『silent』第8話完全版

佐倉想(目黒蓮)は青羽紬(川口春奈)に、声が出せないわけではないが、自分で感じとれないことへの怖さがあることを話し、紬はそれを受け入れる。

しかし、2人の距離が縮まるほどに、想は自分と一緒にいるのが大変なのではないかと紬を気遣うようになっていた。紬は否定するものの、なかなか思いは伝わらない。

<ドラマ『silent』これまでのあらすじ完全版>

一方、桃野奈々(夏帆)は、春尾正輝(風間俊介)との再会を果たす。「紬と想を見ていたら、春尾くんのことを思い出して」と言う奈々。

大学院生の時に春尾は、就活を有利に運ぶための授業サポートで奈々に会った。気が合ったことから、奈々は春尾に手話を教える仲になる。

そんなある日、春尾は大学に手話サークルを作ろうとしていた。

春尾が仲間たちに奈々を紹介。すると、奈々は手話を遊び道具のようにされていると不快感をあらわに。

春尾は善意でやっていることだと言うが、奈々は善意も押しつけられたら偽善になると譲らない。仲違いした2人は以降、お互いを避けていた。

再会した奈々と春尾は、紬と想の話題になる。上手くいくと思うかと聞く春尾に、奈々は「聞こえるとか、聞こえないとか関係ないと思いたいので、上手くいくと良いと思ってる」と答えた。

そんな中、紬は光(板垣李光人)と実家の群馬に帰り、母・和泉(森口瑤子)に想のことを話そうとする。

まず、紬は戸川湊斗(鈴鹿央士)と別れたことを伝え、そして、想のことを話しだした。

想の耳が聞こえなくなっていたことを正直に話す紬。すると、和泉は「自分には関係ないこと」と、紬の選択を普通に受け入れる。

「ただ、そばにいたいだけ」。長期入院していた亡き夫との和泉の思い出。その気持ちは想への紬の想いと重なっていた。

アパートに帰った紬は、光に促されて、和泉が持ち帰らせた食材を想にお裾分けすることに。穏やかに流れる時間の中で、紬は想のそばにただいたいだけなのだと伝える。

紬から母親との関係を聞き、萌(桜田ひより)から母・律子(篠原涼子)が心配していると聞いていた想は、少し避けていた実家に帰って…。

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