スマートフォン向けパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」(以下、パズドラ)のイメージキャラクター・二宮和也が出演する新テレビCM「パズドラ党/料亭にて」篇、「パズドラ党/党首討論」篇が11月9日(火)から全国でオンエアされる。

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このCMは、「パズドラでもっと明るい日本を」と、新政党“パズドラ党”を結成した二宮の姿を描くシリーズの最新作。パズドラ党の党首として見事当選を果たした二宮が、「パズドラ党/料亭にて」篇では、政界の“ドン”役を演じる竹中直人、「パズドラ党/党首討論」篇では有力政党の党首役を演じる南野陽子を相手に駆け引きを挑む。

二宮が魅せる!奇跡は起こるべくして起きた?

「パズドラ党/料亭にて」篇で、テーブルに風呂敷包みを置くシーンに臨んだ二宮は、タイミングや置き方など監督と簡単な打ち合わせのあと、カメラテストを兼ねたリハーサルを行うことに。

厳密な位置など決めないままの演技だったが、カメラマンが思い描いた理想の位置にピタリと止まり、監督は「完ぺきです!」と大絶賛。二宮は「本当?カメラが回っていればよかったのに…」と、本番ではなかったことを惜しむような表情を見せながらも、「これをやるために生まれてきたのかもしれない」とつぶやき、周囲の笑いを誘った。

エンターテイナーの血が騒ぐ竹中のいたずらに、二宮も思わずツッコミ

スタジオに入る段階からユニークなポーズで歩いたり、わざと軽いトーンでセリフを話したり、常に周囲を笑わせながらスタジオの空気を明るくしていた竹中。二宮が差し出した“贈り物”を受け取るシーンでは、ピカピカに磨き上げられた金塊に「指紋をつけてやる~」と手で触るしぐさを見せるなど、ベテラン俳優のイメージを覆すいたずらっぷりにスタッフが慌ててしまう。

二宮が演技をするシーンでは、自身のセリフがないにもかかわらず「僕も合いの手を入れましょうか(笑)?」とジョーク交じりに進言し、二宮が「撮影が終わらなくなっちゃうから…(笑)」とツッコミを入れる場面も見られた。

竹中が“あの”持ち芸を披露!まさかの展開にスタッフも歓喜

受け取った“贈り物”が、実は自分だけじゃなかった…と知った際のリアクションは、CMで一番の見せ場となることから、監督も竹中も納得できるシーンを撮るため全力投球での撮影が続く。

監督から「驚きながら笑う人」というオーダーがあると、竹中は何パターンもの演技で応え、その合間に、有名な持ち芸としても知られる「笑いながら怒る人」を披露すると、周囲のスタッフから「すごい!まさかアレが見られるとは…」という声が聞かれた。

二宮が南野にパズドラテクを伝授!

「パズドラ党/党首討論」篇で、パズドラに興味がなさそうな態度から一転、エキスパート級の技を披露するシーンに臨んだ南野は、パズドラ上級者の手つきを研究する中、二宮に対し「すっごく上手なの~?」と声を掛けてレクチャーを依頼。

二宮は「そんなことないですよ」と謙遜しながらも、国内トップクラスともいえる技術と経験を生かしながら「僕ならこんな感じでやりますね」と、理想的なフォームを南野に伝授していた。

パズドラトークに花が咲く中、南野は「本格的にやり始めたらハマりそう…」と笑顔を見せながら10コンボを成功させるシーンの撮影に挑戦。二宮のコーチのおかげで、スムーズにOKテイクとなった。

撮影の合間のトークで3人の意外な共通点が明らかに!

