『最高のオバハン中島ハルコ』第9話、第10話に、真飛聖さん、渡辺正行さんが出演します。

大地真央さん主演、土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』(東海テレビ・フジテレビ系)は、2021年に放送された、オトナの土ドラ『最高のオバハン 中島ハルコ』の第2弾。

大地さん演じる主人公のアラ還名古屋マダム・中島ハルコと、松本まりかさん演じるグルメ雑誌編集者・菊池いづみのコンビが、世の中の悩みを次々と解決していく痛快エンターテインメント。日本のへそ・岐阜を舞台に大暴れしています。

このたび、最終章となる第9話、第10話に、真飛聖さん、渡辺正行さんが出演することが発表されました。

真飛さんは、同枠で『その女、ジルバ』(2021年)にも出演。池脇千鶴さん、江口のりこさんの同僚役で、都会を離れ地元に戻るOL・村木みかを演じました。

今回は、岐阜県飛騨市の市役所職員で、娘を育てるシングルマザーの桃田里恵(ももた・りえ)を演じます。

渡辺さんが演じるのは、同市の市長・植木進一(うえき・しんいち)。IR招致をめぐり、自然と開発についての問題を真正面から切り込むストーリーが展開されます。

『ハルコ』と『ジルバ』は姉妹のような作品

二人の衣装合わせが行われたのは、9月中旬のこと。まだ暑さが残る都内の衣装合わせ会場に真飛さんが現れると、監督から「台本のイメージ通りというか、それ以上ですね!」と早くも太鼓判が。

クライマックスとなる第9話、第10話は、都会と地方の格差もドラマのテーマになっており、真飛さん演じる市の職員・桃田里恵役には、地元に根差した芯の強さが必要だったといいます。

そんななか、松本圭右プロデューサーからは『その女、ジルバ』との共通点の話が。

「『最高のオバハン中島ハルコ』と『その女、ジルバ』は、実は同じテーマを真逆のアプローチで描いている姉妹のような作品。『ジルバ』が悩める女性の背中を、やさしく包み込むような物語になっているのに対して、『ハルコ』は背中をガツンと叩いてくれる物語。同じ根っこなので、安心してハルコの世界に飛びこんでほしい」。

松本プロデューサーは『ジルバ』も担当しており、「ジルバのみかちゃん(真飛さんが演じた、村木みか)が地元に戻ったら里恵になる。そんなイメージで演じていただければ」と依頼。

真飛さんが「なるほど!」と応える、衣装合わせとなりました。

真飛さんといえば、宝塚歌劇団出身。尊敬する大先輩・大地さん主演のドラマからのオファーということで、出演を即決したとのこと。

大地さんの舞台も何度も観ていたといい、大地との念願の共演に目を輝かせていました。

そのことを大地さんに伝えると、「ドラマでもよく見かけていたので、 共演は私もとても楽しみにしていました」とのこと。

<真飛聖 コメント>

――宝塚の大先輩・大地さん主演のドラマへの出演オファーを受けたときは、どう思いましたか?

前回のシリーズから楽しみに見させていただいていたドラマでしたので、まずは、とてもうれしく思いました。

そして、宝塚の大先輩である大地さんとご一緒できる日がくるなんて、夢のようでした。

――同枠には、二作目の出演となりますが違いはありましたか?

前回の『その女、ジルバ』のみかは、やりたいこと、やるべきことというのが自分でもわかっていなかったけれど、仲間との出会いによって、心が前向きになって、本来持っていた正義感が強いみかへと変化していきました。

今回の里恵は、内に秘めた熱い思いはあるけれど、それをはっきりと主張できる人ではないので、物腰は柔らかいと思います。

――地元のためにまっすぐ生きる里恵と、ご自身との共通点は?また、真飛さんご自身の「生き方」の座右の銘を教えてください。

里恵のように、地元や、周りの人、つまりは大切なものへの愛情に一直線!というのは、同じかもしれませんね。

ただ、里恵は、最後の最後まではっきりと感情を出して意見を言える強さというのはそこまでない人なので、私より、やさしくて穏やかな人ですね(笑)。

「生き方」の座右の銘…難しいですけれども、「心、素直に」です。自分の心に嘘がないように生きていたいと常日頃思っています。

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

自分が守りたいもの、守るべきものがあるというのは、人を強く、そして、成長させてくれると思うんです。

このドラマを見ていただいて、自分の周りの大切なものをきちんと感じて、ときに迷ったら、ハルコ先生のように「喝!!」を入れてもらったりしながら、日々、過ごしていただけたらうれしいなと思います。

ベテランだからこその空気づくり!

一方、渡辺さんは、同枠の出演は初めてのこと。登場するやいなや、困り顔で「映像は不慣れだから、何でも言ってね」と、監督、スタッフに告げて爆笑をさらい、わきあいあいの雰囲気のなか、衣装合わせが進められました。

長年、舞台で活躍している渡辺さんは、現場でも大活躍。地元のエキストラの子どもたちと大縄跳びをするシーンでは、コミカルなシーンにしたい監督の意向をくみ、率先して子どもたちに演技指導。

「このタイミングで、おじさんが『〇〇』って言うから、そしたらこういう表情で…」と、さすがはコント赤信号の“リーダー”。

わかりやすい演技指導に、子どもたちの芝居も一変。本番は、見事一発OKとなりました。

ちなみに、渡辺さんの「〇〇」のセリフは、往年のファン必見の持ち
ギャグです。

<渡辺正行 コメント>

――最終章のゲストとしてのオファーを受けたときは、どう思いましたか?

前回のシリーズを見ていて、楽しくテンポのあるドラマだったので、とてもうれしかった!

でも市長役ということで、俺には合ってないんじゃないかとドキドキでした。

――飛騨でのロケではいかがでしたか?

コロナ対策対応で、ご飯とか1人で食べなきゃいけなかったので、それが寂しかったですね。

――現場の雰囲気は?

チーム感があり、みなさんが快く受け入れてくれて、とても良い雰囲気でできました。

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

飛騨市の魅力も見られるし、楽しいドラマです。

大地真央さんがカッコいい!ただ、俺が市長に見えるかどうか、やさしい目で見てねー!!

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