J-POPでもK-POPでもない、”JK-POP“として唯一無二のスタイルを貫く、ダンス&ボーカルユニット・ONE N’ ONLY。

メンバーはボーカルのTETTA、REI、EIKU、ラップ&ダンサーのHAYATO、KENSHIN、NAOYAの6人組。

現在、日本人の音楽アーティストグループとして、TikTokのフォロワー数は最多となる430 万人を超え、注目を集めています。

彼らが2月16日(水)に1st. EP「YOUNG BLOOD」をリリース。

リード曲の「YOUNG BLOOD」は、無限な可能性を信じて、勢いをなくさず前進する、強い気持ちをパワフルなアレンジに乗せた楽曲。ワイルドなアップナンバーでHIP HOPの要素を取り入れ、サウンド的にもワード的にも耳を打たれる一曲になっています。

フジテレビュー!!では、そんな彼らにインタビュー。「YOUNG BLOOD」の聴きどころ、また昨年TikTokで人気急上昇、勝負の年となる2022年の目標について聞きました。

<ONE N’ ONLY インタビュー>

——1st EPのリード曲「YOUNG BLOOD」はどのような曲に仕上がっていますか?

REI:ワンエン(ONE N’ ONLY)は、今までに強い曲をずっとやってきて、「YOUNG BLOOD」は、その強さを前面に出した曲です。その中でも、ただ強いだけではなく、高低差だったり、より繊細な技術と強さを盛り込んでいます。

「YOUNG BLOOD」は“若い騒ぐ血”という意味があり、勢いのある曲。2021年はTikTokなど海外の方からコメントをいただいたり、ワンエンに勢いがついてきたので、その勢いがさらに増すような、いい曲に仕上がっていると思います。

TETTA:「YOUNG BLOOD」は、最後のトラックが1番とは異なって、どんどん鼓動が高まっていくようなビートが刻まれています。この曲を1曲通して聴いても、飽きないというか、逆にもっと聴きたくなるようなサウンドになっています。

もともとは、最後のトラックも、1番と同じサウンドでやる予定だったんですけど、その部分にこだわって、最終的に(ビートが)振り付けにも生かされているので、クオリティの高い曲になっていると思います。

NAOYA:この曲は、本当に僕たちらしいというか、普段から強い楽曲が多いんですけど、デモをもらって初めて聴いたときに、久しぶりに“血が騒ぐ”感じがしました。

このアルバムを手にしてもらえれば、僕たちがやりたいことだったり、今の僕たちがこれから歩んでいきたい道だったりも伝わると思うので、そこを僕たちからのメッセージとして、受け取ってもらえたらいいなと思っています。

——聴きどころ、ポイントはありますか?

HAYATO:今回1st. EPなので、勝負の1枚というか、僕たちも気合の入った作品になっています。聴きどころとしては、僕のラップが、結構激しくて、特に1番のラップは、「その耳に撃ち込んでやるよ」という意気込みで歌っていたり、2番では「もう燃料無限大だよ」「リタイヤは頭にない」のような強いワードと強いサウンドで成り立っているところです。

僕たちも歌っていて強気になれる曲だし、これを聴いてみんながパワーをもらったり、「やる気が出てくるぜ!血が騒ぐ!」と思ってくれたら嬉しいです。

REI:今回の曲は、ボーカルでちょっと怪しげな雰囲気を醸し出す、息を抜いた歌い方から、急に強いラップの入りがあるので、その、いつもと違うところがポイントかなと思います。

EIKU:最初に聴いたときに「I’M SWAG」を思い出すような、「これ来たな。これワンエンだな」という感じがあって、刺激を受けました。曲自体は、すごくパワフルで、疾走感があって、尚且つ重みもあるところがすごく好きです。

僕はサビを歌っているんですけど、そこで過去一、声をがならせた感じで歌っているので、注目して欲しいです。必死に食らいついている感じを、皆さんにも伝えたいという思いで、今までの曲よりも、よりしゃがれた感じで歌ったのがポイントです。

KENSHIN:まさにワンエンといった攻撃性が強い楽曲で、「I’M SWAG」、「Dark Knight」に近い雰囲気の曲です。ワンエンを結成したときに「I’M SWAG」を披露したときより、いろんなことを経験して、成長して、吸収して、パワーアップした僕たちが「YOUNG BLOOD」リリースできるというのは、今のワンエンにしかできないことだ思います。

KENSHIN:今回のEPでは、パフォーマンス面で、一人ひとりがいろんなところに気をつけて、レコーディングをしています。昨年はTikTokで、ひとつ僕たちの武器ができたので、他のグループにはない魅力、J-POPでもK-POPでもない、”JK-POP“という新しいジャンルと突き詰めていける、そういった揺るぎない自信を出せていると思います。

初の試み!作詞への挑戦の裏側では…

——今回収録されている「STARLIGHT〜未来ノトビラ〜」では、初の作詞に挑戦されていますが、制作過程で印象に残っていることはありますか?

