川村エミコ「40代でやっておくべきこと」を先輩・大久保佳代子に質問！「カキ食べな！」の真意とは？ | めざましmedia

10月11日（日）、お笑いコンビ「たんぽぽ」の川村エミコが自身初のエッセイ集「わたしもかわいく生まれたかったな」（集英社）の刊行記念イベントを開催。ゲストに仲のいい先輩芸人、大久保佳代子を迎えて40代女子の恋愛、人付き合い、仕事の心構えなどを語った。

「わたしもかわいく生まれたかったな」は、川村自身の幼少期の思い出から、最近の恋愛事情までつづられたエッセイ集。「気にしい」なタイプ特有の生きづらさや悩みについてや、幸せでもない、不幸でもない、だけどかけがえのない数々の記憶が詰まっている。

オンライン、オフライン同時に開催されたこの日のイベント。会場に拍手で迎えられた川村は、「あ～拍手していただいて…よーお！パンッ！って、締めちゃいましたけど（笑）」と、登場早々に一本締めをして、さっそく笑いを誘った。

そして、「今日はお忙しいのに、ありがとうございます」と、ゲストである大久保を呼び込む。「お仕事だから来ましたよ（笑）。今日ね、運動量が上がる靴を買ったから、『これ、本当に効果あるのかな？』と思って、30分くらい歩いてきました」と、大久保がプチ情報を挟みつつ、トークイベントがスタートした。

この日のテーマは、「わたしたち、これで合ってる？　40代女子の答えあわせ」。昨年12月に40歳を迎えた川村は、現在、恋愛に関して焦りもあって積極的に動いているといい、話題のほとんどが40代の恋愛についてとなった。

まずは、恋愛の理想と現実について。

川村：理想の男性とかって、40代になると変わってくるんですかね？今は、疲れて「イーッ」となった時に「よしよし、大丈夫」としてくれる…ムツゴロウさんみたいな人がいいなと思っていて。

大久保：自分のことを棚に上げて言うけど…それ、おこがましくない（笑）？あんな人がいいとか、こんな人がいいとか。

川村：でも、恋愛ってエゴじゃないですか。

大久保：エゴだと思ってるから私たちダメなんだよ！…でも、条件と言われたら挙げちゃうか。

川村：今、大久保さんはどんな人がタイプなんですか？

大久保：こんなこと言うとアレだけど、最近性欲がおさまってきたの（笑）。私、人を見下しがちだから、尊敬できる部分がないとダメかな。あとは、一緒にいて邪魔にならない人。

こんな理想を言っているけど、この前ロケで餃子のスペシャリストという人に会ったのね。その人、めちゃくちゃ顔がタイプだった！ロケをしながらも「もし、この人とこのあと、ご飯とか行くことになったら…」とか考えちゃって。

川村：トキメキ良いですね！

…と、40代を超えて、現実を見た上での理想を持ちつつ、それでもトキメキがなくなることはないというエピソードを語った。

そして、恋愛に関し、今「とにかく積極的に、人に会いに行っています」という川村。人から紹介してもらう機会も大事にしているそうで、「『紹介してください』って言うと、あまり紹介してもらえない。でも、『誰かいたら結婚したいと思ってるんだけど…いい人がいたらいいな』というようなことを言うと、紹介してもらえるんです！」と、ポイントを熱弁。大久保も「そのほうが、切実さが伝わるのかな」と納得の表情を見せた。

今年49歳になった大久保に対し、川村が「40代でやっておいたほうがいいことってあります？」と素朴な疑問をぶつける場面も。

大久保：家族がほしいと思ってるでしょ？

川村：ほしい気持ちと、「あー、無理かもな」というところもあって。

大久保：そうやってぼんやり考えていると、ぼんやりしたまま過ぎると思うよ。

川村：やっぱり、そうですよね！？

大久保：私が今、悔やんでいるのは…40歳くらいで、ちゃんと将来を考えられる人と一緒にいられたら良かったなっていうこと。もっと（恋愛に）向き合っておけば良かったのかなって、悔やまれる。