30代後半に差し掛かった関ジャニ∞が、あらゆるモノやコトを追求し、楽しみ、“イカしたオトナ”を目指す本気バラエティ『関ジャニ∞クロニクルF』。

11月30日(月)は「リモートジャーニー」と、「誰でも出来る、動画編集でバラエティする。」後編が放送された。

「嘘や!嘘って言ってくれ!」コブラレスキューの神業に村上&安田が驚嘆

オープニングトークで、今回の収録前に自宅でお尻日光浴を実践したと明かす村上信五。お尻日光浴とは、以前の放送で丸山隆平が検証した、肛門を太陽光に当てる健康法。驚いた安田章大が、今はまだ眠くないかと聞くと、村上は「ギンギンよ。スタジオ入るやつが眠なっとったらあかん!」とツッコんで笑いを誘った。

「リモートジャーニー」、今回の舞台はインド。インドでは毒蛇コブラが頻繁に民家に入り込んで“かくれんぼ”をしており、問題になっているという。そこで、電話一本で駆けつけてコブラを捕獲する専門スタッフ、コブラレスキューの実態に迫る。

現地から案内してくれるのは、コーディネーターのバルマさん。バイクで走りながら「今は捕獲の依頼電話待ち」だと説明するバルマさんに、若干の不安を感じる村上&安田。そしてコブラレスキュー20年のプロ、アショックさんが登場。

中継中に依頼の電話が来ることを祈り、村上が「電話かかってこないですか?」とバルマさんに尋ねると、ちょうど電話をとるアショックさん。あまりのタイミングの良さにヤラセを疑って笑う村上と安田だが、コブラとは関係ない電話だったよう。再び村上が尋ねると、またもグッドタイミングで電話がかかってスタジオは大爆笑(ただ、今回もコブラとは無関係)。バルマさんが「(依頼の)電話来るまでVTR見ましょう」と間をつなぎ、まるでコントのような展開にスタジオの2人は大笑い。

VTRでは、実際にコブラを捕獲する様子が。コブラを手掴みで捕まえ、蓋付きの小さなカゴに入れていく。ウネウネと動くコブラがレスキューの足に近づくと、「足イカれるって!危ない危ない!」と声をあげる村上と安田。しかしコブラはスルスルとカゴの中に入り、見事捕獲に成功。あまりの神業っぷりに、村上は「(ドラゴンボールの)魔封波のやり方と一緒」と思わず笑ってコメント。

他にもさまざまなVTRを見て、コブラレスキューの熟練技に驚く2人。そろそろ依頼電話が来ていないかバルマさんに尋ねると…またも絶妙なタイミングで電話がかかってくるが、やはりコブラとは無関係。

バルマさんが「今日は残念ですね」と告げると、村上も安田も大笑い。安田に至っては椅子から転げ落ちるほど。そして、村上の挨拶中にアショックさんが帰ろうとしたり、バルマさんが勝手に通訳をしたり、果てはアドリブでボケたり…最後までマイペースなインドの2人に振り回されつつも楽しそうな村上と安田だった。

村上の面白ナレーションに、横山恨み節「完全フリやん、俺!」

「誰でも出来る、動画編集でバラエティする。」後編では、前回、プロモーション動画制作においてナレーションを披露した丸山に続き、他のメンバーもナレーションに挑戦。『ザ・ノンフィクション』ならぬ『ザ・マルフィクション』として、丸山ディレクターの成長を追った映像に合わせて、ドキュメント風に原稿を読む。

まずは、横山裕。「はじめは、右クリックも左クリックもわからなかった。大切な仲間との絆が壊れそうにもなった…」。ソフトで温かみのある声と、緩急がありながら柔らかい話し方で読み上げる。これに村上は「めっちゃ丁寧」と褒め、丸山も「ちゃんと仕事をしている」とコメントするが、横山本人は「面白味が一つもない。なんかイヤ」と不服そう。真面目に仕事をする性格ゆえに、「バラエティとしてもナレーションとしてもどっちつかず」(丸山)に終わった。

続いては、村上。ナレーションの経験はあるものの「めちゃくちゃ手直しさせられて、嫌いやねん」と苦い顔を見せるが、朝ドラをイメージして挑んだという。

ハキハキとした声で読み始めるが、標準語の原稿を関西弁に言い換え、朝ドラ特有の感情たっぷりの話し方で進める村上。徐々に熱が入り、原稿では「気がつけば、高度な動画編集の虜に。知らなかった世界を…」とあるところを、「人の成長ちゅうもんは、気がついた時に、誰かが教えてくれるんやって、気づいたなぁ」と読み換え、最後は「得意料理はビーフストロガノフ」と関係ない情報まで盛り込み村上節が炸裂。

自由すぎるナレーションに、横山は声を上げて大笑い。「『(世界)ウルルン滞在記』にも寄ってる」とツッコんでスタジオの笑いを誘ったが、「完全フリやん、俺。普通に悔しいもん!」「真面目にしたやつが損するってこういうことやな」と、笑いで場を持って行った村上に恨み節も。

そして、当番組のナレーションも務める超一流ナレーター、服部潤さんが読み方のコツを教えてくれるVTRを見ることに。緩急や間をつける、言葉の抑揚を上から下へ流すといった工夫に興味津々の関ジャニ∞メンバー。「改めてナレーターの凄さを感じた」と語る横山に対し、村上は「俺は大体できてたな」と満足気。

最後は、丸山がことあるごとに発する言葉「おすし」の使い方をおさらい。まずは「取材上手いですし、AD向いてますし、おすし」のように3段活用する【基本ずし】。そして「おすし」を相手に言わせる【誘いずし】、皆で「おすし」を言い合う【すし放題】、「おすし」だけを相手に言い放つ【単品ずし(ダメずし)】、無理やり「おすし」を言わせる【むやみずし(ダメずし)】など、さまざまなパターンを丸山がレクチャー。

すると村上が「別の番組でゲストが『〜ですし』って言ったとき、ニヤってするのやめて」と丸山に注文。安田も「おすし」を聞くと、振り返って丸山を見てしまうと言う。丸山本人は、別番組で共演した、なにわ男子の藤原丈一郎が「〜ですし」を連発する“すしグセが悪い”タイプで、笑いをこらえるのに必死だったと明かして笑わせた。

村上が、ゲストが「〜ですし」と言って丸山を見たら、「『おすし』を握って(発動させて)くれのサインやと思う」と見極めポイントを整理すると、丸山は「全国展開したい。チェーン展開」と、おすし普及に意欲を見せて笑いを誘った。

次回、12月7日(月)『関ジャニ∞クロニクルF』は、「最強ジビエ。冬眠前の熊肉を喰らう」が放送される。ジビエの概念が変わる!?横山が「うんま!」と舌鼓を打つ、そのお味は?

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