『とんねるずのみなさんのおかげでした』内の人気コーナーだった「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」が、12月12日(土)21時より、土曜プレミアム『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』として放送される。

先日、行われた収録では、チョコレートプラネット・松尾や、山本高広、博多華丸、横澤夏子などの常連組あり、新人ありと新旧の幅広いメンバーが次々に“細かすぎて”ネタを披露。

ゲストの吉岡里帆が「好きすぎるとこうなるんですね(笑)」と爆笑するネタ、同じくゲストの中川大志が「その世界に連れていかれました」と、表現力を絶賛するネタ、「タイトルから作戦通りにきれいに決まった感じ」と感心するネタも登場し、設楽も「ホントその通り」と同意していた。

さらに、日村は「これを見つけたんだねー」と、“日常の細部”をチョイスしたネタを称賛。“伝わらない”といいながら、時代や世代、その世界を知らなくてもなぜか、“伝わる”ネタの数々が畳みかけられた。

おなじみのシリーズものか、全く新しい世界を構築するネタか、例年以上に激戦となった今回の“細かすぎて”。

すべてのネタ披露が終わると、吉岡は「近くで見るとまた違う感動がありました」とコメント。また、中川に「初恋に近い感覚」と言わせるネタも登場し、二人とも初めての“細かすぎて”生観戦に大満足の表情を見せていた。

収録後には、石橋貴明、設楽統、日村勇紀による取材会が開催された。

<石橋貴明&設楽統&日村勇紀 コメント>

――今回の収録はいかがでしたか?

石橋:やはりここ数年思うんですけど、初出場組は非常に強いなと。そのフレッシュなパワーっていうのが、今日も全面に出て、また新たなスターが出るんじゃないか、という感じがしました。

設楽:今回は、初出場組が多くて、最初から面白かったし、常連メンバーも面白くて、その新旧の切磋琢磨で面白くなった感じですね。

日村:あと、普段YouTubeとかSNSでモノマネを上げてる人もいっぱいいて、ゲストの中川さんとか吉岡さんがそれをすでに見てて「ファンです」というネタもあって、たぶん言われた芸人もすごくうれしかったと思いますよね。

――今大会のネタの傾向は?

設楽:日常のココ!っていうのを切り取った人が活躍した感じがありますよね。みんなこれだけいろいろやってきて、“あるあるネタ”も出尽くしてるような中で、「よくそこを持ってくるな」と感心しちゃいますよね。

石橋:そこがセンスでしょうね。

設楽:ですね。センスのある見せ方ですよね。あと、“昭和の”とか、“明治の”とか、たぶん本人たちも知らないであろう、みんなで空想する世界を共有するネタの人たちも、面白かったですね。中川くんは連れていかれてましたからね、そういう世界に(笑)。

日村:韓国ドラマだったり、今年流行ったものも出てきて、そういう今年を象徴するようなネタもありましたね。

――2020年を振り返っていかがですか?

石橋:私はとにかく、今年は戦力外通告を受けまして。

設楽:受けてはないですけどね(笑)。

石橋:YouTubeをやり、「貴さんは野球愛にあふれてる」とか、「喋りが上手い」とか言われたんですけど、俺、昔から野球好きだし、評価が一変したのに驚きました。

日村:僕は今年、朝ドラ(『エール』)の土曜日を“朝ドラおじさん”としてナビゲートさせてもらって、1話だけ出演もさせていただきました。それは大きかったですね。

設楽:今年はいろいろ大変だったんですけど、やっぱりテレビの収録がガラッと変わって、こういうアクリル板もおかれて、距離もあけるようになって、大変な部分はあって…。ちょっと聞き取りづらかったりするんですよね。

石橋:ちょっとずつテンポとか、ずれるよね。

設楽:そうなんですよね。あと、(距離を取るので)カメラが引くんですよね。そうすると、カンペが遠くなっちゃって、ごちゃごちゃした字が全然見えなくて。今日もちょっと見えづらくて、「俺、乱視入ってるのかな」と思いました(笑)。

――改めてテレビの現場の魅力は?

石橋:今日、久しぶりにフジテレビにお邪魔して、楽屋で津多屋ののり弁を食べまして(笑)。

日村:美味いんですよね(笑)。

石橋:YouTubeだと絶対出てこないので、食べたときに「久しぶりに帰ってきたな」と感じました。

――最後に、オンエアに向けて石橋さんからひと言お願いします。

石橋:今年もすごいスターがたくさん生まれると思います。ぜひとも、みなさん見ていただいて、また2021年このフジテレビでこの『細かすぎて』をやりたいと思います。そうすると来年、私がここでまたのり弁を食べる1年に1回の楽しみが(笑)。ぜひよろしくお願いします!