け止めているのか？
取材対象者：せいや
12月 「ルビーの指環」日本レコード大賞受賞
『シティポップカレンダー’81』は、12月28日（水）21時より、BSフジで放送されます。
