9月8日(水)、松嶋菜々子とMattが起用されたフードデリバリーサービス 「Uber Eats」 の新テレビCM が全国でオンエアを開始された。
このCM「サイドカー」篇 と「メイクアップ」篇は、撮影スタジオで夜遅くまでかかる作業や2人一緒での帰り道といったシーンを通して、Uber Eatsが深夜まで注文に対応していること、外からの注文で待ち時間なく、好きなものを好きな時間に楽しめることを伝える。
「サイドカー」篇では 、松嶋がハードボイルドな衣装でバイクに乗って登場。サイドカーでUber Eatsの注文をするMattをクールに送り届ける。
「メイクアップ」篇では Mattが、松嶋に「Matt化メイク」を施す場面も。インタビューで「僕の顔が2つになっていて(笑) 。お姉さんという感じでした」とMattが語ったその出来栄えに注目だ。
初めてバイクに跨るMattの姿に松嶋が絶賛
「サイドカー」篇の撮影前、撮影で使用するサイドカー付きのバイクを下見する松嶋とMatt。「サイドカーって初めて見ました 」というMattに、松嶋も「最近、なかなか見ないですよね、かっこいい」と応え、2人とも撮影が始まる前からバイクに興味津々の様子。
Mattに促された松嶋は、過去に中型バイクにも乗っていたこともあり、慣れた様子でバイクに跨ると「サイドカーがあると安定感がありますね 」と乗り心地を確認。
松嶋に続き、「バイク乗るの初めて~」と恐る恐るバイクに跨ったMattだったが、今回の衣装の雰囲気も相まって、 まるで普段から乗っているようにピッタリとマッチ。そんなMattの姿に松嶋は「 すごい似合ってますよ。そのままフィギュアで置いておきたい(笑 )」と、大絶賛した。
「メイクアップ」篇の打ち合わせでは、松嶋に対し「こんなメイク普段しないのに、申し訳ないです」と「Matt化メイク 」をすることを緊張しているMattでだったが、対する松嶋は「メイクで別人になれるのが楽しみ」と笑顔。
撮影が進み、松嶋の「Matt化メイク」が出来上がると、Mattをはじめ、撮影スタッフからもそのメイクの完成度の高さに、思わず驚きの声が上がったという。監修したMattに松嶋のメイクを見た感想を聞くと「僕の顔が2つあるお姉さんという感じでした 」とご本人も納得の出来だったよう。
「女優さんの顔にメイクするなんて…」と終始緊張していたMattをよそに、「全く予想していなかったことにチャレンジできて、とても 嬉しかったです(笑 )」と 、 初のMatt化を最初から最後まで楽しんだ松嶋。「私ってわかってもらえるといいな 」 と松嶋が心配するほどの出来栄えとなった。
<松嶋菜々子&Matt コメント>
――初めての共演を終えての感想は?
Matt:普段緊張しない性格なのですが、松嶋さんと共演となると本当に緊張してしまって。どうなるのかな、と。お会いしたらすごく優しくて、気さくにお話してくださったので、安心して撮影することができました。ここまでビッグな女優さんと普段なかなか共演する機会がないので(笑)。
番宣とかで女優さん、俳優さんと会う機会があるのですが、松嶋さんとは初めましてでしたので今回すごく緊張しました。「緊張しなくていいよ~ 」とか「リラックスして」など声をかけられたりお話のなかで美容など色々なお話ができた時に、少しずつ距離を縮められたのかな、と思います。
松嶋:一番始めの撮影で、やることと、セリフがあったので、また体勢などの指示も受けていたので同時にやることは大変なことなのですよね。でも(Mattは)いろいろと質問をしたり、リハーサルやりたいです、 であったりをちゃんと仰っていたので、すごく肝が据わっているといいますか、しっかりやられてて、頼もしいなと思いました。
Matt:嬉しいです。お芝居は本当に初めてで、それも不安だったのですがそこもサポートしていただいて、引っ張っていってくださった感じがして。
あとは、お芝居を目の前で見れるということも、とても感動しました。ドラマなどすごく見ていたので、少し長いセリフなどがあると、こんなに長いセリフを言えるんだとそこに感動してしまうことがあります。
僕だったら2行ぐらいしか覚えられない(笑)。あとはニュアンスを監督がちょっとひと言、言っただけで、全然違うお芝居になるというのは見ててすごいな、と思っていて。
これだけ自分のなかにレパートリーがあって、キャラクターがあって、できるんだな、とすごく感動しました。
松嶋:私もすごく緊張していたんですよ。Uber Eatsという世界観にどうやってハマっていけばいいのか、それを監督との指示で、探り探りやっていたので。ドラマと違って何度でも撮影できるので、やりながら、 指示を受けながら演技をしようと、楽しんでやろうと思っていました。
なによりもMattさんが、最初のカットで私の顔に筆でメイクを塗らなくてはいけない、ということが私が他の俳優さんにメイクをするのにも、すごい緊張するのに、失敗はいけないとか。
私ももし、演技で(人を)叩かなきゃいけないとかある時は、すごい緊張するんですよ。手を触るとか。なので、このシーンから撮ることは酷だろうな、と思いました。
――松嶋さんにメイクをした感想は?
Matt:本当に恐れ多くて。よくバラエティ番組で芸人さんとかにメイクをする機会があるのですが、芸人さんはスキンケアとか普段やってなくて、今日だけキレイにしてください、というパターンが多いのですが、ここまでおキレイで、そこに僕のメイクをするというのが本当に緊張してこの企画をやらない方がいいのではないかと、思って(笑)。
こんなことをしていいのかなと。あとは、このCMが放映されたときに、どのようなフィードバックがあるか、本当に恐ろしかったのですが。でも、メイクして衣装を着て、鏡を一緒に見た時に、あっ意外とハマったと言いますか、僕の顔が2つになっていて(笑)。お姉さんという感じでした。すごい面白かったですね。
松嶋:最初、カラコンまで入れたので。あまりカラコンをいれての仕事はないので、楽しんで別人になろうと 。楽しんでメイクテストなどもしていました。最初はやはり、 やったことがないのでビックリしたのですが、本当にセリフにあったように見慣れてくると、だんだんナチュラルに感じるようになってきてしまって(笑)。
今回、メイクをMattさんがこのようにします、とご指導の下にやっていただいたのですがウィークポイントを本当にカバーするようなテクニックなのですね。考え抜かれているな、とすごく感心しました。
――CMのようなメイクは初めてでしたか?
松嶋:初めてです。
Matt:そうですよね 笑 。僕も見たことないです。松嶋さんの濃いメイクというのを。
松嶋:本当に楽しかったです。やはり、別人になるということがワクワクすることなので。なかなかチャレンジする機会が少なくなってくるんですよね。年を重ねていくと。今回、こういったお話をいただけて、全く予想していなかったことにチャレンジすることができて、とても嬉しかったです。