30代後半に差し掛かった関ジャニ∞が、あらゆるモノやコトを追求し、楽しみ、“イカしたオトナ”を目指す本気バラエティ『関ジャニ∞クロニクルF』。
11月16日(月)は、「日本の国民食、ラーメンでバラエティする。」後編が放送された。
ADの登竜門“箸上げ”に挑戦!丸山にミラクルが起きる?
テレビ番組やCMで見かける、美味しそうな料理のアップ映像。シズル感を演出するには、斜め45度から撮影する、照明は逆光で当てる、対角線構図で撮るなど“ブツ撮りのプロ”の技が効果的。
さらに、料理の底上げや湯気の追加、麺を上げる“箸上げ”も欠かせない。実はこの箸上げ、ADの登竜門とも言われ、手が震えてはいけないためとても難しい。
そこで関ジャニ∞メンバーも30秒の箸上げに挑戦!村上信五は、他番組で箸上げの経験があると自信を見せるが、始めから手の震えが止まらず、笑って大揺れしてしまう。それでも、「俺のこの震えは、かなり許容範囲やなってわかるよ」とその難しさを訴えた。
続いては、手先が器用な安田章大。箸先に付いた小ネギが目立ち、メンバーから「邪魔やな」とツッコミが入るが、ほぼ震えがなく美しい箸上げに成功。終わると安田は疲れた表情で「ずっと息を止めてたんで」と意外な裏技を使ったと明かし、箸上げにも真摯に向き合う姿を見せた。
丸山隆平は、マンガ「つるピカハゲ丸」のハゲ田ハゲ丸の顔真似でカメラ前に登場。麺を多めに上げたその手は、ブレずに安定しておりなかなか上手。ところが、麺の近くに虫が飛んでくるハプニングが起き、これにはメンバーも「やっぱマル持ってるなぁ」と引きの強さに感心した。
一通り終えたところで、前の収録でラーメンをお腹いっぱい食べた村上が、苦しそうな様子で「ちゃふ〜」と息を吐く。横山裕が「ちゃふ〜」が昔から気になっていると言うと、村上は「俺の中のマナーモード。昔はゲフーってゲップしてて、大倉(忠義)に『みっともないで』って(言われて)。音出えへんようにして『ちゃふ』が生まれた」と明かすと、横山は大笑い。
さらに「村上さんて、何口目でも一口目みたいなリアクションする」と続けると、丸山も安田も「するする」とうなずく。「10口目くらいのビールでも『っあ〜!』って」と笑いながら言う横山だが、村上本人も心当たりがあるそうで…「ヤスにもカラオケで同じこと言われた。『信ちゃん、同じ曲4回歌ってんのに、1回目みたいに歌う』って」とエピソードを披露して笑わせた。横山の「人生楽しんでんねやな」というコメントに、村上は「意識してないから、常に新鮮やねん」と明るく答えた。
「タイガーアッパーカット」ついに披露!?ラーメンをかけた戦い
焼き鳥屋さんなのに、お寿司屋さんなのに、喫茶店なのにラーメンが名物という“なのにラーメン”。ラーメン消費量日本一の山形県にある老舗「水車生そば」の人気メニュー「鳥中華」も、超人気“なのにラーメン”。そばつゆの和風スープに、中太ちぢれ麺、鶏肉、天かすが入った逸品だ。
今回は、このラーメンがスタジオに用意されているが、食べられるのは1人だけ。そこで一杯の「鳥中華」をかけて、「ストリートファイターII」対決を開催!この番組では、丸山がことあるごとにキャラクター、サガットの必殺技「タイガーアッパーカット」の声真似をしている、お馴染みのゲームだ。
まずは、横山vs丸山。まるで家のようにくつろぐ2人。キャラクターは、横山はブランカ、丸山はもちろんサガットを選択していざスタート。互角の戦いだったが、丸山は肝心のタイガーアッパーカットを繰り出せず、僅差で横山の勝利。丸山が「1時間前に来て練習したのに」と悔しそうにつぶやくと、横山は「お前ずっこ(ずるい)!」とツッコんで笑いを誘った。
お次は、村上vs安田。村上はベガ、安田はエドモンド本田を選び対戦開始。プレイするのは「20年ぶり」という村上も健闘するが、ここは安田の勝利。
そして決勝戦は、横山vs安田。横山はリュウ、安田はダルシムで挑む。序盤は安田が攻めるが、横山も負けじと波動拳を出して攻防戦が繰り広げられる。すると、形勢逆転した横山が一気に安田を追い詰め、見事圧勝!丸山が「YOU WIN PERFECT!プルルル…」と対戦後のBGMまで再現して笑いを誘った。
満を持して「鳥中華」をいただく横山。スープを一口飲むと「めちゃくちゃ美味い」と目を丸くし、「奥深さがある。天かすが効いてる」「味わったことない。他では食べられへん」と熱心に感想を伝えるが…3人とも横山そっちのけでゲームに夢中。
横山が「普通にゲームにハマるのやめて」と声をかけると、かろうじて安田が感想を聞くもすぐ戻り、村上と丸山はタイガーアッパーカットを繰り出して楽しそうにゲームを続けた。
最後は、国民食だからこそ生まれる“ほっこりラーメン話”を聞いて癒されることに。「12年ぶりに娘と再会したラーメン店主」「年老いた母と懐かしのラーメンを食べる息子」など、ネット上に投稿されたラーメンエピソードから、自身の親を思い浮かべて切ない表情を浮かべる面々。
そして村上から寄せられた、ほっこりラーメン話も紹介される。「マルが20歳の誕生日を迎え、お金が無いながらもお祝いにバーで一緒に飲み、ベロベロに酔っ払いながら締めのラーメンへ」「喜んだマルはラーメンを二玉ぺろりと完食」「お店を出た後、マルは…お酒もラーメンも全部戻した」とほっこりからオチのあるエピソードにスタジオは大爆笑。
丸山は若干恥ずかしそうだが、当時は「(ビールの)気泡がとんこつの臭さと相まって、(喉の)メーターがごめん!ってなってブワッて出ちゃった」と懐かしそうに振り返った。
すると横山も、村上とのラーメン話があるそうで…ジャニーズJr.時代、初めて村上家に泊まる際、駅前のラーメン店に村上と村上の父と入ったという。食べ終わって会計のときに、「お父さんが『あれ?お金持ってきてへんわ』って言い出して。(お父さんが)『信五、お金持ってるか?出しといてくれ』って言ったら、村上さんも『あれ?俺、お金持ってへんで』。2人で顔を見合わせて、そっと俺の方見て『ごちそうさまです!』って」と暴露し、スタジオは笑いに包まれた。当の村上は「当時17歳」と言いながら、ちょっと気まずそうな顔で横山の話に耳を傾けていた。
次回、11月23日(月)の『関ジャニ∞クロニクルF』は、「動画でバラエティする。」が放送される。丸山ディレクターが、AD横山とともに取材・撮影・編集に挑戦し、プロモーション動画作りの新ステージへ!安田も「すご〜い!」と歓声をあげる、その仕上がりはいかに!?