不登校=子どもの生きづらさには、ケアする人のケアが必要
株式会社どく社は、2025年12月17日(水)に、学校に行かない子どもたちとその保護者を中心に全国で居場所づくりを広げるトーキョーコーヒー代表・吉田田タカシさんの初著書『「いきたくない」もわるくない? トーキョーコーヒーからはじめる、大人もたのしむ共育のデザイン』を刊行します。

●定価:2,200円(税込) ●体裁:四六判・並製・168頁 ●発行:どく社
版元ドットコム:https://kaiin.hanmoto.com/bd/isbn/978-4-910534-10-7
Amazon.co.jp:https://www.amazon.co.jp/dp/4910534105
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試し読みは、こちらから▶︎ https://hanmoto.tameshiyo.me/9784910534107
【東京でも、コーヒーでもない、トーキョーコーヒーとは?】
トーキョーコーヒーは、「登校拒否」のアナグラム(言葉遊び)。東京でも、カフェでもなく、学校に行かない子どもたちの声にならない声をきっかけに生まれた、大人がたのしみながら学び合い、教育・社会に変革を起こすムーブメントです。不登校の社会問題化を背景に、2022年の誕生からわずか3年で全国415拠点、参加者2万5000人とその輪が年々広がり、多くの大人と子どもの居場所となってきました。

【トーキョーコーヒーが全国に広がる背景に“生きづらさ”】
トーキョーコーヒーが広がる理由は、「“生きづらさ”を生み出す学校や社会の構造にある」と吉田田さん。「不登校は子どもたちの問題ではなく、すべての大人の課題」ととらえ、ケアと学び、改革に向けたアクションを市民運動として広げていくことの重要性を訴えます。


【デザイナー×教育者×ミュージシャン 吉田田タカシ】

著者の吉田田タカシさんは、多彩な顔をもちます。
- デザイナー:「まほうのだがしやチロル堂※」を発案し、グッドデザイン賞の大賞を受賞
- 教育者:創造力を育むアートスクール「アトリエe.f.t.」を27年
- ミュージシャン:ロックバンド「DOBERMAN」ボーカルとしてフジロックにも出演!
※こども食堂を革新し、子どもの尊厳を守りながら、大人の寄付を通じて「地域で子育て」ができる仕組みをデザイン
反骨精神溢れるアイデアマンの吉田田さんが、本書で満を辞して挑むテーマが、「教育再生」。公教育の変わり目に気づきはじめたすべての人へ贈る1冊です。
【著者からのメッセージ】
やあやあやあ! たのしいにいのちがけ吉田田タカシです。
はじめての僕の本が刊行されます!!
全国400拠点にひろがるムーブメント「トーキョーコーヒー」の本です。
不登校の子どもをもつ親に読んでいただきたいのはもちろんですが、これはいわゆる「不登校本」ではありません。すべての大人が、一度しかない人生を思いっきりたのしんで、ワクワクする社会を子どもに手渡していくための考え方や実行のヒントが、散りばめられている本なのです!!
なによりも……まずは、全国の悩めるお母ちゃんたちに届きますように。
個性的な子どもがそのままイキイキと育ちますように!
トーキョーコーヒーの挑戦を応援してもらえたら嬉しいです。
【本書の特徴:“声が聞こえてくる本”をつくりました】
本書は、吉田田さんがトーキョーコーヒーに込めた思いや広がる背景について、笑いあり、涙ありで語る、大人気のトークライブ(講演会)を「声が聞こえてくる本」として書籍化。
吉田田さんが代表を務める「アトリエe.f.t.」スタッフのみなさんにもご協力いただき、紙面下部にゲーム動画のような解説&脱線(!?)のたのしい実況副音声が付いています。

声が聞こえてくる本(p.3より)

p.10~11より

p.8~9より

紙面下部の実況副音声(p.16~17より)
【活動紹介にとどまらない、多彩なコンテンツ!】
- トーキョーコーヒー発祥の地「MITERI(ミテリ)」を紹介する写真特集では、どんな場をデザインしているのか、外側からの目線で紹介しています。

撮影:山月智浩 編緝:どく社編緝室(p.62~63より)
- 「ダダさん、我が家を見てたんですか?」と、トークライブでも共感を呼ぶ「不登校あるある」は一コマ漫画で紹介。一人で抱えこみがちな悩みが、実は社会の問題であることに気づかされます。

不登校あるある(p.68~69より)
- 本書の刊行に合わせて参加者アンケートを行い、トーキョーコーヒーの活動や不登校の実態をデータで紹介するページも作成。子どもたちや保護者のリアルな声を伝えます。

トーキョーコーヒー参加者を対象に行ったアンケート調査(p.188~189より)
盛りだくさんの内容で、生きづらさを共に生きる力に変え、たのしくかつラディカルに問題提起を行う一冊です。
【もくじ】
はじめに
1 不登校、子どもの問題なんですか?
2 トーキョーコーヒー・ムーブメント爆誕!!
ある日のMITERI 撮影=山月智浩 編緝=どく社編緝室 ︎
3 みんなこの道通るよね? 大人と子どもの不登校あるある
4 安心・自信の旗のもと 全国415拠点のアクション
5 「生きづらさ」を生む社会の仕組み
6 トーキョーコーヒーの社会を変えるデザイン
あとがき
巻末データ トーキョーコーヒー参加者のみなさんに聞いてみました!
【書籍情報】
書名:「いきたくない」もわるくない?
トーキョーコーヒーからはじめる、大人もたのしむ共育のデザイン
著者:吉田田タカシ
発行:どく社
発売:2025年12月17日
定価:2200円(税込)
判型:四六判・並製
頁数:168
ISBN:978-4-910534-10-7
【著者紹介】
吉田田タカシ(よしだだ・たかし)
教育者、デザイナー、ミュージシャン。二児の父。アトリエe.f.t.代表、トーキョーコーヒー代表。
兵庫県出身、奈良県在住。大阪芸術大学在学中の1998年、クリエイティブスクール「アトリエe.f.t.」を開校。2020年に放課後等デイサービス「bamboo」を併設。2021年には、「まほうのだがしや チロル堂」を共同代表として設立し、独創的な仕組みが2022年度グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)を受賞。2022年に教育システムを進化させる対話の場「トーキョーコーヒー」を立ち上げ、現在、約400拠点に広がっている。2025 年、同取り組みがグッドデザイン賞受賞、「私の選んだ一品」(新山直広審査員)にも選出された。同年、キッズデザイン賞奨励賞キッズデザイン協議会会長賞受賞。講演活動「トークライブ」は、全国の保護者や教育関係者から大きな支持を集め、日本PTA全国研究大会や大阪府人権教育夏季研究会などでも開催。グッドデザインニューホープアワード審査員(2023年)、京都芸術大学などで元非常勤講師。学生時代からバンド「DOBERMAN」のボーカルとして活動をつづけ、フジロックフェスティバルや海外フェスなどにも多数出演している。
関連情報:
・不登校は子どもの問題ではなく大人の課題「トーキョーコーヒー」がグッドデザイン賞を受賞! 2025年度、キッズデザイン賞とダブル受賞!(アトリエe.f.t.)
・奈良県天理市 御経野児童館利活用に係る公募型プロポーザルにて「一般社団法人みちをつくる」の提案が採択!(アトリエe.f.t.)
・奈良県天理市で2027年春開校予定「e.f.t. College of Arts」
版元ドットコム:https://kaiin.hanmoto.com/bd/isbn/978-4-910534-10-7
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