30代後半に差し掛かった関ジャニ∞が、あらゆるモノやコトを追求し、楽しみ、“イカしたオトナ”を目指す本気バラエティ『関ジャニ∞クロニクルF』。
11月23日(月)は、「誰でも出来る、動画編集でバラエティする。」が放送された。
丸山、タレントの域を超える編集力を見せる
以前の放送で、フワちゃん指導のもと動画編集に挑戦した丸山隆平。その楽しさに大ハマりした丸山が、コロナ禍で苦境にあえぐ飲食店、東京・神楽坂にある町中華「五芳斉」を応援するべく、プロモーション動画制作にチャレンジ。
横山裕ADと一緒に取材・撮影した映像を、編集ソフトを使ってプロモーション動画に仕立てていく丸山ディレクター(以下、D)。丸山Dが編集作業をする様子とともに、撮影現場のVTRが紹介された。
五芳斉は創業70年の人気店だが、コロナ禍の影響で売上が激減。撮影では、早速お店にお邪魔するというタイミングで、丸山Dが軽快にオナラを鳴らす。横山ADに「お前無茶苦茶やな」とツッコまれると、楽しそうにジャンピングオナラも披露して絶好調。
まずは、店舗外観の撮影から。丸山Dの「本番、シューッ!」という独特の掛け声で、カメラは看板のアップから徐々に引いてお店全体を映していく。
続いて、3代目店主・森下よし枝さんに取材。2代目店主としてお店を継いだご主人ともに、夫婦2人でお店を続けてきたが、ご主人が他界してから1人で切り盛りしてきたという。
じっと話を聞く横山ADに、「メモっといてもらわんと」と丸山Dから指示が飛ぶ。横山が、本物の番組ADが取れば、と返すと「(横山が)ほんまのADやし。シチュエーションコントとは全然違う」と丸山Dから釘を刺され、その本気度を受けてメモをとり始める。
しかし、スタジオでVTRを見ていた村上信五からは「全部ひらがなやん」と、走り書きメモにツッコミが。
さらに、常連客に協力を依頼してイメージカットを撮影することに。夢中で麺をすすり、思いっきり唐揚げを頬張る姿を編集作業で振り返り、「うまそう〜いい顔する!」と唸る丸山D。
「これだから編集マンは太んねんな」と職業病(?)に同情しながら、「ここいいね、この臨場感」とセレクトしたのは、熱い麺を食べて思わず鼻水を拭くリアルな常連客の姿。
次に森下さんが見せてくれたのは、創業時の店舗や夫婦の結婚当時の晴れ姿など、歴史を感じる写真の数々。編集では「オーバーラップ」といって、2枚の写真が重なり合いながら切り替わる加工を入れたり、テロップを入れたりするなど、こだわりを見せる丸山D。
オーバーラップの例として、安田章大と雰囲気が似ている落語家・桂小枝の写真が切り替わる映像が流れると、スタジオは大爆笑。横山が「オーバーラップした?ずっとヤスじゃん?」とツッコむと「オーバーラップした、した」と笑って反応する安田。
さらに取材を進めると、餃子などの点心類は1人では素早く提供できないためメニューから省いたとことが明らかに。すると横山ADが、お店の一番人気「ワンタンメン」から発想し、「焼きワンタンは?新商品として、おつまみとして」とナイスアシスト。
味に不安を抱く森下さんに「一回やってみましょう」と背中を押す。丸山Dも「何か新しい事を始める時は、必ずリスクと恐怖があるんですよ。それを乗り越えた時にこそ、五芳斉の道が拓ける」と力説。
2人の熱意を受けて、なんと森下さんが「焼きワンタン」を即席で調理!想像以上の味に「めっちゃ美味い」と頬張る横山AD。森下さんも「アリですね。本当に出しちゃお」とチャーミングな笑顔を見せた。
続いて厨房での調理シーンを撮影。トントン…と、森下さんが包丁で野菜を切る音が響く。「いいカットですね!いいよカメラさん!」(横山AD)、「いいです、いいです!」(丸山D)と盛り上げるが、番組スタッフから2人の声で包丁の音が聞こえないと指摘が。改めて編集作業でこの部分を振り返った丸山Dは、「うるさいな」と自虐してスタジオの笑いを誘った。
そして、横山ADが取材力を発揮。「僕も身内が亡くなった経験あるんですけど、葬儀とか急にやること多いから大変ですよね」と自身の経験を話していると、「私、それで心筋梗塞になっちゃった」と森下さんから驚きのエピソードが。「でも(夫から)まだ来るなど追い返されたのでは」と周囲から言われたと、当時の思いを語ってくれた。
ご主人とは「ほとんど喧嘩しないけど、仕事では喧嘩します」と懐かしそうな森下さん。喧嘩した時はご主人が、映画「Mr.Boo!」の粉まみれになるシーンのモノマネで仲直りをした、という話も飛び出した。
これに着想を得た丸山Dは、横山ADをご主人役にして喧嘩の再現映像を撮り、無事に撮影は終了。
編集、音付け、ナレーション…渾身のプロモーション動画にメンバー大絶賛!
