11月9日(火)、「SUITS OF THE YEAR 2021(スーツ・オブ・ザ・イヤー)」授賞式が都内で開催され、TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏が【アート&カルチャー部門】を受賞。3人そろって出席し、喜びを語った。
TOKIOの受賞理由は以下。
「1994年からバンドとして走り続けてきたTOKIOは、その屋号を守りつつ、今年4月に新たなチャレンジとして株式会社TOKIOを始動。新設されたホームページでは、スーツに身を包み、“Do it ourselves(みんなで作ろう)”をキーワードに、長年携わってきた東北の復興支援活動だけでなく、日本のいいところを日本中に伝えるべく、町おこし、企業とタッグを組んでの社会貢献など、さまざまな形でのモノ作りを積極的に発信している」
そして、TOKIOは城島=ヒデアキサトウ、国分=LARDINI、松岡=BEAMSのスーツでビシッと決め、レッドカーペットを歩いてクールに登場。その腕にはそろいの腕時計がキラリと光っていた。
受賞の感想を求められた、株式会社TOKIO社長の城島は「このたびはこんな素敵な賞をいただきまして、誠にありがとうございます。本当に光栄でございます。これからも3人でますます頑張っていかなきゃと思っております」と、何度も甘噛みしながらあいさつ。
司会者が、「今日の城島さんの姿を見てどう思いますか?」と尋ねると、松岡が「素敵ですよ。大人な感じもしますし、社長としての風格も出てきたのではないかと思うんですけど、このスーツを着て、若干緊張しているんでしょう。噛みグセがとんでもないことになっています」と、“噛み噛み”だった城島のあいさつにツッコミを。
国分は「10代のころに出会った(城島)社長ですけども、当時は2着で7000円のスーツを買っていました。それが、今ではオーダー(メイド)で自分のサイズに合ったスーツを着ていて素敵」と城島のスーツ姿を絶賛した。
その後のトークショーにはTOKIOのほか、【ビジネス部門】【イノベーション部門】の各受賞者も参加。社長として大事にしていることを問われた城島は、「体が資本なので健康第一。3人ともアラフィフなので、健康に気を付けることを念頭に置いています」と答えた。
また、【スポーツ部門】を受賞した、東京オリンピック2020で銀メダルを獲得した、女子バスケットボール日本代表キャプテンの高田真希選手は、オンラインでトークショーに参加。
高田選手からTOKIOへ「チームの関係性を築いていく中で大切にしていることは?」という質問が出ると、国分が「僕たちTOKIOは、5人でやっているときから個性を尊重することを大事にしている。相手の個性をリスペクトすることで(TOKIOは)ここまで続いているのかな。続いているのかなと言って、3人になっちゃってるんですけど(苦笑)」と自虐的な発言をし、「形が変化しても、そこは変わらずこれからも大切にしていきたい」と話した。
さらに、今後のチャレンジに話がおよぶと、国分が「今まで僕らが経験したことをどうやって社会に恩返しできるかを考えていて、3人だけではできないことを他の企業と協業することで、新しい自分たちが見られるのではないか。この先、失敗するかもしれないですけど、楽しんでやることが大切だと思うので、今まで見たことのない景色を見ていきたい」と株式会社TOKIOとしての展望をのぞかせていた。