嵐・二宮和也「浅田家！」で観客の前に初登壇！初日に感謝し「動き出したなという感覚がすごくある」 | めざましmedia

嵐の二宮和也が10月2日（金）、都内で開催された「浅田家！」初日舞台挨拶に登壇。コロナ禍により無観客のイベントが続いていた本作だが、今回のイベントは初めて観客の前での舞台挨拶に。また、全国47都道府県150館の劇場への生中継も実施され、二宮が「“動き出したな”という感覚がすごくあります」と笑顔を見せた。

本作は、父、母、兄、自分の4人家族を被写体に、“家族がなりたかったもの”“家族でやってみたいこと”をテーマに様々なシチュエーションでコスプレをして撮影し、ユニークな家族写真を世に送り出した写真家・浅田政志の2冊の写真集が原案。

「湯を沸かすほどの熱い愛」（2016年）でその年の映画賞を総なめにした中野量太監督が、実話に基づき、独自の目線でオリジナルストーリーとして映画化した。イベントには、黒木華、風吹ジュン、平田満、妻夫木聡、浅田、中野量太監督も登壇した。

主演の二宮をはじめとした7名のキャスト・スタッフ陣が壇上に現れると、会場に集まった約130名の観客から大きな拍手が沸き起こり、観客を前にしたキャスト陣も嬉しそうに場内を見渡した。

舞台挨拶の模様が全国150館の劇場に生中継されていることについて、二宮は「こうして初日を迎え、舞台挨拶ができて本当によかったです」と話し、初日を迎えたことについて感謝の思いを。

また、「僕らはレギュラー番組もやっていて、通常だったらお客さんに盛り上げてもらうところも、そういうことも無くなり、むしろそれが定着しつつある中で、こうして舞台挨拶ができて本当によかったです。全国の皆さんにこうやって登壇者が出てきて挨拶する姿をお見せすること自体が、久々なんじゃないかと思います。“動き出したな”という感覚がすごくあります」と率直な思いを口にした。

トークでは、試写での感想で「泣ける」という声が多く届いていることに触れ、“劇中でグッときたシーン”について、キャスト陣は各々印象に残っているシーンについて語りあう一幕も。キャスト陣が回答ひとつひとつに対し、深く頷き合いながら感想を述べた。

会見での登壇者のコメントを紹介する。

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＜二宮和也コメント＞

僕らはレギュラー番組もやっていて、通常だったらお客さんに盛り上げてもらうところも、そういうことも無くなり、むしろそれが定着しつつある中で、こうして舞台挨拶ができて本当によかったです。全国の皆さんにこうやって登壇者が出てきて挨拶する姿をお見せすること自体が久々なんじゃないかと思います。“動き出したな”という感覚がすごくあります。

お母さんに殴られるシーンが“浅田家”を一番象徴していて良いシーンだなと思います。一見普通の家族と逆転しているように見えるけど、でもそれが不思議とフィットしていて、あたたかさを感じるシーンで「浅田家らしいな」と思いました。久しぶりに舞台挨拶をやらせていただきましたが、今後もこういう形で映画の世界は戻ってくると信じています。みんなで同じものを観て共有するという行為が映画の価値を高めることだと再認識しました。

＜妻夫木聡コメント＞　

本日無事に初日を迎え、こうして皆さんの前に立てていることが本当にありがたいことだと実感しています。

（劇中の）少女が父親の写っている写真を探すシーンがグッときました。僕も最近アルバムを見返す機会がありましたが、父があまり写っていなくて、理由は映画と同じだと思うのですが、そこで父親の愛情にはじめて気づくことができました。二宮さんは本当に人たらしで、人との間に壁を作らず、常に自由に羽ばたいているような人なので、一緒にいるとこちらまで感情豊かになりました。