最強バディ！大地真央＆松本まりか「続編ありますよね」「また会いましょう」涙と笑いのクランクアップコメント到着

日本でのクランクアップは昨年末。愛知県蒲郡市にある華麗な城郭風建築の外観を持つ、蒲郡クラシックホテルを舞台に撮影されました。

タイでの財閥騒動後、久しぶりに届いたいづみ（松本まりか）からの動画をハルコ（大地真央）たちがスマートフォンで見るというラストシーン。

ここまでの疲れがたまり、満身創痍の状態でラストシーンに臨むスタッフとキャスト陣。入念に段取り確認を進める大地さんは、いづみからの連絡の頻度はどのくらいなのか？など監督と細かいやりとりしながら演技を仕上げていきました。

そんななか、ハルコを悩ませた（？）のが、撮影小物として用意された岐阜県のお土産「下剋上鮎」。

鵜が鮎に食べられる！？という、思わず二度見してしまうほどインパクトのある焼き菓子なのですが、これが想像以上にかたいため、なかなか割れずに噛むことも難しい…。諸々、相談しつつあらかじめ割れやすくしたものを用意し、撮影をスタートすることに。

順調に進んでいた撮影でしたが、今度は思わぬところから新たな問題が。

上の階からなにやら走り回るような大きな騒音が聞こえてきたため、撮影を一旦ストップ。騒音の合間を縫って撮影をするものの、収まる気配は一向になく、さらにはカラオケまで始まってしまったよう。

スタッフが上の階の様子を確認しに行ったところ、どうやら結婚披露宴の余興をしているらしいとのこと。張り詰めた現場に、一瞬、微笑ましい空気が。ハプニングに見舞われたものの、その後なんとか最後のシーンを撮り終えたキャストとスタッフたち。

ここでクランクアップと思いきや、続いてスピンオフドラマ『大谷家の大騒動！in愛知・幸田町』（3月23日13時～東海テレビ）の撮影へ。

ドラマ『大谷家の大騒動』はハルコクリニックの事務長・大谷将（合田雅吏）が10年ぶりの有給休暇をとり、愛知県幸田町に家族旅行にやってくることで起きる騒動を描いたコメディ作品。

＜合田雅吏主演！大谷（合田）の家族愛が試される！？『最高のオバハン中島ハルコ』×愛知・幸田町のスピンオフドラマ制作＆放送＞

ハルコと若杉慎之介（蕨野友也）による最後のシーンでは、蕨野さんが遊び心のあるアドリブを入れるものの…OKとはならず現場に笑いが生まれるなど、終始和やかに撮影は進みました。

そして、ついにクランクアップ！

監督からキャストに労いの言葉とプレゼントが手渡されると、キャスト陣は大地さんを筆頭にこれまでの撮影を振り返り、感慨深げに挨拶。

その後、ドラマをバックアップしてくれたロケ地・愛知県蒲郡市から、つま菊の香りが印象的なクラフトビールと特産品のみかんジュースなどの差し入れが振る舞われました。

ビールを手に談笑する大地さんの周りには、大きな人の輪が生まれ、いつの間にか写真撮影会がスタート。スタッフの肩に気軽に手を回し、仲良く撮影する大地さんの姿に『最高のオバハン』シリーズが育んだ人と地域の温かい絆を感じました。

松本さんは、これまでの撮影を振り返り、感極まって自然と涙が。「今までの人生で、一番笑顔が絶えなかった4ヵ月でした。この現場に来ると、本当に自然と笑顔になれて、みなさんを本当に心の底から大好きでした。自由に演技させてくれた大地さんをはじめ、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。一点の曇りもなく、本当に楽しい現場でした」と、言葉に詰まりながらも感謝を述べ「また、みなさんと一緒に、この作品をやりたいと思っています！じゃあ、また会いましょう！」とハイテンションで締めくくると、大地さんと熱い抱擁を交わし、会場は大きな拍手に包まれました。

大きな拍手のなか、大地さんは涙ぐみながら「シリーズ3作目となると、スタッフもキャストも家族みたいな気持ちで臨むことができて、本当に幸せでした。私は、モニターチェックをしません。監督をはじめスタッフのみなさんを信じていますから。心からみなさんに感謝しております。本当にありがとうございました」と深く頭を下げた。そして最後に「また続編がありますよね？」と茶目っ気のあるコメントで、一同を笑顔に！