エンターテインメントの裏側に密着する番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』。Season3のトリとして、V6が特集されている。
3月12日(金)に放送されたのは、#3 Right Now。
国立代々木競技場 第一体育館。この場所でV6は、1995年11月1日にデビューした。
その後、デビュー10周年、15周年、20周年の節目の年はもちろんのこと、過去何度も同館でライブを開催。そして迎えた25周年。V6は、グループの”聖地”とも言えるこの場所に立っていた。
ライブはコロナ禍により配信となったものの、逆にその強みを生かした演出にこだわり、メンバーが意見を出し合い、事前収録とライブ映像を織り交ぜる構成に。また、縦横無尽の空間使いを考え抜き、会場に訪れることができない観客といかにその場を共有できるのか、心づくしの演出が加えられた。
番組は、配信ライブ「V6 For the 25th anniversary」へ向け行われていた打ち合わせ、リハーサルに密着。25年の月日を積み重ねてきたからこそできる表現を追い求めるV6の姿を追った。
細かいところまでこだわり抜いた映像演出
2020年9月末。配信ライブの演出打ち合わせが行われた。収録と組み合わせる、生配信ならではの強みをどう生かすか。そして、ファンクラブ限定配信のラストをどの曲にするかなどが話し合われていく。
10月に入り、打ち合わせとダンスレッスンが並行して行われる日々が続く。ハートフルな楽曲「ある日願いが叶ったんだ」には、“ファンの思いをメンバーがしっかり受け止めている”ということを表す、特別な映像演出が加えられることに。ダンスレッスンの合間に、坂本昌行と長野博が、その演出について打ち合わせをしていた。
「(歌に合わせて)星が1個キランと光るとか」と提案するスタッフに対し、長野は、「星が流れちゃうだけじゃなくて、ちゃんと人に絡まるところがあると(いい)」と意見。坂本も「フワッと手を出したら言葉が落ちてきて、それがみんなの願いだったっていう。みんなの願いがうちらの手元にあって、叶えるっていうメッセージなんだけど」と、改めて演出の意図を説明していく。
そして後日、出来上がってきたイメージ映像を確認。浮かび上がるハートのモチーフがはじけて消えてしまうことに違和感を覚えた坂本が「ハートが消えるのもさみしい」と言い、“みんなの願い”を表す文字に対し長野が「字体もちょっと違う。筆記体だとカチッとしちゃうから。手書きフォントっぽいのがいいよね」と、さらに細かく意見する姿が。そして、その意見が反映され、本番では温かさが感じられる演出に仕上がっていた。
1曲1曲、演出に細かいこだわりを見せたメンバー。SNSでは「フォントにも意味があったんだな」「あの演出、温かくて好きだったな」「ハートが消えるものさみしいって言う坂本くん、かわいい」とその演出に込めた思いを受け止めるファンのコメントが並んだ。
KREVAとともに制作した楽曲「クリア」
ある日のリハーサルで、ファンクラブ会員限定配信で披露する新曲「クリア」の試聴が行われていた。この曲は、メンバーがラッパーのKREVAに依頼し、制作した楽曲。6人が込めたい思いをKREVAと打ち合わせして出来上がっただけに、井ノ原快彦は歌詞が書かれた資料を指しながら「ここ、めっちゃ好きだったんだ、俺たち。もろ、今のって感じだと思うよ、V6の」と、笑顔を見せた。
そしてこの日、「クリア」のステージ上のセッティングを確認する森田剛の姿が。イスを使ったパフォーマンスをする際のメンバー間の距離が気になっていた様子で、大きく距離をとったスタッフのセッティングに、森田は「それじゃ意味がないんだよな」とつぶやく。
「もう1回、(イスの間隔を)ギュッと…」と提案。自身も自分の位置に座ると、全体が見える鏡をじっと見つめ、「こっちのほうが好きかな」といい、メンバー間の距離を縮め演出することが決まった。
