泉ピン子 盟友・西田敏行さんから影響を受けた“嘘をつかない”生き方「使うんじゃねえぞ、代役を。根性見せてやれ」

77年の人生で様々なピンチを乗り越えてきた泉ピン子さんに『ノンストップ！』が単独インタビュー！
芸能界デビューから現在に至るまでの波乱万丈な人生や、盟友・西田敏行さんとのエピソードなどを「ピン子節」で語ってくれました。

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2025年3月8日、77年の人生で様々なピンチを乗り越えてきた“ピン活”をまとめた自伝『終活やーめた。元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』の発売イベントに登場したピン子さん。

泉ピン子：
なんで米が高いの！備蓄米があるんなら早く出しなさいよ！

泉ピン子：
石破さんも（首相に）なりたかったんだからもうちょっと頑張って欲しいわ、悪いけど。私30年早かったら選挙出てるわ！

イベント会場では、泉ピン子さんの歯に衣着せぬ物言いが炸裂。
サイン本のお渡し会に訪れたファンに対しても、容赦ない毒舌がさく裂していました。

52歳になったという女性ファンに対して…

泉ピン子：
えっ？！老けてるわよ！もうちょっと若々しくしなさいよ！

女性ファン（52歳）：
アハハハハ（笑）

また昔見ていたピン子さんのドラマについて熱く語る男性には…

泉ピン子：
アンタとさぁ茶飲み友達じゃないんだから！

男性ファン：
ハハハハ…（笑）

と、ばっさりと切り捨てる場面も。

さらにイベント中だけでなく、『ノンストップ！』の取材陣が訪れた楽屋でも、“ピン子節”は健在でした。

スタッフ：
今日のこのお召し物は？

泉ピン子：
お召し物はね、これ衣装さんに作ってもらったの。
こうやってチャックで衣装に着替えられるように。これで（ステージに）出るわけないでしょ（笑）。金取れないこれじゃ。

スタッフ：
自宅からそれで今日来られた？

泉ピン子：
バカ言ってんじゃ…バカ言ってんじゃない！馬鹿者！自前はあそこに掛かってるだろ、ルイ・ヴィトンだよ！上下！

と、なかなか衣装や私服を見分けられないスタッフにも、容赦なく「喝」を入れていました。

泉ピン子さんは、18歳の時に漫談家としてデビュー。
長い下積み時代を経てワイドショーのリポーターとして人気が出ると、演技の世界に。
33歳でドラマ初主演を務めると、その後は連続テレビ小説「おしん」や大河ドラマに出演するなど、着々と活躍の場を広げていきました。

しかし、その一方で実はある葛藤があったと言います。
それは、一度聞いたら忘れられない、自身の芸名についてでした。

泉ピン子：
変よ！泉ピン子って変じゃない、だって。

スタッフ：
泉ピン子って名付けたのは？

泉ピン子：
父親。「泉に売れたためしなし」…そんなの書く？親が。
（父が）ピン子のピンはカタカナにした方がモダンだって言うの。平仮名だとちょっとダサい。で、年寄りから若い子までピンちゃんピンちゃんって言われた方がいいって。
「泉ピン子って変じゃない」って言ったら、「（そのうち）大河ドラマ出たっておかしくなくなる」って父親に言われて、そうかな？って思って……。
で、今見てると変じゃないもんね。（私が）変な名前のはしりかもしれない。名前っていうのは、後からついてくるんじゃないかしら、その人に。

そして、ピン子さんは自身の名前について、こう結論づけました。

泉ピン子：
それだけ（の存在）になっちゃったんじゃないの？

ワンアンドオンリーな個性で地位を築いた泉ピン子さん。
現在は熱海在住で悠々自適な生活を送る中、日々のテレビ番組のチェックは欠かせないそう。
そんなピン子さん、テレビに出演する側、そして視聴者側の両方の立場に立って、こう続けました。

泉ピン子：
テレビの向こう側にいる人が面白いと思ってくれますか？そのお客様は大事ですよ。それはやっぱり一番に考えます。

77年の人生で様々なピンチを乗り越えてきたピン子さん。
そんなピン子さんに、大切にしている言葉を聞きました。