女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

4月17日の放送では、外出自粛が続く中で話題になっている「コロナ離婚」と「コロナ太り」について、MCの設楽統と、千秋、カンニング竹山、大神いずみ、婦人公論元編集長の三木哲男が話し合った。

「“コロナ離婚”夫婦の距離感」という話題で紹介されたのは、外国人観光客向けの宿泊施設を、コロナ離婚を防ぐための“一時避難所”として提供するという新サービス。自宅に居場所がない男性や、夫と今すぐにでも離婚したいという女性が利用しているそうだ。

クールダウンのために距離を置くことには一定の理解を示した大神は、「そもそも、お互いへの思いやりを持っていないと夫婦生活は続かない」と指摘。

三木も「イライラが溜まるとDVに発展するなどの問題が起こる」と“避難所”の必要性を説きつつ、「夫婦でテレワークの時間を調整する余地を設ける」「リモート会議中は子どもの同席もOK」など、会社側も許容範囲を広げるべきだと意見した。

「夫から買い物や家事について細かく文句を言われる。定年後にこうなると思うと、一緒に生活するのは無理かも」と感じているという50代女性のエピソードが紹介されると、千秋は「自粛後、スーパーでケンカしている夫婦をよく見る!」と苦笑。

大神も、心の準備ができていない状態で定年後の生活を先取りする形になって、戸惑ってしまう夫婦の気持ちには共感しつつ、「老後に『夫が必要だった』と思うかもしれないから、今は落ち着くべき」とアドバイスした。

また、「夫への不満が募っていると友人に愚痴を言ったら、『こういう時こそ、夫と将来のことなどを話し合うべきだ』と言われた」という30代女性のエピソードも登場。そこで、「夫婦関係が悪化しているときに、将来の話をするのはいいことか」を、「せきらら投票」で視聴者に問いかけた。

千秋は「他人に相談しなきゃいけないくらい夫婦関係が悪化しているなら、言いたいことを話し合うべき」と主張したが、「せきらら投票」では「(話し合うことが)いいと思う=30%」「よくないと思う=70%」という結果に。

三木は「今はみんな、平常心で過ごすことで精一杯」と結果を分析し、大神も「お互い、心穏やかに過ごす方法だけ考えていればいいのでは」と同意した。

ほか、「夫がオンライン会議に備えて、ソファのカバーなどを買い換えると言い始めた」「夫のスマホで動画を一緒に見ていたら、ハートマークの付いたLINEが届いた」など、夫の困ったエピソードが紹介されると、スタジオの男性陣は「男はそういうもの」と失笑。

番組公式SNSには「コロナの前はケンカなんてしたことなかったのに…」「夫が家にいるだけでストレスが溜まる」という声が多数寄せられた一方で、「離婚をコロナのせいにしてはダメ」「有事の時こそ、家族で協力しよう」という投稿も多く見られた。

「コロナが終わったらみんなで走ろう!」竹山が“コロナ太り”許容宣言!

「コロナ太り、家族の攻防」という話題で登場したのは、「せっかく買い置きしているものを、夫が食べてしまう」という40代女性の悩みや、「夕食の献立をミートソースパスタとサラダにしたら、夫が『おかずが欲しい』とコロッケを買ってきた」という30代女性の怒りの声だ。

スタジオの面々は、それぞれの悩みに大共感!そんな中、大神は「今は食べることしか楽しみがない以上、夫婦で毎日晩ご飯のメニューを話し合うのが円満の秘訣」と“コロナ離婚”を防ぐためには“コロナ太り”も仕方ないと主張した。

とはいえ、“コロナ太り”を防ぎたいなら「こまめに体重を量る」ことが効果的だという。実際、日常的に体重を量る習慣がない三上アナは、「久しぶりに体重計に乗ったら2kg増えていた」と告白した。

しかし竹山は、「今はストレスを溜めないためにも食べたいものを食べて、コロナが収束したら走ればいい」と開き直り、SNSにも「外出自粛はできるけど、食欲自粛は無理」「コロナが終わったらダイエットしよう!」と共感の声が多数集まった。