国生宙（町田啓太）は、高校卒業後ひとり暮らしを始めるも、定職に就かずその日暮らしの生活を送っていた。
さらに、ケンカで警察沙汰になり、工事現場の仕事をクビになった挙句、住んでいたアパートも家賃滞納で立ち退きを言い渡されてしまう。
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そんな宙に「お前にピッタリな仕事を紹介してやる！」と声をかけてきたのが、陸上自衛隊の3等陸佐で、東部方面北東京駐屯地で教育中隊長をしている八女純一（北村一輝）だった。
最初は拒絶したものの、生活もままならない状況だった宙は「訓練生でも給料が出るなら…」という中途半端な気持ちで自衛官候補生の採用試験を受け、陸上自衛隊の候補生に。
入隊の日、八女に出迎えられた宙。そのとき、宙たちの目の前を、防衛大学校を卒業したエリート自衛官で、宙たちを指導する教官の1人、桜間冬美2尉（白石麻衣）が通りすぎた。宙は思わず見とれてしまう。
第一班として、宙と寮の同室になったのは、自衛隊の音楽隊に憧れており、宙とは採用試験のときに出会っていた馬場良成（佐野勇斗）、ガンマニアの丸山栄一（時任勇気）、暗い過去を持つ武藤一哉（一ノ瀬颯）、元芸人だという渡辺淳史（坂口涼太郎）、小説家志望の小倉靖男（池田永吉）、父と2人の兄も自衛官という最年少の西健太（藤岡真威人）。
そしてもう1人、宙が警察沙汰になった際のケンカ相手だった荒井竜次（佐藤寛太）もいて…。
