
柴犬が“神演技”連発!ほのぼの散歩ドラマ『今日のさんぽんた』新谷ゆづみが犬との共演で感じた「心が通じた瞬間」
毎週金曜20時~FODで配信中/毎週土・日曜11時~フジテレビTWOドラマ・アニメ/毎週水曜24時25分~関東ローカル『今日のさんぽんた』
新谷ゆづみさんが、共演した柴犬との“ボケとツッコミ”の演技の裏側を明かしました。
FODにて配信中のドラマ『今日のさんぽんた』は、小学館『ゲッサン』連載中の田岡りきさんによる同作名のマンガを実写化した作品。
飼い主のりえ子と柴犬・ポン太は、今日も日課のお散歩へ。しかし、能天気でちょっと抜けているご主人様に、ポン太はいろいろと思うところがあるようで…。りえ子のボケに、ポン太が心の中でツッコむシュールなお散歩コメディが繰り広げられます。
散歩を通して描かれる日常に、クスッとしながらも懐かしく優しい気持ちにさせてくれる本作。飼い主のりえ子役は2014年に「ちゃおガール2014☆オーディション」で準グランプリ、成長期限定ユニット・さくら学院で活動し、卒業後は映画や舞台で活躍する新谷ゆづみさんが演じ、ポン太の声は、原作の大ファンだという安田顕さんが担当。ほのぼのとした空気感に、息の合ったかけ合いで笑いを添えます。
めざましmediaでは、りえ子を演じる新谷さんにインタビュー。柴犬との共演について、ドラマの見どころや撮影の裏側について聞きました。撮影には、ポン太役・のこも登場!キュートな写真とあわせてお楽しみください。
<新谷ゆづみ インタビュー>
――まずは、りえ子役に決定したときの感想から教えてください。
私は出身が和歌山県なのですが、原作の田岡先生も和歌山県のご出身だと聞いて、「こんなにご縁を感じる役ないな」と思いました。りえ子のキャラクターにも自分に近しいものを感じたので、すごくうれしかったです。
描かれる風景も自分が生まれ育った感じにとても近いなと思いました。原作を読んでいても、「この路地、見たことあるような気がする」と、地元にいる気持ちになれる漫画だなと。ますます、りえ子と通じ合えるような感じがしました。
――りえ子というキャラクターと重なる部分はありますか?
りえ子はすごく不思議で、独特の世界観を持っている女の子です。ひとつのことに対して、どんどん想像がふくらんでしまうようなところは、「自分とちょっと似ているかも」と思いながら演じていました。
――散歩中にポン太に話しかけてはいますが、ほぼ独り言に見えるシーンが続きます。
ずっと1人でしゃべっているので大変でした(笑)。後からポン太には安田さんの声があてられますが、撮影中は、しゃべりかけているのに返事が返ってこないので、ちょっと寂しかったですね。普段は独り言をそんなに言わないので、ずっと独り言を言いながら犬の散歩をするというのは、なかなか新鮮でした。
――実際に安田さんの声でポン太の心の声が語られる、完成版を見た感想は?
ポン太が心の中で言っていることが、ちゃんと伝わってきてうれしい気持ちになりました。あと、安田さんの声がとてもかわいくて!私の中では結構渋めな声を想像していましたが、完成版を見たらめちゃめちゃキュートなほっこりするような声でした。それが、のこちゃんのお芝居にぴったり合っていて、面白かったです。
――のこちゃんと「心が通じた」と思う瞬間はありましたか?
のこちゃんには、心が通じるのか、“神芝居”をするタイミングがあって。何も指示をしてないのに、向いてほしかった方向にバッチリ目線が合う瞬間が何回もありました。あと、神がかったタイミングで小屋に勝手に入っていったシーンでは、現場のみんなも大拍手でした。
慣れるために、散歩の練習もさせてもらいました。普通に散歩するだけなら簡単なのですが、「ここで止まって、こっち向いて、セリフを言って」と、カメラで撮影されて物語にするとなると、なかなか大変で。でも、やっているうちにのこちゃんの歩くスピードが掴めてきて、のこちゃんも私が持つリードに慣れてきてくれました。
仲良くなるために休憩時間もずっと一緒にいたり、おやつをあげたり。のこちゃんは、新しいおやつが出てくるとすごく食いついてくるのでかわいかったです。だいぶ仲良しになれたかな?
――思い出に残っている撮影中のエピソードはありますか?
撮影自体は2ヵ月ないくらいの期間でしたが、全てを鮮明に覚えています。散歩しているシーンでは、自分が思っていなかった方向にのこちゃんが進むのが楽しかったです。のこちゃんの行きたい方向に進んでみたら別の景色が見えて…自分だけだったらそういうことは絶対にないので。予測不能な動きが楽しくて、犬と一緒にお芝居できるのはすごく面白い経験でした。
――散歩する姿がとても自然でした。ご実家でも犬を飼っているそうですね。
実家で両親が知らない間に犬を飼い始めて、いきなり写真が送られてきたときは驚きました(笑)。実家の愛犬が癒しをくれるので、私にとってワンちゃんがより一層、大事な存在になりました。撮影が終わってから “のこちゃんロス”状態でしたが、そのタイミングで実家に帰れたので、実家の愛犬をモフモフしてたくさん遊びました。
――最後に、このドラマをどんな人におすすめしたいですか?
ワンちゃんを飼っている人はもちろん、飼っていない人にもおすすめです。今まで動物を飼ったことがない人にも、自然体で楽しい散歩風景がずっと流れているので、「私も動物と生活してみたいな」と、思ってもらえたらうれしいです。
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