大泉洋が劉備玄徳役で主演を務める、映画「新解釈・三國志」(12月11日公開)の主題歌を福山雅治が担当することが決定し、最新予告映像が解禁された。

福山が映画主題歌を担当するのは、劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」以来の2年ぶり。「カッコいい楽曲を!」とのオファーから新曲「革命」を書き下ろした。

本作は中国三国時代について書かれた歴史書「三國志」を、映画「銀魂」シリーズなどで、コメディ界屈指のヒットメーカーとして活躍している福田雄一監督がメガホンをとる歴史エンターテインメント作品。

大泉演じる劉備が属する「蜀」に、ムロツヨシ、橋本環奈、岩田剛典、橋本さとし、高橋努。「呉」に、賀来賢人、山本美月、岡田健史、矢本悠馬、半海一晃。「魏」に、小栗旬、磯村勇斗、阿部進之介。そして三國の面々以外にも、渡辺直美、山田孝之、城田優、佐藤二朗、さらには語り部役に西田敏行が出演する。

また、今回解禁された予告映像では、福山が歌う主題歌「革命」に合わせて、迫力満点のアクションシーンや豪華セットやロケーションが登場。

その中で、魏・蜀・呉をはじめとした各国が、群雄割拠の覇権争いを行うのかと思いきや、「負けるでしょうよ」とぼやく劉備と、戦で大切なことは、「ネバギバ☆」と答える、ゆる~い孔明の姿も…。福田監督が描く、まさに“新解釈な三國志”を垣間見ることが出来る映像となっている。

<福山雅治 コメント>

今作の主題歌の依頼をいただいたこと、大変光栄かつ熱い気持ちでお受けさせていただきました。台本を読ませていただいた「新解釈・三國志」は、その時代を懸命に生きる人間達の喜怒哀楽を、福田監督が人間愛の目線を持って、笑えて、かつ感動出来る作品へと昇華した一大エンタテインメント作品でした。

劉備をはじめ、どの登場人物も大義を掲げ、祖国のより良い未来を求めて中華を変えようとする革命家である、と。その時代は武将に限らず、市井の人々も武将
へと昇り詰めようと自分なりの「革命」を起こしていた人もいたでしょう。

それは、時代を超え現代を生きる我々にも、そして未来を生きる人々にも通ずるのかと。この歌はそんな〝自分革命′′の歌です。

「カッコいい楽曲を!」とのオファーをいただいたので、曲調はアップテンポのロックサウンド。歌詞では「さあ風となれ。私よ今、私に革命を起こせ。私だけが、私を変えられるのだと」と、三國志の世界観に触発され、いつになく熱い言葉が生まれてきました。

「新解釈・三國志」における「男達の熱い部分」を勝手ながら担当させていただいたと思っております。

<大泉洋 コメント>

まさか福山さんが主題歌をやられると聞いてびっくりしました。この映画は大人たちがお金をかけて好き勝手ふざけている作品なので、最後の最後で福山さんのめちゃめちゃカッコイイ歌が入ることで、作品が見事に締まって、すごくいい映画を観た気持ちになりました。

ただ、嬉しい反面、福山さんまでこの福田雄一ワールドに加わってよかったのか!という思いはあります。日本の最後の砦みたいなとこありますから!そこは福田さんにも手を出してほしくなかったなー。このおバカ過ぎる世界に我らが福山さんまで引きずり込んで欲しくなかった。

福山さんご本人からは、主題歌をやられるにあたり、直接お会いした際に「洋ちゃんの役かっこいいよ~」としきりに仰っていただき、非常に壮大で熱い映画だと思っていらっしゃるようなのですが、最後のクライマックス以外、劉備は95%くらいかっこ悪いはずなので、違う映画を観たんじゃないかと心配になっています。

お正月映画にふさわしい、大変豪華で、大変壮大で、そして、本当にばかばかしい映画となっております。福山さんのかっこいい主題歌と共に是非ご期待ください。

最新予告映像はこちら!

映画「新解釈・三國志」は2020年12月11日(金)全国東宝系で公開。

配給:東宝
©2020「新解釈・三國志」製作委員会

最新情報は、映画「新解釈・三國志」公式サイトまで。