フジテレビの10月のドラマは、昨年7月に放送した深田恭子主演の『ルパンの娘』の続編の放送が決定した。(番組タイトルは、前作同様に『ルパンの娘』)。原作は2015年8月に発表され、各書店の文庫売上1位を獲得するなど、ロングセラーとなっている横関大の同名小説(講談社文庫刊)。なお、今作の主題歌は前作同様にサカナクションの『モス』。
前作の『ルパンの娘』は、代々泥棒一家“Lの一族”(Lは大泥棒・ルパンの頭文字)の娘・三雲華(みくも・はな/深田恭子)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(さくらば・かずま/瀬戸康史)との決して許されない恋愛を描いたラブコメディ。
深田、瀬戸の他にも、華の父・三雲尊(みくも・たける)に渡部篤郎、華の母・三雲悦子(みくも・えつこ)に小沢真珠、華の兄・三雲渉(みくも・わたる)に栗原類、華の祖母・三雲マツ(みくも・まつ)にどんぐり、華の祖父・三雲巌(みくも・いわお)に麿赤兒、和馬の祖父・桜庭和一(さくらば・わいち)に藤岡弘、、和馬の父・桜庭典和(さくらば・のりかず)に信太昌之、和馬の母・桜庭美佐子(さくらば・みさこ)にマルシア、華の幼なじみで世界を股にかける泥棒・円城寺輝(えんじょうじ・あきら)に大貫勇輔と豪華なキャストが集結し話題となった。この豪華キャストは10月も引き続き出演する。
前作で、運命的な出会いから恋に落ちたものの、泥棒一家“Lの一族”が全国指名手配されたため、愛し合いながらも永遠の別れを決意した華と和馬。しかし、(最終回で)尊の機転によって「Lの一族は死んだ」ことになり、遂に華と和馬は結ばれたのだった。10月スタートの『ルパンの娘』では、彼らのその後を描いていく。
<深田恭子 コメント>
「前作の終盤に、現場では“続編があったらいいですね”と話していましたので、それが現実となった驚きと喜び、そして何より皆さんと再会できるうれしさでいっぱいです。自分で言うのも何ですが、こんなに大好きなドラマに再び出演させていただけて本当に幸せです。お芝居はもちろんですけど、歌ったりするミュージカル調のシーンは、楽曲もステキだったので今回も楽しみです。今回は事実婚ではありますが結婚していますので、前回とは違った純愛の形をお届けできたらいいなと思っています。新たな要素もたくさん加わって、“Lの一族”が帰ってまいりますので、是非楽しみにしていて下さい」
<瀬戸康史 コメント>
「続編の話を聞き、個性豊かな共演者の方々とまたご一緒できると思うとワクワクします。そして、監督をはじめスタッフの皆さんとのチームワークも素晴らしかったですし、今までやったことのない本格的なアクションに生身で挑戦したり、踊ったり、歌ったり…。いろいろな意味で大好きな作品でしたし、役者人生でとても印象的な作品でした。その『ルパンの娘』が帰ってくる!!!興奮しないわけがないです!“真面目に思いっきりふざける“をテーマに、さらにパワーアップした『ルパンの娘』を皆さんに届けたいと思います」