「普通ではありえない距離にいる」岡田の写真
9月ころから岡田准一は、「俺にしか撮れない顔を撮ってみようかな。許されるのは自分ぐらいなので」と、メンバーにカメラを向けるようになっていた。25年ともに歩んできたメンバーにしか撮れない写真があるのだ。
リハーサルと並行し行われていた、25周年を記念して発売されるビジュアルブックの打ち合わせでは、構成に関して6人が強いこだわりを見せる。インタビューを掲載するかどうか。三宅健は「パンフレットじゃないんでしょ?ビジュアルブックなんでしょ?」、森田は「25年の感じは、言葉がないほうが伝わるかなと思ったの」と、インタビューはないほうがいいという意見が出た。
さらに、岡田は「俺らがイメージしているのは、生感が見えてくるような、等身大の俺たちが作り上げていった感じが見える写真を選びたいし」と熱く語る。メンバーも「すごい汗かいてる(写真)とか」(井ノ原)、「生きてきた証を撮りたい」(三宅)と同調。この強いこだわりの裏には、「25年間アイドルやるってどういうことか。きっと…(人には分からない何かが)あるのよ」と、6人にしか分からない思いがあると岡田が明かした。
打ち合わせの中では、6人が語る“生感”“等身大”を表現するために、岡田が撮ったメンバーのオフショットを使用する案も。「他の人ではありえない距離にいるじゃん、メンバーだから。その写真はやっぱり特別だと思う」と森田が話せば、長野も「(カメラマンが撮る写真と岡田の写真では)温度感が違う」と語った。
番組では岡田が実際に撮影した写真も公開。プロのカメラマンでも撮ることのできない、メンバーの自然で、優しい表情の数々に、SNS上のファンは「准ちゃんの写真、ステキだな…」「剛健(森田・三宅コンビの愛称)のあの表情なんて、岡田くんにしか撮れない」「岡田くんが撮った写真全部見たい!」と、感激している様子だった。
プロのスタッフに一歩も譲らないV6
メンバーのこだわりは、衣装にも貫かれた。スタッフが「照明が映えそうだからメタリックカラーでいったら派手になりますけど」と話すと、三宅が「ステージ衣装=スパンコールみたいな概念をなくしてほしい」と進言。等身大の自分たちを見せたいと、幾度となく話し合いが重ねられる。
華やかさと大人の雰囲気を兼ね備えた生地が見つかり、衣装が出来上がってきた。ライブ中盤からは純白の衣装。一転、ダンスで見せる楽曲「TL」は真っ黒の衣装だ。その中で、岡田は「嘘ついていない感じがいいです…。普段の生きている俺たちが集まってきて(ライブを)やるっていうニュアンスを残したい」とオープニングの衣装について迷っていた。
そうして迎えた、オープニング曲「Right Now」の収録日。ステージも何もない、まっさらな国立代々木競技場 第一体育館で、夢中でメンバーの“今”を記録し続ける岡田。スタッフから「岡田監督!あとにして」と言われてしまう場面もあり、周囲は笑いに包まれた。
“等身大”を大事にしていたV6。今回の放送では、ジャニーズJr.時代から今も変わらず“ゼロ距離”で会話する森田と三宅の姿や、リハーサル室をウォーミングアップなのかスキップする坂本を追うように井ノ原もスキップし始める姿、岡田のカメラにおどけた表情を見せる長野など、まさに“等身大”な6人の姿が映し出されていた。
そんな6人の様子に「剛健はやっぱり宇宙だな」「坂イノ(坂本・井ノ原のコンビ愛称)2人でスキップしないでwwかわいい」「岡田くんに向ける長野くんのおどけ顔変わらないな」と、SNSも盛り上がりを見せた。
次回、3月19日(金)の放送は、V6特集の最終話。迎えた11月1日という特別な日…。25周年に向けて走り続けた6人の配信ライブに密着する。

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