4月29日(水)放送の『林修のニッポンドリルSP おうちで学ぼう!小学生の教科書から間違い探しドリル』は、「みやぞんの朝から朝までナゾ調査24時」の第2弾。みやぞんがティモンディの高岸宏行と共に、視聴者から寄せられたナゾを調査した。

まず、みやぞんが向かったのは東京タワー。東京スカイツリーやエッフェル塔などとは違って、なぜ東京タワーだけが鮮やかな赤に塗られているのだろうか。

遠目には赤く見える東京タワーだが、実は、近くで見ると塗料の色はオレンジ。この色は「インターナショナルオレンジ」と呼ばれ、宇宙飛行士が着る宇宙服と同じ色だという。

高さ60m以上の高層建造物をインターナショナルオレンジと白に塗るというのは、航空法で義務付けられたルール。空や海の色とハッキリ区別することができ、昼間でも景色に紛れにくいことから選ばれた色で、高所で作業するクレーンなども同じ色で塗られている。

ちなみに、東京スカイツリーなどがインターナショナルオレンジに塗られていないのは、「白色航空障害灯」( 塗色するかわりに、日中でも障害灯を点灯)を設置しているからだそうだ。

カーネル・サンダース像が不自然に手を開いたポーズを取っているのは、なぜ?

次に2人は、ケンタッキーフランドチキンのマニアだというクリス松村と合流し、店の前に立っているカーネル・サンダースの像の不自然なポーズのナゾを調査することに。林修の「今でしょ!?」ポーズにも似た手の形を取っているのは、なぜなのだろうか。

クリスによると、サンダース像は創業者のカーネル・サンダースの60歳くらいの姿で、身長は173cm。像がかけているメガネも、本人に似せて度が入っているという。

しかも、創業者の本名はカーネルではなく、「ハーランド・デーヴィッド・サンダース」。ケンタッキー州から「カーネル」という名誉称号を与えられたので、「カーネル・サンダース」と呼ばれるようになったそうだ。

さて、サンダース像はなぜ不自然に両手を開いたポーズを取っているのか。答えは、お店の象徴であるチキンを入れる箱=バーレルを持つためだ。

サンダース像はバーレルをピッタリ持つことができるように設計されたのだが、店頭に置いておくうちにバーレルが風で飛ばされたり盗まれたりしたため、現在は全店舗でバーレルを外した状態で立っているのだという。

渋谷スクランブルスクエアの屋上から出ている白い煙は、どこから?

渋谷に新たに登場した「渋谷スクランブルスクエア」で、人気の高い展望台「SHIBUYA SKY」。地上約230mに位置する展望台の一角に、もくもくと白い煙が立ち上っている煙突があるのだが、この煙の正体は!?

渋谷スクランブルスクエア管理部の山中さんが、みやぞんと高岸を案内してくれたのは、今回テレビ初登場となる建物の地下6階だ。「渋谷スクランブルスクエア」の地下6階には、広い空間に数々の巨大装置が設置されている。

屋上の煙突がつながっているのは、この中にあるエアコン用の温水と冷水を作る機械。この装置を使うと、少量の電気で47フロア分のエアコンを動かすことができるという。屋上の煙突から出ているのは、装置の中で化学反応を起こした時に出た煙だったのだ。

ほか、みやぞんは、日高屋のギョウザ工場や深夜にしか開かない神楽坂のラーメン店、恵比寿に出没する見かけたら幸運になれるロバなどを調査。

また、スタジオの面々は、「小学生の教科書から出題・間違い探しドリル」にも挑んだ。