11月6日(金)23時より放送の『全力!脱力タイムズ』のゲストは、伊藤沙莉と、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)。

オープニングでは、ナダルの大ファンの伊藤が、ナダルのギャグをもとに考案したというリズムゲーム「イっちゃってる・イっちゃってないゲーム」を、出演者全員で実践してみることに。

ナダルが答える側になり、「焼肉屋さん」→「イっちゃってない!」、「居酒屋」→「イっちゃってない!」と、テンポよく答えていくのだが…。ナダルは早くも窮地に追い込まれ、冷や汗をかき始める。

特集のテーマは、「ニッポンの現代社会で問われる“教える力”」。新型コロナウイルスの影響で、急速に普及しつつあるリモートワーク。

通勤や残業の時間削減、生産性の向上といったメリットが注目されがちだが、その一方で今、リモートでの人材育成に難しさを感じる企業が増えているという。

そこで今回は、教育のプロでもある番組解説員の齋藤孝が、リモートでも人材を育てることのできる“教える力”を徹底解説。

“教える力”を身につけるには「子どもに難しいことを解説する」ことが有効なトレーニングになる、という齋藤の提案により、伊藤とナダルが、小学校の授業さながらに、教室に集まった子どもたちと対面し、彼らの質問に答えていく。

まずは、「どうすれば夢はかなうの?」という質問に、伊藤が答えることに。自身の体験談を交えてわかりやすく、そしてやさしく、夢を持つことの大切さを子どもたちに説いて聞かせる伊藤の“教える力”に、齋藤をはじめ、出演者一同は感心しきり。

続いて、「オリンピックは本当にあるの?」との質問に答えるべく、ナダルが教室へ。しかし、やたらとオリンピック事情に詳しい子どもたちの質問攻めにあい、半ば逆ギレ状態のナダル。

この惨状を見かねたメーンキャスターのアリタ哲平は、齋藤が「合格」と認めるまで授業を続けるよう、ハッパを掛けるが…。

かくして、ナダル先生の“地獄の授業”が幕を開ける――。

<伊藤沙莉 コメント>

――『全力!脱力タイムズ』には2回目の出演となりますが、今回の収録はいかがでしたか?

前回の方が、笑いをこらえてた気がしますね。今回はもう面白すぎて、ほぼ普通に笑ってましたから(笑)。ただただ、楽しませていただきました。「イっちゃってる・イっちゃってないゲーム」も、シンプルに楽しかったです(笑)。

――そんな中、伊藤さんの“授業”は感動的でした。有田さんも「ちょっと泣きそうになった」と話していましたが?

いやいや、そんな…ただ私としては、ひとつだけ意識したことがあって。実はあのとき、カンペを用意していただいてたんですけど、それは絶対に見ないようにしたんですよ。謎のプライドで(笑)。

でも途中、言葉をひねり出そうとするあまり、ひとりの女の子をジーっと見つめちゃう瞬間があって、その子が少しおびえたような顔をしていて…。それは申し訳なかったなと反省しています(笑)。やっぱり、子どもに語りかけるのって難しいんだなと改めて思いましたね。

――今回共演したナダルさんの印象は?

今回初めてお会いしましたが、私、ナダルさんって…もっとヤバい人だと思ってたんですよ(笑)。あいさつをしても、かわいくてスタイルのいい女優さんじゃないと、目も合わせてくれないんじゃないかな、とか(笑)。

でも、実際はものすごく腰の低い方で。本番前、わざわざ私の楽屋まであいさつに来てくださったので、「え~!?」ってなりました。「いい人だったんだ!」って。

テレビから受けるイメージって怖いなって、つくづく思いましたね(笑)。

――いい意味で、だいぶ印象が変わったわけですね。

そうです、そうです。ただ、テンパると、暴言を吐いちゃったり、ウソをついちゃったりするところも本当だったんだって(笑)。

だからきっと、追い詰めなければ、いい人なんだろうなって思います(笑)。

――では、有田さんの印象は?

今回、3、4年ぶりにご一緒させていただいたんですけど、ずっと印象は変わらないですね。くりぃむしちゅーさんは、お二人ともそうなんですけど、やさしくて、懐が深い感じがするんです。

かといって、過保護な感じでもないし。バラエティの現場で何かを振るときも、「何となくで返してくれればいいよ」みたいな雰囲気で振ってくださるので、安心感があるんですよね。

――最後に、今回の『全力!脱力タイムズ』の見どころを教えてください。

今回はとにかく、「これぞナダル」という回になっていると思います。“ナダルさん劇場”ですね(笑)。

あと、私がこんなことを言うのも申し訳ないんですけど、意外と今回は“作品”になってるんじゃないかと思うんです。笑って、泣いて…って、別に泣くところはないけど(笑)、人間の深~い部分が見られる回になっていると思うので、ぜひご覧いただきたいです。