絹谷幸二親子三人展　豊かな色彩の「絹谷ワールド」国内外ファン待望！　全国初の親子三人展

株式会社南日本新聞社
3月22日開幕、鹿児島市立美術館　

　日本の画壇をけん引する洋画家で、文化勲章受章者の絹谷幸二〔きぬたにこうじ〕氏（82）と、長男で彫刻家の絹谷幸太氏、次女で日本画家の絹谷香菜子氏による「絹谷幸二　親子三人展」を、3月22日～5月6日まで鹿児島市立美術館（鹿児島県鹿児島市）で開催します。

銀嶺の女神

　南日本美術展の審査委員を2011（平成23）年から務める幸二氏が、鹿児島の地に深い愛情を持っていることから全国で初めてとなる、国内外ファン待望の親子三人展開催が決まりました。
　1943（昭和18）年生まれの幸二氏は、東京芸術大学でフレスコ画に出会い、イタリアに留学。独自の境地を切り開き、最年少で画壇の芥川賞といわれる「安井賞」を受賞しました。
　2016（平成28）年には大阪市の梅田スカイビルに絹谷幸二天空美術館を開館。フレスコ画のカテゴリーにとどまらず、大胆な構図と色使い、ポップな仕掛けに挑戦するなど、現代的具象画の創作に80歳を超えてもなお活動を続けています。
　1997（平成9）年には長野冬季五輪公式ポスターの原画「銀嶺の女神」を制作。豊かな色彩があふれる画面は「絹谷ワールド」ともいわれ、国内はもちろん海外でも人気が高い。

蒼天富嶽龍宝図

　今回、幸二氏と香菜子氏との共作である「生命輝く」、幸二氏の代表作「蒼天富嶽龍宝図」や桜島を描いた新作のほか、幸太氏や香菜子氏の作品など計約70点を展示予定。国内外の幅広い世代の絹谷ファンから、注目を集める展覧会となりそうだ。

瞳のさきに潜む思い Zebra

　◇とき　3月22日（土）～5月6日（火・振休）
　◇ところ　鹿児島市立美術館（鹿児島県鹿児島市城山町4番36号）
　◇前売り券　大学・一般1300円、中学・高校生600円、小学生300円（当日券は各種200円増し）※未就学児は無料
　◇前売り券発売所　山形屋プレイガイド、コープかごしま各店舗、Ａコープ主要店舗、高木画荘、集景堂、マルヤガーデンズ、ブックスミスミオプシア、主要コンビニ、南日本新聞販売所ほか
　◇問い合わせ　南日本新聞社事業部＝099（813）5053（10時～ 17時、土日祝日を除く）
　◇主催　南日本新聞社、鹿児島市立美術館
　◇特別協賛　光学堂
　◇協賛　一般財団法人タイヨー財団、日本ガス、竹添不動産、霧島国際ホテル、竹内建設、ＦＯＲＥＶＥＲ
　◇賛助　永田モータース（南さつま市）、井後眼科、田島組、川内市医師会立川内看護専門学校、鹿児島独立美術協会
　◇後援　鹿児島県、鹿児島県教育委員会

【絹谷幸二氏経歴】
１９４３（昭和１８）年　奈良市に生まれる
１９６６（昭和４１）年　東京芸術大学油絵科卒業
１９６７（昭和４２）年　１９６８（昭和４３）年　独立賞受賞（２３歳、２４歳）
１９７４（昭和４９）年　「アンセルモ氏の肖像」で安井賞受賞（３１歳）
１９８７（昭和６２）年　日本芸術大賞受賞（４４歳）
２００１（平成１３）年　日本芸術院会員（５８歳）
２０１４（平成２６）年　文化功労者（７１歳）
２０１６（平成２８）年　大阪市に「絹谷幸二天空美術館」が開館（７３歳）
２０２１（令和　３）年　文化勲章受章（７８歳）
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