丸山Dが引き続き編集すること3時間。ようやく映像部分が完成し、音付け作業へ。「ワンタンメンの所は臨場感出して、♪テンテテンテン…」と東京スカパラダイスオーケストラの「Paradise Has No Border」を付ける。
夫婦の歴史を描くブロックでは「最初は音が無くて、途中から入ってくる」と細部にまでこだわり、作業しながら「めっちゃいいやん!ちょっとグッときてるもん!」と思わず笑い出してしまうほどご満悦。編集開始から約4時間、ついにプロモーション動画が完成。
「『五芳斉』って素材もよかったね」と、森下さんの人柄に救われたと振り返る丸山D。番組スタッフが「素材もいっぱいありますし、五芳斉のお母さんも喜びますし…」と水を向けると、丸山Dは「おすし」とお約束のワードを発しニヤリ。プライベートで一般の方に「あ、おすしですね!」と声をかけられて「いやいや、単品ずしやめて」と返したと明かし、編集作業が終わってリラックスした表情を見せた。
ここまで撮影・取材&編集のVTRを見た安田は「ディレクターの顔になってた」とコメント。「力が入りまして」と返す丸山に、横山は「力が入ったから、あれだけオナラが出たってことですね」とやや呆れ顔。
ここで、横山ADと番組ADそれぞれの取材メモを比べてみることに。番組ADの的確で分かりやすいメモに対し、横山ADは自分でも「何書いてるか意味わからん」と言うほどの、みみず文字が並んでいた。
そして、ついに渾身のプロモーション動画を披露!ナレーションは丸山D自ら担当。温かみのある落ち着いた声でストーリーが展開される。
動画は順調に進むが、森下さん結婚時の写真をバックに、大きな斜めテロップ「亡き夫との強い愛」が入ると、その違和感に「急に事件性!」と笑いながらツッコむ面々。お店の歴史が情緒たっぷりに紹介され、最後は新メニュー焼きワンタンとともに五芳斉の明るい未来を願うナレーション、関ジャニ∞「Re:LIVE」のBGMで締めくくられた。
動画を見終えたメンバーは「おぉ〜すごい!」(安田)、「普通に見れたよ」(村上)、「マルのナレーション良かった」(横山)と拍手喝采で大絶賛!
安田は、丸山が「ドキュメンタリーを最近見てるわ」と話していたことを明かし、「そのタッチがまんま、マルらしさとして出てる」と賞賛。横山の取材力のおかげだと言う丸山は、横山に反省点はないかと聞かれると「ないっすね。100万点ですね!」と笑顔を見せた。
次回、11月30日(月)『関ジャニ∞クロニクルF』は、「リモートジャーニー」が放送される。インドの危ねぇお仕事で神業連発!村上と安田が「嘘や!嘘って言ってくれ!」と叫ぶ衝撃映像とは?
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