女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
11月20日(金)の放送では、「離婚後の子育て…再婚したらどうなる?」「呼び方めぐるモヤモヤ」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、西山茉希、婦人公論前編集長の三木哲男が意見を交わした。
「離婚後の子育て…再婚したらどうなる?」のテーマでまず紹介されたのは、10月放送の「共同養育」の議論を受けて寄せられた、視聴者のエピソードの数々だ。
「元夫が子供との面会日に、子供と別行動を取っていた」(50歳女性)、「元夫が子供との面会日をドタキャンしてきた」(45歳女性)というエピソードでは、千秋も西山も「面会日に何をするかはこちらが口を出すことではないが、子供を傷つけるようなことをしたら許さない」とバッサリ。
また、「父と結婚式で写真を撮りたかったが、母から『いいとこ取りをされるみたいで嫌だ』と言われて諦めた」というエピソードでは、西山も三木も「苦労したお母さんの気持ちもわかる」と母に寄り添った。
「共同養育中の元夫から再婚を視野に入れていると連絡が。娘にはどう説明するべき?」という30代女性のお悩みでは、千秋は「父子の問題だから、父親が自分で説明する。そして母親は元夫の選択を肯定する。それが共同養育!」と言い切った。
「再婚したとしても、元夫と子供は今まで通りの関係でいてほしい」というスタンスの西山だが、「そうは言っても、実際は思っている以上に難しそう」と苦笑。竹山は「子供の幸せが一番だし、再婚相手にも自覚が必要」と言い添えた。
「息子が離婚してからも孫に会っていたのだが、元嫁の再婚後は孫に会えなくなってしまった」という70代女性のエピソードも。西山は「再婚したとしても、義父母と変わらない関係でいたいけれど…」と希望を口にしたが、千秋は「再婚相手の親も関わる問題だから」と難しさを指摘した。
「子供のいる女性と結婚。子が実父と会って楽しそうなのを見ると、複雑な気持ちになる」という40代男性のエピソードでは、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で「複雑な気持ちを理解できるか」と問いかけた。
西山が「複雑な気持ちになるのが普通なのでは?」と言う通り、投票の結果は「理解できる=88%」「理解できない=12%」となった。
千秋は、「再婚相手を子供の新しいお父さんと思うか、自分の新しいパートナーと位置づけるかで全然違う。自分は(再婚相手が)無理にお父さんになる必要はないと思っているし、娘が結婚式の時にお父さんありがとうと手紙を書いてくれたらいいなーくらいの気持ち」と赤裸々に語った。
ほか、「再婚相手との間にできた息子が、元夫との子どもを本当の姉だと思って慕っている。どのタイミングで血がつながっていないことを話すべきか?」という30代女性のお悩みに対しては、「理解できる年齢になってからでOK」とスタジオ一同の意見が一致。
竹山は「子供のほうから質問してきたら、きちんと話を聞いて、説明してあげればいい」と一同の意見をまとめ、三木も「子供が聞きたい時が話す時」と同意した。
番組公式SNSには、「離婚後も父親と定期的に会っていたから寂しいと思うことはなかった」「会えなくて寂しかったけれど、顔には出せなかった」「父親が嫌いだから会いたいとは思わない」など、親の離婚を経験した子供側の意見が続々到着。
また、「離婚をしても親は親」「親に会うか会わないかを決めるのは、子供の権利」などのアドバイスも多数届き、「まさに離婚を考えているので、考えさせられる」という投稿も見られた。
ほか、「呼び方をめぐるモヤモヤ」では、あだ名を禁止する校則を作った学校の話題について、そんな校則に賛成か反対か、「せきらら投票」を実施。
三木は「あだ名をきっかけにしたイジメが多い」と校則ができた背景を解説したが、竹山は「大人が禁止することではないのでは?」と意見を述べ、投票も「賛成=34%」「反対=66%」という結果になった。