宮野真守「ハリー・ポッター」シリーズのアフレコを振り返る「制服を着ながら現場に行っていました（笑）」

めざましmedia編集部

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宮野真守が吹き替え声優を務める映画「ファンタスティック・ビースト3」のキックオフイベントが12月1日（水）に行われ、ゲストとして、宮野と「ハリー・ポッター」シリーズの大ファンである河北麻友子が登壇した。

本作は、J.K.ローリングによる「ハリー・ポッター」魔法ワールドの最新作。魔法生物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュート（宮野）が、仲間たちと共に史上最悪の魔法使いグリンデルバルドに立ち向かう。

映画「ハリー・ポッターと賢者の石」の公開から、ちょうど20年目を迎え行われた本イベント。「ハリー・ポッター」シリーズでは、パーシー・ウィーズリー役の吹き替えを行っていた宮野は、「18歳の声優駆け出しのときに、参加させていただき、制服を着ながら現場に行っていました（笑）。学校終わりで、アフレコに行っていた覚えがあります」

続けて、「学校では、みんなが『ハリー・ポッター』の小説を読んでいましたし、第1作目の映画だったので期待感がすごくて、そこに参加できる喜びと、これからこの作品はどうなっていくんだろうという興奮がありました」と振り返った。

NY生まれの帰国子女である河北は、「アメリカでは学校で、課題の一環として本を読む時間があるのですが、その時に読んでいました。映画になるときもうれしくて、アメリカだと公開日になった瞬間に映画が見れるんです。なので、そのときだけ親に許可をもらって、夜中の12時に映画館に並んで友達と見に行っていました」と明かした。

「本シリーズの魅力」について、河北は「マジックの世界観に、みんな夢を見るんですよ！」と力説すると、宮野も「見ますよ！（魔法の呪文を言うのを）練習しますよね！」と同調し、2人は盛り上がった。

また、宮野は「（魔法）学校というのがいいんです。僕たちも学べば（魔法が）できるんじゃないかと、思わせてくれる空気感がある。でも、その中に描かれているストーリーの深い部分は、大人が食いつくようなダークファンタジー要素があって、それは『ファンタスティック・ビースト』にも色濃く出ています。大人のハリポタ感が、皆さんが応援してくれている理由なんじゃないかなと思います」と分析した。

デイビッド・イェーツ監督が、宮野演じるニュートン・スキャマンダーの声を絶賛していたそうで、宮野は「なかなか監督が実際に見ると言ってくれて反応してくれることはないので、こだわって僕も演じていたので、すごく嬉しかったです。（言語は違うけど）感じ取ってもらえるものがあるんだ」と喜んだ。

また、ニュートを演じる俳優のエディ・レッドメインに会ったことがあるそうで、「本当にかっこいいんですよ。それに気さくで。2回あったことがあるんですが、向こうから『また会えたね』って声をかけてくれました」と明かした。

また、イベントではデビッド監督からのビデオメッセージが流れる場面も。

デビッド監督が「ここで皆さんに一番に発表したいことがあります。次の映画のタイトルは『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』です。魔法ワールドの最大の秘密、ダンブルドアの謎が明らかになります」と発表すると、宮野と河北は驚き。

河北は「『ハリーポッター』シリーズでも大好きなキャラクターだったので、その過去が明かされるということで気になります！」と期待を寄せると、宮野も「タイトル出ましたね。ダンブルドアさん、ハリポタシリーズでも秘密持ち過ぎなんです。僕が演じるニュートには何も教えてくれないので（笑）。なので、きっとすごいものが出てくると思います」とコメント。

最後に宮野は「僕自身がハリーポッターの頃からそうなんですが、参加させていただくと同時に作品のファンになってしまう。『ファンタスティック・ビースト』は、エディが演じているニュートを日本語になったとしても、しっかりと感じてもらえるように、彼の存在をつぶさに感じられるように、寄り添って演じてきました」

続けて「ときにはアフレコの最中に、自然と猫背になってしまったり。アフレコの現場では珍しいギリギリの小さな声でしゃべったり。彼が表現しているものを、日本語でも僕が世界に届けられたら、と思っています。この新作も気合を入れてお芝居に臨みたいと思います」と締めくくった。

動画はこちら！

映画「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」は、2022年4月8日（金）より、全国公開。
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配給：ワーナー・ブラザース映画