二宮と竹中が、お互いの共通点である「左利き」についてトークを弾ませていると、そこに加わった南野も左利きであることが明らかに。偶然にも全員が左利きと分かったことから「左利きあるある」で盛り上がった 3 人は、書道の授業やハサミの使い方など幼少期の思い出にさかのぼりながら待機時間のトークをエンジョイ。同じ境遇の“仲間”と出会えたことで安堵(あんど)の笑顔を見せていた。

<二宮和也・竹中直人・南野陽子 コメント>

──二宮さんはパズドラ党党首、竹中さんは大物政治家として、共演された感想をお聞かせください。

二宮:率直にうれしいですね。ドラマもそうだし映画もそうだし、バラエティもそうだし…ついにはCMまで!共演させていただくとは思ってもみなかったので、うれしかったです。

竹中:私もとてもうれしかったですよ。だって、(二宮はかつて)息子の役を演じてくださった方ですからね。なんかお父さんになったような気持ちにもなるし…ちょっと和んじゃいましたね、撮影現場で(笑)。最高な時間でした!また芝居を一緒にやりたいなって、さっきも話しました。

二宮:CMという短い時間ですが、撮影していくうちに「また共演したいね」って話しました。昔から流れている空気感があるので、懐かしかったという気持ちが大きかったです。

──南野さんは政党の党首を演じますが、これから撮影に臨む意気込みを教えてください。

南野:どんな党首になるのかな…って、まだドキドキしているんですけど。二宮さんをどのように威圧するのか、逆に押され気味になるのか…ちゃんと戦いたいと思ってますけどね。衣装はちょっと“昭和感”がありますけど…張り切ってます(笑)。

──大先輩である竹中さん、南野さんとCMで初共演すると聞いたとき、二宮さんはどんな気持ちでしたか?

二宮:うれしいですし…誤解されるかもしれないけど、やっぱり楽チンですよ、先輩たちがいてくれて。ついていくだけですから。「なるほど、なるほど」って現場でついていけるのはありがたいですね。「やった~!ラッキー!」みたいな感じが強かったですね(笑)。

──二宮さんと南野さんはCM以外を含めても初共演ということですが、お互いの印象をお聞かせください。

二宮:“初”…ですよね?

南野:本当に長くやってるんですけど、なかなか(共演する機会が)なくて…。(二宮の姿を見て)「あ、本物だ!」って思いました(笑)。

二宮:いえいえ、待って!それはこっちのセリフです、完全に(笑)。

南野:本当に楽しみにしてきたので、今からの撮影にとってもワクワクしてるんですけど、(二宮は)この(インタビューの)コメントも“隙がない”と思いました(笑)。

二宮:いや、ドキドキしてましたよ。(南野を)ずっとテレビで見ていたっていうこともそうですし、変わらない印象なんですよ、まったく。“アイドルの大先輩”な感じがしてますね。ビジュアルも変わらないし、マインドというか気持ちも変わらずに、常に新鮮な印象なので。今日お仕事をさせていただくというの
が、ドキドキしてました。

──竹中さんは約20年前にも二宮さんと共演していましたが、その頃と現在の雰囲気は違いますか?

竹中:全然変わってないなぁ。段階別にお会いしているので、ニノの歴史を年を重ねるごとに見させてもらって、直接感じさせてもらっているので。全然変わってないですよ。ちょっと乱暴じゃなくなっちゃったのが切ないですけど(笑)。

二宮:“大人になった”ってことですよね?

竹中:オヤジ、何やってんだよ!とか、よく言われてたんで(笑)。大人になっちゃって、ちょっと寂しいけど…全然変わってないな。親子関係を演じたのは、とても豊かな時間でした。他人とは思えないですね。

──竹中さんと南野さんはパズドラCMの出演オファーを受けて、とても前向きだったとうかがいました。

竹中:パズドラという、ある種の作品だと考えて、ニノとコラボできて、そして南野さんとコラボできる。とても楽しみでしたね。それも数々の映画を送り出してきたこの撮影所でCM撮影ができるというのは、映画的な興奮も感じましたし、(料亭の)セットも見事でした。どんな作品になるのか楽しみです。

南野:今までのパズドラのCMもすごく見てきたし、外に出れば若い方もスーツを着た方もパズドラをプレイしているのを見てきたので、「私も参加させてもらえるの?」となったら前向きな気持ちになりました。