12月14日(火)、消防団入団促進サポーター「和牛消防団任命式」が行われ、和牛(水田信二、川西賢志郎)、すゑひろがりず(南條庄助、三島達矢)、インディアンス(田渕章裕、きむ)、オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)が登壇した。
消防団入団の広報啓発活動として行われたこのイベント。消防団員の自己紹介で、田渕は「インディアンスのぴーちゃんです、よろしくお願いします!」、すゑひろがりずは「海老一染之助・染太郎でございます、おめでとうございます!」、畠中は「花*花です」と各々にボケ倒した。
全員が着用した衣装は、実際に八王子市消防団から借りてきたというもの。それについて水田は「今、八王子市消防団の方々は私服でやってますから」と説明し、笑いを誘った。
今回、和牛消防団が結成された背景には「消防団員の減少」があるという。これについて、川西から「若い団員を募り、2022年度には団員を倍にしてほしい」という目標が掲げられると、団員からは「倍!?」という驚きの声が上がる一方で、「倍でしょ!」(田渕)、「年々倍、倍でいこう!」(水田)と頼もしい声も。
任命式では、総務省大臣の田畑裕明氏が登壇。田畑氏が「皆さんこんにちは。総務省のぴーちゃんです」とイベント冒頭の田渕の挨拶にかぶせた。その様子に田渕は喜び、水田は(ホースを掲げる)火消しのポーズをとり、ボケの消火活動をした。
任命状を受け取ると、水田は「国民総消防団を目指して、水田と田畑さん2人で頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします」とユーモアを交え、意気込んだ。
とここで、入団募集のポスターが披露されることに。完成したのは、全国に掲示される、漫才風と映画「アルマゲドン」風のダイナミックなポスターの2種類。「アルマゲドン」風ポスターに「かっこいい!」の声が多く上がるなか、水田は「一応、こっち(漫才風)が1000枚、そっち(『アルマゲドン』風)は10枚」と和牛メインのポスターを推し、笑わせた。
イベント後半では、「和牛消防団抜き打ちテスト」を行うことに。「ケガをしたきむを担架で搬送する」という問題が出されると、田渕は「まずは、きむをケガさせます」とボケ、水田は「顔はやめときな」と乗っかるなど、見事なコンビネーションを見せ、盛り上げた。
2022年の360日くらいは促進活動
イベント終わりには、登壇者が記者からの質問に答えた。
改めて団長としての意気込みを求められると、水田は「お笑いやりながら、2022年の360日くらいは(促進)活動しようかなと思います」と意気込み、消防団員を増やすためには「映画やドラマで消防団をテーマにしたものを仕掛けていけばいいんじゃないかと思います」と人任せな回答。
川西から「(それだと)水田さんは何もできない」と指摘を受けると、水田は「僕は星に願いをかける。あとは、いろんなインタビュー等で言っていきます」と誓った。
続いて「こんな消防団員がいたら、こんな消防署だったら、消防団員が増えると思いますか?」という大喜利のような質問が全員に飛ぶと、「水着のお姉ちゃんとか…」(三島)、「同世代の男女が出会える、“出会いの場”消防団」(南條)、「外国人の方に入ってもらって消防署で語学を学べる」(川西)、「居酒屋等で使えるようなクーポンの配布」(水田)、「消防作業が終わった後にリラックスできるような温泉があればいいんじゃないでしょうか」(きむ)、「水と火にかけて『水曜日を愛し、火曜日を憎む』そんな消防団にしたい」(田渕)、「5年勤めたら、10年勤めたら、就職できるという企業への太いパイプがある消防団」(伊藤)と答えた。
最後の畠中が「僕は、消防署がお菓子でできてる」と回答すると、伊藤が「大トリすぎる!」とツッコミ、登壇者を笑わせた。