『ヘッドコンシェルジュ』は全国出店を目指し、現在日本国内14店舗を営んでいるヘッドスパ専門店。そんなヘッドスパ専門店が立ち上げたプライベートブランド(以下、PB)の『hC(エイチシー)』は“芳(かお)りでひとときを癒し、健やかな髪を育む頭皮ケアproductを”というコンセプトに掲げ、こだわり抜いた精油で五感の一つである嗅覚を刺激し、心休まる睡眠空間へ誘うアイテムを作っています。
初めてのPB商品であるhCシャンプーとhCトリートメントを昨年8月にローンチし1年が経った今、『hC』のオリジナルブレンドが作り出す香りや、洗い上がりの質感の良さからヘッドコンシェルジュのお客様をはじめファンになってくださった方も多くいらっしゃいます。
現在『hC』プロダクトシリーズからは、旅行にも持って行きやすいサイズのトライアルセットや、実店舗で提供される大人気オリジナルブレンドハーブティーも商品化され、着々とラインナップも増えています。
『hC』 シリーズを通して頭皮や髪のケアだけでなく、あらゆるトラブルにスポットを当てたホームケアラインで豊かな生活を提案していきたいと思っています。
このストーリーでは、そんなこだわりの詰まったアイテムが商品化されるまでの開発秘話を開発担当者であるNamiより紹介します。
経験0からのスタート。現場から生まれたリアルなニーズが原動力に。
開発を始めたきっかけは、スタッフの手荒れやお客様の髪・頭皮の悩みに応えられる商品をつくりたいという想いからでした。さらに、施術の現場で扱いやすく、安心して使える処方であることも重視していました。
ただ、開発経験がなかったため、まずは信頼しているディーラーさんに相談したところ、目的に合いそうなOEM企業をいくつか紹介していただきました。想いを共有しながら、実際に一緒につくっていけるパートナーを探すことからスタートし、「こういうものを作りたい」というイメージを少しずつ形にしていくことに。
現場から生まれたリアルなニーズを起点に、商品開発の第一歩を踏み出しました。
製品の鍵となる「芳り」の探求。中断の危機で下した、製品化で最も重要だった意思決定。
最も印象に残っているのは、「芳り」の開発です。使用感や仕上がりについてはスムーズに進んだものの、芳りに関しては感覚的な部分が大きく、思い描くイメージを言葉で伝える難しさに直面しました。
何度も試作を重ねるなかで、なかなか理想の仕上がりにたどり着けず苦戦しましたが、ある日の出来事が突破口となります。
私が別件で自作していたルームスプレーの芳りを、スタッフが「すごく良い」と褒めてくれたことで具体的なイメージが湧きました。その芳りをベースに提案したところ、イメージにぴったりで、周囲の評価も高く、自分で調合した芳りがそのまま製品化されるという少し珍しい形で完成に至りました。
しかし発売直前、まさかのトラブルが起きました。
最終仕様が決定し、いよいよ製造に入るというタイミングで、使用していた精油の価格を「1桁」間違えて見積もっていたことが判明したのです。
実は非常に高価な原料だったにもかかわらず、無意識に「このくらいだろう」と金額を抑えてしまっていました。その芳りは製品の中心だったため、一時は「このままでは発売できないかも」と不安がよぎりましたが、社長が「良いものを妥協せずに出すべきだ」と後押ししてくれたことで、コストよりクオリティを選ぶ決断ができました。あの判断がなければ、今の製品は完成していなかったと思います。
嬉しさに包まれた中でのリリースと好調なスタート。良い商品をもっと広げるために。
納品された時、正直泣きそうなくらいの嬉しさがありました。手探りから始まり、試行錯誤を重ね、納得のいくまで妥協せずにつくり上げたものがついに完成し、我が子のように愛おしい存在になっていました。
スタッフも手に取ってとても喜んでくれて、「ついにこの日が来たね」と社内が一つの達成感で包まれたのを覚えています。
2024年8月1日に販売と施術を同時スタートしたところ、予想を上回る反響があり、わずか1ヶ月足らずで完売。予約対応に切り替えるほどの勢いで、お客様の反応にスタッフ一同驚きと喜びを分かち合いました。
多くの方に求められている実感を得られ、忘れられないスタートです。
発売後は、お客様やスタッフからたくさんの嬉しい声をいただきました。「髪の質感が変わった」「指通りがなめらか」「芳りがとても好み」といった感想のほか、「泡立ちが良く施術で使いやすい」というプロ視点の意見も多く、現場での評価も高いことに励まされています。
また、ギフトとして購入される方や、1年を通じてリピートしてくださる方もいて、「本当に必要とされている商品」が形になったのだと実感しています。
プロフェッショナルな現場での使用に耐えうる品質であること、そして実際に使ってもらって「違いが分かる」ことが、自信にもつながっています。
一方で、「良い商品を作ること」と「その魅力を伝えること」はまったく別物だということに最も課題感を感じました。特に“芳りの良さ”は、写真や文章だけでは伝わりづらく、「実際に体感してもらわないとわからない」もどかしさがあります。
さらに薬機法の表現制限もあり、ストレートに魅力を伝えることが難しい場面もあります。それでも、そうした制約の中でもお客様に届くように、表現や体験の設計を工夫していく必要があると感じています。商品の背景や想いを丁寧に伝えながら、実際に手に取っていただける機会をいかに増やせるかが今後の課題です。
今後も、自信を持って勧められる製品づくりを目指して。hC productの未来。
現在は、頭皮美容液とヘアオイルの開発に取り組んでいます。近年、頭皮ケアやエイジングケアへの関心が高まっていますが、その中でも「使い続けたくなる」「一度使ったら手放せない」と思えるような、実感と満足感のある商品を目指しています。
ただし、簡単には進みません。効果・使用感・芳りのバランスまで細かく検証しながら進めており、時間はかかっても“中途半端なもの”は絶対に出したくないという気持ちで取り組んでいます。
今後もお客様の悩みに寄り添いながら、現場スタッフにとっても使いやすく、自信を持って勧められる商品づくりを大切にしていきたいです。
また、hC productの一部売り上げをNPO法人ウォーターエイドジャパンを通し、開発途上国の人々に清潔な水と衛星観光を届ける活動に寄付をさせていただいています。
日本は安全で衛生的に水を利用できる環境が整っており、head CONCIERGEの施術でも、良質なサービスを提供するために清潔な水が欠かせません。
この活動で1人でも多くの方に安全な水が届くことを願い、寄付をさせていただいております。
ヘッドコンシェルジュ株式会社
事業者の所在地
〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目4-9 SANWA GINZAビル 4F
代表者名
滝村晃平
公式HP :https://headconcierge.jp/
公式Web Store▶︎https://www.shop.headconcierge.jp
公式SNS
・Instagram:https://www.instagram.com/headconcierge/
・YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCA3zV00Wq4hb4jI1iX1zVrA
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