
株式会社ウイスキー文化研究所(本社:東京都渋谷区、代表:土屋守)は、「2025年度ウイスキープロフェッショナル(WP)試験」において新たに115名が合格されたことを発表いたします。
本試験は、ウイスキーに関するあらゆる知識、鑑定能力を問う「ウイスキーコニサー資格認定制度」の第二段階にあたる試験で、年に一度実施しています。第一段階のウイスキーエキスパートに比べて、高難度の筆記試験に加えてウイスキーの官能試験(ブラインドテイスティング)も実施される試験です。
今年は、10月26日(日)に東京・大阪で実施し、過去最高の受験者216名が受験しました。
合格認定された方は、現在申込受付中のマスター・オブ・ウイスキー試験に挑戦することができます。
※合格者数は速報値です。認定料のお支払い状況により合格者数が変わります
※マスター・オブ・ウイスキー一次試験の申込受付開始のプレスリリースはコチラ
※マスター・オブ・ウイスキー一次試験の詳しい概要や申し込みはウイスキーコニサーホームページで公開しています

【試験当日の東京会場の様子】

【試験当日の大阪会場の様子】
【受験者分析】

仕事に活かせる資格として20代~40代(全体の84.3%)の方が多く受験されている傾向にあります。

官能試験(ブラインドテイスティング)を実施

官能試験のテイスティングアイテム
ウイスキーの官能試験(ブラインドテイスティング)は例年と同じく4種類を実施しました。
官能試験のテイスティングアイテム(写真左から)
A:ジェムソン スタンダード
B:グレンフィディック 12年
C:タリスカー 10年
D:バッファロートレース
【今年度のまとめ】
- 19回目となるWP試験は、過去最高の受験者数(216名)となり、累計で延べ1781名が受験されています。- 受験者216名のうち、115名が合格し、合格率は53.2%となりました
- 筆記試験の平均点は74.6点(100点満点)で、過去3番目に高い点数となりました。最高点は98点、そして全体の13%にあたる27名が90点以上を取りました。ウイスキーの蒸留所が増え、出題範囲も増える中で受験者の皆さまがしっかりと勉強・対策をされていることと思われます。
- 官能試験の平均点は54.1点(100点満点)となりました。
「2025年度マスター・オブ・ウイスキー試験」について
ウイスキーコニサー資格認定制度の最終段階で、最も難易度の高い試験です。ウイスキープロフェッショナルを取得しないと試験に挑戦することができません。2010年から今年で15回目を迎え、これまでの合格者はわずか19名です。【開催概要】
「マスター・オブ・ウイスキー(MW)試験」 一次試験
受験申込期間:2025年10月15日(水)~12月15日(月)
受験資格:20歳以上、ウイスキー文化研究所会員かつウイスキープロフェッショナル(WP)保有者であること
受験料:22,000円(税込)
試験内容:論文審査(執筆規定はウイスキーコニサーホームページの試験概要をご確認ください)
合格発表:2026年1月下旬
「マスター・オブ・ウイスキー(MW)試験」 二次試験
受験資格:一次試験合格者および昨年度の一次試験合格者 (一次試験免除)
受験料:22,000円(税込)
試験日時:2026年2月22日(日)
試験会場:東京
試験内容:記述式筆記試験+官能試験+口頭試問
合格発表:2026年3月下旬
※二次試験合格者には資格認定料(33,000円)を申し受けます。
※マスター・オブ・ウイスキー一次試験の詳しい概要や申し込みはウイスキーコニサーホームページで公開しています
「ウイスキーコニサー」 とは
コニサーとは「鑑定家」の意味で、ウイスキー文化研究所が主宰する、世界で唯一のウイスキーに関するあらゆる知識、鑑定能力を問う資格認定制度です。資格には3段階あり、第一段階の「ウイスキーエキスパート」に始まり、「ウイスキープロフェッショナル」、そして最終段階の「マスター・オブ・ウイスキー」と段階を踏んで取得していきます。試験に合格された方は、後日認定バッジと認定証(マスター・オブ・ウイスキーは表彰楯)が授与されます。https://whiskyconnoisseur.jp/ (ウイスキーコニサーHP)

「ウイスキーコニサークラブ」とは
ウイスキーコニサー資格取得者で、コニサークラブへの入会を申し込み、年会費6,600円(税込)をお支払いいただいた方を「コニサークラブ会員」といたします。会員特典として年4 回発行の会報誌の送付に加えて、ウイスキーフェスティバルへの招待、限定イベントの参加権利や限定ボトルの購入権といった特典を用意しています。https://whiskyconnoisseur.jp/club/(ウイスキーコニサークラブHP)

「ウイスキー文化研究所」 について
ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務めるウイスキー文化の普及団体です。2001年3月の発足以来、国内外のウイスキー・酒文化全般を深く学ぶべく研究を重ね、情報の収集および発信を行っています。また業界に関わる方々とともに、ウイスキー愛好家や飲み手の育成、ウイスキー文化の普及を目的とした取り組みを企画・立案、実施してきました。国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行、ウイスキーフェスティバルなどのイベントの企画・運営のほか、ウイスキーに関する知識、鑑定能力を問う資格認定制度「ウイスキーコニサー資格認定試験」や、ウイスキーを楽しむための知識を問う「ウイスキー検定」を主催しています。また、2019年より世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」も運営しています。
【会社概要】
社名︓株式会社ウイスキー文化研究所
本社所在地︓〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル5F
代表取締役︓土屋 守
事業内容︓ウイスキーガロア編集発行/ウイスキーコニサー資格認定試験教本編集発行/ウイスキー関連書籍執筆、監修/ウイスキーフェスティバル企画・運営/ウイスキーコニサー資格認定試験企画・運営/ウイスキー検定運営/東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)運営/ウイスキーの製造アドバイス・技術指導
設立︓ 2001年3月
HP︓https://scotchclub.org/

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