女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
4月24日の放送では、「子供の勉強スイッチ…どう入れる」というテーマについてMCの設楽統と、千秋、カンニング竹山、坂下千里子、婦人公論元編集長の三木哲男が議論した。
まず紹介されたのは、兵庫県の小学校に勤務する葛原祥太先生が提唱し、注目されている「けテぶれ学習法」だ。「け=自分で学習計画を立てて、テ=テストに挑み、ぶ=苦手を分析して、れ=練習する」という、三木によると「アクティブラーニングの発展版」のような学習法だという。
子ども自身が、やる気の出る方法を自分で見つけられるようになるというこの学習法。実際に葛原先生から「けテぶれ学習法」を学び、友達とお互いの勉強法を評価し合う習慣も付いたという中学1年生の生徒は、休校中も友達とLINEで励まし合いながら学習を続けているそうだ。
毎日、学習計画を立てて子どもにやらせているという坂下は、「この勉強法なら男の子でもできるかも」と期待を持った様子。番組公式SNSにも「子どもにやらせてみたい」「大人も取り入れられそう」という感想が届いた。
一方、休校中の学習の進め方が自治体や学校によって差があり、不安を抱えているという保護者の声も紹介された。自治体によっては動画授業やタブレットの配布が進んでいるが、教科書と課題を配布しただけの学校も多いという。
坂下は「先生も外出自粛で、学校に行っていないから仕方ないのでは」と理解を示しつつ、「やっぱり学校によってやり方が違うのは不安」と本音をポロリ。千秋は「先生もこんな状況は初めてなのだから、リーダーシップを取るべき人が、環境や地域による差が出ない方法を決めてほしい」と訴えた。
視聴者から「熊本ではテレビで授業を配信している」という投稿が届くと、千秋は「『ノンストップ!』でもやったらいい!」と提案。SNSには「こんな時だから、親がなんとかしないといけない」「学校のありがたさを改めて感じている」などの声が届いた。