ムロツヨシさん主演『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』第2弾が放送されます。

昨年3月に、異例の6夜連続で放送された、ムロツヨシさん、フジテレビ初主演の深夜連続ドラマ『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』(原作:清野とおる)は、縁もゆかりもない、足を踏み入れたことのない街を主人公が探検する、いわば「街ブラアドベンチャー」。

『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたもののSeason2』(3月6日スタート!/フジテレビ)では、原作漫画にはないオリジナルの物語も登場します。

赤羽在住の漫画家セイノ(ムロツヨシ)は、自分の知らない街を知らないまま死んでしまうのは「嫌だー!」と、自分とは縁もゆかりもない土地へ足を運び始めます。

そこで繰り広げられる物語は、その街で実在する場所が舞台になり、そこで実際に暮らす人、本当にお店で働いている人たちをモデルに俳優たちが演じます。

台本こそあるものの「これはリアル?ここはドラマ?」と、なんとも不思議な感覚に陥るドラマです。

ドラマはオールロケ!気になる街と個性的な人が続々登場

第1話で訪れる街は、南行徳(千葉)。

橋を渡ると東京、すぐ隣はあの“夢の国”がある人気エリア浦安。大都会と人気のエリアのはざまにある、あまり知られていない町。

しかし、実は超個性的。“はざま”に位置するだけにありとあらゆるものが混在している不思議な町なのです。南行徳にあるお店なのに“浦安店”、南行徳にあるマンションなのにマンション名は“浦安”、と人気エリアにあやかるその“たくましさ”を目の当たりにするセイノ。

ほかにも、セイノは、おしゃれスポットとして名高い代官山、ディープな飲み屋がひしめく立石などに登場します。

ヨーロッパ企画が今回も脚本を担当!キャストとしても参加

前作に引き続き、京都を拠点とする大人気劇団・ヨーロッパ企画とタッグ。

ヨーロッパ企画は、舞台作品「サマータイムマシン・ブルース」(2001年~)、「曲がれ!スプーン」(2009年)が映画化されたほか、イベントやテレビ、ラジオ番組の制作など、演劇の枠にとらわれない活動を行っています。

第39回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭ホワイトレイブン賞、批評家賞などを受賞した映画「ドロステのはてで僕ら」(2020年)や、パラレルワールドなどを行き来する生配信SF劇「京都妖気保安協会」(2021年)など、精力的に活動を続けるエンターテインメント集団です。

今回、全エピソードの脚本を担当し、キャストとしても多く参加します。

『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたもののSeason2』は、3月6日(日)25時25分より、フジテレビで6週連続放送!

「また戻ってきたなぁ」という感じで、素直にうれしかった

<ムロツヨシ コメント>

――第2弾の話を聞いたときは、どう思いましたか?

前回のクランクアップのときにも話したのですが、このタイトル通り、いろいろな街はまだまだあって、僕自身も行ったことのないところ、知らないところがたくさんあります。

「このドラマを続けることができるかな」「続けられたらいいな」ということを思っていました。

今回また、脚本をヨーロッパ企画のみなさんが書いてくださったこともうれしかったですし、前回と同じスタッフさんもいらっしゃって。

「また戻ってきたなぁ」という感じで、素直にうれしかったです。

――今回訪れる街の印象は?

代官山は、東横線沿いに住んでいたこともありますし、役者を目指したときの養成所も渋谷(代官山の隣の駅)にあって、何度か通ったことがあります。

知ってしまっている分、今回のドラマで、どういうところが取り上げられるのかが逆に楽しみだと思いますし、撮影では、あえてそこで演じることを楽しみたいと思います。

立石は、今まで行ったことはないのですが、飲み屋さんがたくさんある街と、うわさで聞いたことがあるので、夜のシーンは今から楽しみにしています。

南行徳も、今回はじめて訪れました。イメージがまったくなかったんですけれど、撮影では、街のみなさんがとても温かくて、楽しかったです。

――今回役作りで変えた点や工夫された点などはありますか?

前回と同じ美容師さんに髪をお願いしたのですが、二人で話し合って、前回よりも少し前髪を伸ばすことにしました。

前回とまったく同じではなく、少し前髪を伸ばしながら変化をつけることにこだわってみようと。

ほかにも、今回はセイノ役用の下着を準備しました。「きっとセイノはこういう下着を身につけるのかな」と僕なりに考えて、身につけて現場に臨んでおります。

――撮影はいかがですか?

撮影は、大変スムースに進んでいます。特に、僕一人のシーンは、テストはなしで直接本番に臨むという撮り方で、非常にテンポよくやらせていただいています。

スケジュールもそんなに余裕があるわけでもないですし、何より、このコロナ禍のご時世でも協力してくださっているいろいろな街、お店、場所にご迷惑をかけるわけにはいかないので、できるだけ早く、コンパクトにクオリティの高い作品を保てるように撮影が進んでいるのは、演じている僕自身も楽しいですね。

前回、いろいろ試行錯誤してやってきたことの結果を踏まえて、今回臨むことができているので、前回の経験値があってよかったと思っています。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

前回は基本的に原作があるところを訪れましたが、今回は原作のない街にも行っています。

それがドラマ版としてどう描かれているのか、楽しみにしていただきたいと思いますし、前回の作品も、もし見られるようでしたら放送の前に見ていただいて、今回また違った『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』を、気楽に見ていただけたらと思います。

今回も、清野さんが描いた街や僕の絵もでてくると思いますので、僕も楽しみにしていますし、視聴者のみなさんも楽しみにしてください。

<清野とおる コメント>

ドラマ化はドラマ化でも“シーズン2”、しかもムロさん主演で、しかもヨーロッパ企画さん脚本という異様な豪華さでの“シーズン2”なので、個人的には“シーズン5”くらいの悦び(よろこび)を感じております。

もし、“シーズン3”が実現した暁には“シーズン8”くらいの悦びを、“シーズン4”が実現した暁には“シーズン16”くらいの悦びを得られること必至ではないでしょうか…?

そんな皮算用は置いておいて、本作に関わっていただいたすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

<あらすじ>

東京・赤羽在住の漫画家・セイノは、「世の中は自分の知らない街ばかりだ」。

知らない街にはどんな光景が広がり、どんな人がいて、どんな物語がそこにあるのか。それを知らないまま死んでしまうのは「嫌だー!」と叫び、赤羽を飛び出す。

向かったのは、千葉県・南行徳駅。駅に降り立ったセイノだが、そこで遭遇したものは人気の街にあやかったり、なぜかフランスに乗っかったり、お好み焼き屋さんなのに沖縄料理が出てきたり…。ある意味とても個性的な人々と街の姿だった。

<番組概要>

『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』

放送日時:

3月6日(日)スタート!毎週日曜 25時25分~(全6回)

※最終回(4月10日)のみ25時35分~

出演:ムロツヨシ ほか

原作:清野とおる「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの」(大洋図書)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/zenzenshiranai/index.html

公式Twitter:https://twitter.com/zenzenshiranai2

公式Instagram:https://www.instagram.com/zenzenshiranai2