あいみょん「ずっと残っていく音楽を作ることが夢」USEN総合ランキングで2年連続グランプリに輝く

めざましmedia編集部

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12月4日（金）、「2020 年間 USEN HIT ランキング」の記者発表会が行われ、あいみょんと真田ナオキが登壇した。

洋楽ランキングでは、ザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」が、演歌／歌謡曲ランキングでは、真田ナオキの「恵比寿」がそれぞれ1位を獲得。

授賞式に登場した真田は、笑顔で盾を受け取ると「本当にうれしく思います、ありがとうございます。2020年、なんとかエンタメで力になれたらなと思う日々の中で受賞させていただいて、少しでも皆さまに元気を伝えられたかなと思います」と受賞の感想を述べた。

そして、総合ランキング1位となるグランプリに輝いたのは、あいみょん初のバラードシングル「裸の心」。

週間ランキングでは、1位総獲得週数20週や連続18週1位獲得という史上初の快挙を成し遂げ、昨年の「マリーゴールド」に続き、2連覇を達成した。

あいみょんは「ありがとうございます。この曲はもともと2017年に出来上がっていた曲で、今年はこの曲をリリースすることが自分にとってチャレンジでした。結果が残せたと自分で言うと大袈裟かもしれないですけど、こんなふうに素敵な賞もいただけて、本当にうれしく思います」とコメントした。

その後、あいみょんとMCによるトークセッションが行われた。

＜あいみょんトークセッション＞

──改めて、ファンの方に向けたメッセージをお願いします。

10枚目のシングルで初めてのバラードだったので、一体どこまでこの曲が聴かれるのかなと、ワクワクもあり不安でもあった中で、こういうふうにたくさんの方に聴いていただけたっていうのは、今までずっと応援してくれていたファンの力もあると思うので、そこはすごく感謝しています。うれしい結果になったなと思っています。

──「裸の心」が生まれた背景は？

たくさん取材を受けてきたんですけど、この曲は2017年のときの自分が書いているので、なかなか思い出せないんですよね。当時22歳とかだったと思うんですけど、あまり記憶はなくて。

ただ、このタイミングで、2017年に書いた曲が2020年の自分に突き刺さったんですよ。本来ならば、楽曲というものは自分に突き刺さるものではなくて、誰かに刺さるべきなのに「裸の心」は、2020年の自分に刺さった曲で。「この楽曲を今たくさんの人に聞いていただきたいな」と思ったのがきっかけでしたね。

──2020年のあいみょんさんが、3年前に呼び掛けたみたいな感じですよね？

本当に、「今やで」っていう感じでリリースは決めましたね。書いたときのことは、あまり覚えてないです。

──リスナーから「応援歌に感じた」といったコメントが届いていますが、そういったメッセージは込められているのですか？

私はこの曲だけじゃなく、曲作りをする上であまり誰かの背中を押したいとか助けたいという気持ちは基本的にないんですよ。やっぱりそれぞれが届いた場所で「背中を押してもらえた」とか、「元気が出た」とかは良いんですけど、私がそもそもそういう願いを込めない。

それぞれの聴き方で感じて欲しいので、「裸の心」がああいう曲になったのはきっと、当時の自分がひとりぼっちになりたかったのかも知れないですし、聴く人それぞれにとって聴き方が変わってくるかと思うので、「背中を押してもらえた」「元気が出た」「勇気が出た」と言ってもらえるのは、私はうれしい。

ずっと残っていく音楽を作ることが夢といいますか、これからも残っていく音楽を歌い続けられて、聴き続けられる音楽を作っていきたいなと思っています。その中で、この楽曲が今年リリースできたっていうのは、自分にとってもうれしかったですし、これからもたくさんの方に聴いて欲しいし、歌って欲しいなって思います。