いよいよ2020-2021シーズンを迎える、フィギュアスケート。
今シーズンは、 FODにて、フィギュアスケート各地方の「ブロック大会」全6大会、「東日本選手権」「西日本選手権」、さらに「全日本ノービス選手権」、「全日本ジュニア選手権」を、LIVE配信することが決定している。
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国内では、12月に行われる 「全日本フィギュアスケート選手権」（以下、「全日本選手権」） に向けて熾烈（しれつ）な戦いが繰り広げられる。
9月末から始まる「各ブロック大会」を勝ち上がり、さらに「東日本選手権」「西日本選手権」を勝ち抜いて、ようやく「全日本選手権」の舞台に立てるのだ。
フィギュアスケート女子全日本選手権への道のり
各ブロック大会に先がけ、フジテレビのフィギュアスケート・スピードスケート・ショートトラック総合サイト「フジスケ」では、この夏大阪で行われた全日本シニア強化合宿に参加した選手たちのインタビュー動画を公開。
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合宿には、今シーズン、シニアデビューする鍵山優真選手、佐藤駿選手、昨シーズンの休養を経て、復活を期す三原舞依選手や坂本花織選手などが参加した。フジテレビュー!!でも、その内容を紹介する。
第1回目は、「2020 中部フィギュアスケート選手権大会」（「中部選手権」／ 9月25日（金）～27日（日））にエントリーしている、新田谷凜（にたや・りん）選手のインタビュー。
＜新田谷凜 インタビュー＞
――合宿に参加して感じることは？
シニア合宿に参加させていただくのが初めてなので、緊張はあったのですけど、いつもの練習と変わらず、特に表現の練習などは、3年ぶりくらいに受けたので、吸収していい合宿にしたいと思っています。
――この合宿で取り組みたいことは？
合宿でしかプログラムチェックがないので、ジャッジの方から見た今の自分のプログラムがどれくらいの仕上がりなのか。スピンのレベルチェックをしていただける機会もめったにないので、そういう部分を重要視しています。
――強化指定選手に選ばれましたが？
2年前の「全日本（選手権）」のときに、1回強化選手を外れてしまって。そのときは、強化選手に戻ること自体「もう難しいかな」と思っていたので、また戻ってこられたことは、純粋にすごくうれしいです。
――練習できなかった期間は？また練習を再開したのはいつですか？
緊急事態宣言が出ている間、1ヵ月半くらいの間はまったく氷に乗っていませんでした。でも、昨年末に骨折をして、2ヵ月半くらい休んでいて。今は家でトレーニングもできますし、そのときに比べたら、割と早く元の状態に戻せたかなと思います。
――自粛期間中はどんなトレーニングを？
家でできることなので、限られているんですけど、昨年シーズン中にやっていたトレーニングを、今の時期からやっておこうと思って、早めに始めました。
――自粛期間中、スケートに対する気持ちに変化はありましたか？
骨折したときに「現役続行」を決めたのですが…。骨折をしたあと、氷に乗ったときは「元の状態に戻せるかな？」、そのあとすぐにコロナの影響で練習ができなくなって。多少不安はあったんですけど、滑れたときに、飛べないなりに一人で練習するのもすごく楽しくできていたので。「ああ、やっぱりスケートが好きなんだな」と、改めて思いました。
――今シーズンのプログラムについて教えてください。
ショートプログラムは、昨年と同じ「レッド・ヴァイオリン」という曲で、フリーは「ブラック・スワン」。両方とも、樋口美穂子（ひぐち・みほこ）先生が振り付けをやってくださいました。
――どんなプログラムになりそうですか？
ショートは、昨年から継続なんですが、曲は同じでも「雰囲気を全く変えたい」という気持ちがあるので、振り付けもところどころ変えていただいたりして「昨年とは違うな」と思っていただけるようにやっています。
フリーは、バレエ曲。自分がやりたいと思った曲のジャンルなので、難しい動き、やったことのない動きがたくさん入っているのですが、しっかり演技に出せていけたらなと思います。
――新たに取り組んでいることは？
昨年は、シーズン後半に3回転3回転を入れるという構成に変えたんですけど、今年はシーズンの初めから、フリーの後半に3回転3回転を入れるという構成に変えています。
ほか、現役続行を決めた理由、昨シーズンの「全日本選手権」を振り返って、北京五輪プレシーズンとなる今季への意気込みなどを語っている。
インタビュー動画はこちらからチェック！
