11月14日(土)から放送となる、寺田心が出演中のブックオフの新CMに、木村多江が新キャストとして加わることとなった。

寺田が出演する同CMは、2019年に放送を開始しさまざまなシリーズを展開。寺田がブックオフの店員に扮し涙で訴えかけるなど、名演技を披露し話題だが、新CMでは、そんな寺田の前に、木村多江が立ちはだかり、演技派女優の真骨頂を見せつける。

現場の全員が引き込まれた木村多江の“恐怖”と“狂気“の怪演!

今回のCMでは、ブックオフの店員役の寺田が、木村演じる女性の自宅を訪ね「本を売ってください!」と涙ながらに力説。

しかし、女性は「その芝居じゃ、同情は買えないわ」と冷静にダメ出し。そして、こうすればいい、とばかりに立ち上がり、「ブックオフに~」「本を~」「売ってくださ~い!」と、最後には自身の髪をかきむしるかのような鬼気迫る演技をして見せる。

その迫力に、普通の子どもなら泣き出しそうなものだが、天才子役でもある寺田は、それを「うん!うん!」と言いながらメモを取る…というオチだ。

撮影中、「ブックオフに、本を、売ってくださ~い!」と叫ぶシーンでは、木村は役に入り込むあまり涙を流すことも。その迫力に、間近で見ていたスタッフからは、「すごい…」と驚嘆の声がもれたという。

一方の寺田は、練習してきたセリフを何度も現場でも繰り返し、本番でもミスなく演技。さらに、涙を流すシーンでは、自身の感情をコントロールしながらなのか、自在に涙を流す。それを見た木村が思わず「すごい、勉強になります」ともらすほどの演技を見せた。

<寺田心&木村多江 コメント>

――CM では初共演とのことですが、お互いについて、それぞれの演技の印象を教えください。

寺田:とある番組で声を担当されていてなんか優しい声で素敵だなって思っていました。なのでドキドキというかワクワクしていました。

木村:以前、心くんのドキュメンタリーのナレーションをやらせていただいたのですが、その時にいろんなことをちゃんと深く考えているんだなと思いました。今日も本当に子どもとしては見れなくて、役者として同じ土俵に立っているという感覚でやらせていただきました。

――寺田さんは今回の CM で木村さんのどんなところが勉強になりましたか

寺田:勉強させていただきました。(木村の様になるには)時間がかかるので頑張ります!

木村:あんまり私の方向に向かうと「心くんどこへ向かうんだ?」と言われちゃうから、忘れた方がいいと思います(笑)。

――木村さんは昨年話題になったブックオフの CM をどのようにご覧になりましたか?

木村:とにかくかわいらしい心くんが一生懸命に演じ、みんなを惹きつける魅力でブックオフさんに貢献していて。12 歳の子役といっても大人のような感じがあって単純にすごいなと思って見ていました。今日またさらにすごいなと思っていました。

――普段、子役の方には言わないような厳しいセリフもありました。

木村:ちょっと快感なところもありますよね(笑)。普段思っていないですが、一生懸命にやっている子に対して冷ややかにするって日常ではできないのでちょっと快感で面白かったです。

――寺田さんは言われて何か感じましたか?


寺田:本当に頑張らないとな、と思いました。なんか言われると「そうですね!頑張ります!」と思っていました。

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