フジテレビで12月12日(土)より3週にわたって放送中の、新しい総合バラエティー番組『Do8(ドエイト)』。

12日の放送では、3時のヒロイン、ぺこぱ、四千頭身、久間田琳加のレギュラーメンバーに加え、志田未来がゲストとして登場しコントに初めて挑戦した。

志田が挑んだのは、3時のヒロイン・福田麻貴が扮する“小福田”監督作品のオーディションコント。志田が迫真の演技をするたびに、監督・スタッフたちが感激のあまり“しびれて”しまう(=体にビリビリが走る!)という設定だ。

まず“小福田組”のワンショット撮影からスタート。敏腕プロデューサーになりきるシュウペイは、カメラに向かって鋭い目線を送るが、スタッフは「目線いらない」とバッサリ。続く小福田監督は、どっしりと構える姿がどこか本家に似ていて、カメラに映るだけで笑いが起こっていた。

ゴルフ、ラーメン…志田未来のプライベート情報を知る“小福田監督”

そしていよいよ、マネージャー役の松陰寺太勇(ぺこぱ)に付き添われた志田が入室。「ゴルフの打ちっ放しに行っているんだって?」「ラーメンショップ、美味いですよね」と、小福田監督に自身のプライベート情報を明かされ、「どこ情報ですか?」と、笑ってしまう志田。

動揺しつつも「ラーメンショップは、父に車で連れて行ってもらうんですけど…」と自ら語り、松陰寺から「そういうのあまり自分から言わない方がいい」と慌てて止められる一幕も。

その後、志田が熱演を披露すると、Do8メンバーには容赦ないビリビリが。「志田さんの演技、しびれるわぁ…!」と、のたうち回る一同。やっと落ち着いたところで、志田は「私の演技、まだまだこんなものじゃないんです!」と、再挑戦を申し出るが、一同は「あとは動画をファイルで送ってください!」と拒否。

志田が半ば無理やりに演技を続けると、最終的には松陰寺までビリビリに巻き込まれ、志田以外の全員がビリビリに身をよじるカオスな展開に。カメラが止まっても起き上がれずにいたシュウペイは、股間を押さえながら涙目だった。

SNSでは志田のコント初挑戦での健闘っぷりを称えるコメントが。「志田未来ちゃん可愛い!」という言葉も並びつつ、「こちらもしびれました(笑)」と、その熱演に、視聴者までも引き込まれていたようだ。

場所を移し、3時のヒロイン・かなでが月9デビューを果たした『監察医 朝顔』とのコラボ企画の収録へと続く。収録前には、かなでと久間田がスマホで自撮りしあう、微笑ましい様子も見られた。

志田が「以前から3時のヒロインが好きで、アンケートにもそう書いたことがある」、「かわいいし、面白いし…」と語ると、カメラマンが「かわいい?」とぼそり。それを聞き逃さなかったメンバーたちは「カメラマンさんがそんなこと言うの、めずらしい!」と大笑いだった。

“女優”かなで登場「月9ドラマ以外は…」のびっくり発言!?

そこに「茶番はやめて!今の全部使われないから!」と、企画の主役となるかなでが登場。「あんたらみたいなバカな芸人の時間は終わり!これからは女優の時間!」と、意気揚々と“女優トーク”を展開する。

「3時のヒロインのドラマ担当は私、日曜劇場(TBS系『危険なヴィーナス』)に出ていますから」と、福田が対抗すると、かなでは吹き出しながら「日曜って(笑)!そんなの、聞いたことない。私からしたら、月9以外は全部深夜ドラマ」と衝撃発言を。

都築が「女優でやっていきたい人は、そんなこと絶対に言わない方がいい」となだめるも、矛を収めることはせず、「月9が富士山だとしたら、日9は高尾山」と持論を展開するかなでだった。

そんなかなでの演技の様子をVTRで確認することに。会社員役として割り当てられたのは、「え?」というセリフ一言のみだが、メイク中も真剣に台本を読み込むかなで。

監督から「肩の力を抜いて」とアドバイスを受け、いざ撮影がスタートするが、「何か違う…」とカットがかかる。監督から「『え?』ではなく、持ちネタの『アッハーン!』をやってみてほしい」とリクエストを受けたかなでは、「ぶち壊さないですかね?」と戸惑いつつも試してみることに。しかし全力の「アッハーン!」も虚しく、「ちょっとふざけすぎたね」と、NGとなってしまった。

その後も大きなおにぎりを食べたり、はげ頭のカツラを被ったりと、おふざけ混じりの要望に次々と応えていくかなでだったが、最終的には最もノーマルな、元々の「え?」が採用された。

VTRを見終えると、志田から「『え?』とか、一言だけって逆に難しいんですけど、素晴らしい演技でした」と絶賛されドヤ顔のかなでだが、その後、別のVTRが流されると、それまでの表情が一変することに。

そのVTRとは、同じく『監察医・朝顔』に、シュウペイが出演するワンシーンだった。かなでよりセリフも多く、長い尺で出演しているのに加え、主演の上野樹里や、時任三郎とも絡むシーンであることに気づいたかなでは絶叫。

「どういうこと!?」と驚くメンバーに、「まぁ、オファーきたんで」と、シュウペイ。するとかなでは「軽いんだよ!そんな志で演技しちゃダメなんだよ!」と激昂した。

「かなでは、シュウペイのバーターだったってことだよ。シュウペイにお礼言いなよ」と周りに諭され、「イヤだ!!」と叫ぶかなでだったが、最終的には観念したように、悶え苦しみながら「ありがとうございます…!」と絞り出すように口にした。

かなでを天から地へ堕とした今回のドッキリだったが、ファンにとってはどちらにせよおめでたい出来事。SNSでは「かなでちゃんもシュウペイさんも、月9出演おめでとう!」という温かいコメントが多く見られた。