9月11日(金)23時より放送の『全力!脱力タイムズ』のゲストは、女優の立花恵理と、お笑い芸人の濱家隆一(かまいたち)。

オープニングでは、立花が“最近気になっているニュース”について語り出すと、いきなりメーンキャスターのアリタ哲平から、濱家にあるミッションが…。

濱家は、冷や汗をかきながら、アリタの期待に応えようと奮闘する。

特集のテーマは、「2020年度上半期のヒット商品を総ざらい」。9月半ばを迎え、2020年度も上半期が間もなく終了。この半年の間に、新型コロナウイルスの影響によって国民の需要も大きく変化した。そこで番組では、実際にどんなモノが流行ったのかを振り返っていくことに。

しかし、スタジオはいつもと違い、張り詰めた雰囲気…。今週はフジテレビのコンプライアンス強化週間とあって、コンプライアンス委員会がスタジオの片隅で収録の様子に目を光らせているのだ。

アリタはまず、ボードを使って今年度上半期のヒット商品を解説し始めるが、コンプラ委員会はボードの内容を一字一句チェックし、間違いを指摘。収録中にもかかわらず、イヤーモニター越しに訂正を求めてくる。

するとアリタは濱家に助け舟を求め、「もし間違いがあったら、うまくツッコミを入れて、番組のミスを“笑い”に変えてほしい」と要請する。

かくして、コンプラ委員会の細かすぎる指摘に対し、的確なツッコミで応えていく濱家。だが、予想をはるかに上回る展開の数々に、しだいに窮地に追い込まれていく。さらに、2020年度下半期ブレイク必至の芸能人がスタジオに登場すると、濱家は思わぬ失態を冒してしまい…!?

<立花恵理 コメント>

――バラエティ番組への出演は今回が初めてだそうですね。

そうなんです。周りのみんなからは「初バラエティが『脱力タイムズ』なんて珍しいね」って言われました(笑)。

――これまで、視聴者として『脱力タイムズ』を見たことは?

もちろん、よく拝見しています。全体がコントみたいになっていて、すごく面白いですよね。でも実は、初めて見たときはよくわからなかったんです。「みなさん、何やってるんだろう?」って(笑)。

――出演のオファーを受けたときは、さぞかし驚いたのでは?

もうびっくりでしたね。まさか自分に“芸人さんたちと一緒に面白いことをやる”というお仕事の依頼が来るなんて思ってもいなかったので…。うれしいけど大丈夫かな、みたいな感じでした。

――収録を終えて、今の心境は?

めちゃくちゃ緊張したけど、すっごく楽しかったです!バラエティの現場自体が初めてなので、ドキドキしてスタジオに入ったんですけど、とても穏やかな雰囲気だったのが意外でしたね。おかげで安心して取り組むことができました。

――本番中、特に印象に残っている場面は?

濱家さんとにらみ合うくだりは、演じていて楽しかったです。私はもちろん緊張していたんですけど、濱家さんがうまく対応してくださったので、きっと面白いシーンに仕上がっていると思います(笑)。

――笑いをこらえるのは大変でしたか?

収録の前、メイクさんやスタイリストさんとお話ししているときに、「この番組のゲストは、笑うのをガマンするのが上手な人と、そうでもない人にはっきり分かれる」とお聞きして。だから私も、「そうでもない」と思われないように頑張りました(笑)。

具体的には、笑いをガマンするというより、“しらけた人”を演じてみようと思ったんですよね。「え~?この人、何か言ってるな~」みたいな(笑)、常に低いテンションでいるよう心掛けました。

――では、今日の反省点を挙げるとすれば?

“しらけた人”になっていたから仕方がないのかもしれませんけど(笑)、台本に書かれていないようなことも、もっと積極的に言えたらよかったかなって。アドリブで面白く言い返せる感度や瞬発力がまだまだ足りないんだと思います。

――有田さんの印象は?

芸人さんと仕事をご一緒する機会がほとんどないので、お会いする前は、「どんな雰囲気の方なのかな」とか、「ピリッとしてる方だったらどうしよう」とか(笑)、少し不安だったんですけど、実際は、とてもやさしくて、気さくに受け答えをしてくださる方で。安心感がありましたね。初バラエティが有田さんの番組でよかったです。

――では最後に、今回の『脱力タイムズ』の見どころを教えてください。

やっぱり一番面白いのは、濱家さんの追い込まれっぷりだと思います(笑)。そんな中で、私も…ちゃんとできているかどうかは別として…真面目な顔をして濱家さんを追い詰めるキャラに徹しているので、濱家さんと私の“温度差”も、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。