HAYATO:楽曲の製作段階から関わっていけたというのは、大きな思い入れがあって、最初はVENDORSさんという方々から、この楽曲提供をしてもらいました。

そこからデモが、英語で届いたんですけど、それを聞いて、自分たちが思った感想、湧いてきた感情のキーワードを出し合って、それらをかき集めて歌詞になりました。英語の符割りに日本語をはめていくという作業は、ボーカル3人が頑張ってやってくれて、結構こだわってます。

TETTA:一緒に作詞をした今泉圭姫子さんと電話で何回もやりとりして、「ここをもう少し変えて欲しい」というアドバイスをもらっては、歌い直して、また送ってを繰り返しやった感じです。結構こだわっていて、楽曲制作の難しさというのが、よく分かりました。

EIKU:パート分けも、自分たちで決めました。それぞれが歌いたいところであったり、その人にあったパートであったり、ボーカルチームは、ブースを借りて、一人ひとりが歌ってみて、「この人はここが合う」とか「この人にここを歌ってもらいたい」ということを話し合いながら、一から作っていきました。

——意見がぶつかることも?

TETTA:どちらかというと、向いている方向性が同じで、「みんなで協力していい曲を作ろう」という思いが強かったので、ぶつかることはなかったです。

REI:製作中は、結構悩みました。ずっと、試行錯誤をしていたような気がします。歌割りで「やっぱりちょっと違うかな」とか「俺的には、こっちの方がいいと思うけど」みたいな意見が出たり。実際に録ってみて「やっぱり合ってるね」というような繰り返しでできた楽曲です。

——製作にはどのくらいの期間がかかりましたか?

TETTA:結構かかったよね。

HAYATO:並行していろんなことをしていたというのもありますが、コロナ禍になり、オンラインライブしかできないという状況になって、「次に有観客でライブが出来たときに、みんなに何かを届けたい」ということで、作り始めました。自粛期間を経て、有観客になるまでの間、たっぷり時間をかけて作り上げたという感じがします。

「ONE N’ ONLYの名前をもっと多くの人に…」

——2022年がスタートして2ヵ月が経ちましたが、グループとして、個人として、今年の目標を教えてください!

REI:グループとしては、こういう状況下ですけど、落ち着いてきたら、まずは海外に行きたいです。個人としては、昨年舞台をやったので、ワンエンの活動と並行して、何かしら出演できたらなと思います。

KENSHIN:今、TikTokのフォロワー数が430万人なので、1000万という数字に変えたいですね。海外でライブもしたいですし、もちろん日本でも、もっと多くの人に知ってもらえるように、活動出来たらいいなと思います。

個人としては、昨年に演技の仕事をして、その中に楽しさがあって、アーティスト以外にも、そういった表現する仕事をやっていきたいなと思っています。

TETTA:僕も「TikTokのフォロワー数1000万人」、「海外に行く」という目標があります。個人的な部分では、バラエティ番組で、芸人さんと一緒にお話がしたいです。昨年、そういった機会があって、芸人さんの面白さというか、圧倒される、憧れる部分があったので、芸人さんと絡むお仕事がしたいです。また、「STARLIGHT〜未来ノトビラ〜」を機に、楽曲制作にも取り組んでみたいとも思っています。

EIKU:グループとしてはTikTokもありますけど、その中で流行りの曲を踊るだけではなく、自分たちの楽曲で何か広まってくれたらという目標があります。僕たちの楽曲をみんなが踊って、アップしてくれるみたいな。

個人としては、演技の仕事もやりたいですし、昨年「Video Chat」で振り付けをさせてもらって、僕の振りをメンバーが踊っているというのがすごく楽しくて、今年もワンエンの楽曲で、HAYATOと協力して振り付けできたらなと思います。あと、ライブでドラムを披露したいというのもあります!

NAOYA:グループとしては、TikTokで海外の方からコメントをいただいて、すごく嬉しいんですけど、やはり日本での知名度をもっと上げていきたいなという思いがあります。

個人としては、例えば、衣装のプロデュースだったり。そういった面で、僕ができる形で、グループに関わっていきたいという思いがあります。

HAYATO:ONE N’ ONLY 、今年さらに勢いを増して、もっと多くの人に広まって欲しいというのがあります。SNSでも一つひとつ広がったら、きっと大きな力になると思うので、日本と世界との両方のファンの方たちに、これからもついてきてもらえるように、頑張っていきたいです。

個人的には「STARLIGHT〜未来ノトビラ〜」をきっかけに、楽曲作りに参加したいという気持ちもあるし、昨年はEIKUとKENSHINとTETTAとNAOYAくんで、ドラマをやって、REIくんは舞台をやって、俺だけ何も演技の仕事をしてないので、ちょっと勉強して一個ぐらい仕事をもらいたいなと考えています(笑)。

新年早々、超テキトーなボイスメモを送り合う

——年始を振り返っていただき、2022年“初笑い”したことは何ですか?

HAYATO:初笑いってなんだろうね。

EIKU:くだらないことで常に笑ってるから(笑)。

KENSHIN:僕は、実家に帰って、親戚14人と集まったときに、僕の仕事の話題になって、「こんなに集まってるならみんなで踊ろうよ」ということで、親戚みんなで踊って「Video Chat」を撮るというのをやったんです。振り入れをしたら、すぐに覚えてくれて、あまりにも完成度が高すぎて笑っちゃいました。

HAYATO:すごいね!おばあちゃんとかも踊るの?

KENSHIN:そう!おじいちゃんも、おばあちゃんも踊って、さすがにすごいなと驚きました。

EIKU:その動画をグループLINEに送ってきてくれたよね!

KENSHIN:親戚がこんなに踊れるんだという発見がありましたね(笑)。

HAYATO:年越しの瞬間は、みんな実家に帰ったりしていたので、グループで一緒にはいなかったんですけど、年越しした後に、グループLINEでみんなでボイスメモを送り合ってたよね。

EIKU:送ってたわ(笑)。

HAYATO:そのボイスメモのテキトーさがすごくて、「あけおめ〜」って超テキトーなボイスメモを送り合っていました。それが、今年1番最初に笑ったことかもしれないです。みんな気の抜けた感じで、俺ららしいなって思いました。

休みが続いて、会っていないときでも、グループLINEが動いてたりするので、新年早々「ワンエンって仲良いな〜」って思いました。なかなか他のグループには、ないんじゃないかな。

REI:僕は誕生日だったので、インスタライブをやったんです。そしたら、メンバーみんながコラボしてくれて、そのときにEIKUとHAYATOが新年早々、ボケツッコミかましていて、それに笑いました。それが初笑いですね。

EIKU:いつものお決まりのくだりがあるんですよ(笑)。

HAYATO:みんな笑ってたもんね。それじゃない!?初笑い。新年早々、インスタライブやってるグループってなかなかないよね。

NAOYA:僕は東京なので、帰省がないんですけど、みんな地元に帰っていて、REIも地元の静岡に帰っていたんですけど、帰ってきたら地元に染まっていて、遠州弁でしゃべり方が変わっていたのが面白かったです。

HAYATO:1週間くらいしかいなかったのに、すごかったよね。

REI:周りが「〜だら」ってしゃべるんですよ。遠州弁に結構染まって、HAYATOも静岡で近いはずだけど。

HAYATO:でも俺、静岡でも東京よりなんで、そんなに方言強くないから。

REI:嘘!?本当に?

HAYATO:わざとなのかなと思うくらい「〜だら」って言っていて。

REI:すぐに直りましたから!

TETTA:イントネーションとかも結構違うよね(笑)。

HAYATO:誰?って思うくらい変わってた。若干、地域の差があって、俺そこまで強くないから、めちゃくちゃ違和感を感じて笑った。

EIKU:年明けに、みんなブログを出していたんですけど、HAYATOがお雑煮をあげていて、僕も対抗してお雑煮出したんです。そしたら、REIくんもそれに対抗してお雑煮あげていて、投稿がみんなお雑煮だから、そこでクスッと笑っちゃいました。

REI:EIKUのやつをみて、すぐに「俺もお雑煮を出そう!」と思って。

HAYATO:連鎖してたね、お雑煮が(笑)。

TETTA:僕は、父親と栃木に車で行って、向かっている途中に、目の前に山があったんですよ。富士山があって…。

NAOYA:え、ヤバっ…(笑)。

TETTA:父親が「バカ言ってんじゃないよ!なんで栃木に、富士山があるんだよ」って言っていて。山に雪が積もっていて、それが富士山に見えて。目の前の山しか見ていなかったから、思わず「富士山だ!」って言っちゃったんです。でも、後から周りを見たら、みんな同じような山ばかりで…。

KENSHIN:富士山がいっぱいあったの?

TETTA:見渡す限り「富士山だ!」って。

EIKU:目の錯覚かなみたいな?(笑)。

TETTA:父親に、年始早々つっこまれたという話です。

KENSHIN:日本一高いんだよ、富士山は!

HAYATO:サイズ感とかでわかるでしょ。さすがに(笑)。

一同:はははは~!