負けるな飲食店!コロナ禍で奮闘する女性たちが新たに自身へ課す“ルール”を紹介
6月9日(火)『セブンルール』
視聴者が“今最も見たい女性”に密着し、自身が課す“7つのルール=こだわり”を手がかりに、その女性の強さ、弱さ、美しさ、人生観を映し出す新感覚ドキュメント『7RULES(セブンルール)』。
6月9日(火)放送回は特別編として、これまでに密着した飲食店を営む27人のうち、6人の新ルールを紹介。新型コロナウイルスの影響で、営業の形を変えることを余儀なくされる中、彼女たちが新たに課したルールとは。
ラーメン店店主・高野多賀子の新ルール:もう行列は作らない
世界に味を認められ、「ミシュラン・ビブグルマン」に4年連続で選ばれたこともあるラーメン屋「多賀野」。絶えることのない行列はもはや名物で、客の1人が「ラーメン屋に並ぶなんてバカみたいなことだと思ってたんですけど、ここで食べたら並ぶようになっちゃいました」と話すほど。
コロナ禍ではテイクアウト販売のみを行い、売り上げは以前の半分に落ち込んだという。そんな中、店主の高野多賀子は、6月からの店内営業に際して、店頭での予約システムを導入していた。“名物”の行列を無くす試み。65歳を迎えてもなお、挑戦を続けている。
そうめん専門店店主・田中嘉織の新ルール:そうめんをYouTubeで広める
ふるさと・徳島県の特産品「半田そうめん」を広めたいという思いから、和洋中、さまざまな変化が楽しめるそうめん専門店「阿波や壱兆」を営む店主・田中嘉織。現在は営業時間の短縮や席数の縮小のほか、デリバリーやテイクアウトをメインにした営業形態へとシフトしている。
今年5月に予定していた、ふるさとで店を開く計画は、直前で延期になってしまったという。そんな彼女が新たに始めたのがYouTubeだ。店の発信の一環として、動画でそうめんを紹介。動画の撮影・編集は、映像制作の仕事をする息子が担当している。
「今までも『デリバリー、テイクアウトやったらいいのに』って言われながらもなかなか動けずにいたけど、このコロナが後押ししてくれた感じになっていて。私としては“コロナでCHANGE”っていうことを心の中のキーワードにしています」と、笑ってみせた。
かつお専門店店主・永松真依の新ルール:かつおをさばく度にデッサンする
削りたてのかつお節をあふれるほどに乗せた「かつお節飯」のシンプルな定食1種類で勝負する「かつお食堂」。現在は、店内営業は一切行わず、テイクアウトのみで営業を続けている。しかし削りたてのかつお節は鮮度が命で、テイクアウトには不向き。そこで始めたのが、かつおの唐揚げをメインにした弁当の販売だ。
並々ならぬ“かつお愛”を誇る店主・永松真依が、営業短縮で人と会えなくなった分、かつおと向き合うために始めたというのが、かつおのデッサン。「ここまで成長するのに、このかつお達にはどれだけの試練があったんだろうと思えば、自分の悩みってちっぽけやなって感じる。だって、頑張ろうと思えば頑張れるんだもん」と熱く語る。
カレー料理人・阿部由希奈の新ルール:家でカレーは作らない
さまざまなお店を間借りしてスパイスカレーを提供する、流しのカレー料理人・阿部由希奈。家には30種類以上のスパイスを常備し、食生活もカレー一色だった彼女だが、自宅にいる時間が増えた今、自分の料理の幅を広げるため、スパイスを一切使わない料理を作るように心がけているという。
「同じような状態だと厳しいのかな、ということで、新しいことをやっていかないと。いつまでも(カレーを)作れると思うなよって、コロナに言われてる感じがします」と話す彼女。流しのカレー屋さんは一時お休みし、通販サイトでのグッズ販売や、週に2日のテイクアウト営業をするなどしている。
洋食屋シェフ・荒木優花の新ルール:暇つぶしに弾き語りをする
創業から53年経った今も、洋食の激戦区・浅草で愛され続ける洋食屋「グリル佐久良」のシェフ・荒木優花は、現役で接客を担当する祖母と2人で、今は亡き祖父の味を守り続けている。
「グリル佐久良」は自粛要請が出された3月下旬から、およそ2カ月間、完全休業を続けていた。それは来店客、そして高齢の祖母のことを考え、出来るだけリスクを抑えるために下した決断だという。
この自粛期間で新たに生まれた趣味というのが、ギターの弾き語り。「以前からやってみたいなと思っていて。インターネットで(ギターを)見て『いいや買ってしまえ』って頼んで、結構暇つぶしになりました」と、中島みゆきの「糸」を披露した。
アジア料理店店長・黒田尚子の新ルール:1日1回テイクアウトする
神戸アジアン食堂バル「SALA」のシェフを務めるのは、アジア出身の外国人女性たち。国際結婚を機に日本で暮らし始めたが、文化や言葉の壁にぶつかり、日本社会に馴染めない彼女たちの自立を支援するため、この店を立ち上げたのが、店長の黒田尚子。
緊急事態宣言以降、お店はテイクアウトのみの営業。コロナ禍で活発化しているテイクアウトサービスだが、それを利用してくれる人のありがたみを人一倍実感している彼女自身、大好きな飲食店の力になりたいと、毎日どこかしらのお店でテイクアウトしているという。
6月3日(水)から通常営業を再開し、多くの客で賑わいを見せる「SALA」。黒田は、「コロナの期間(の営業)を乗り越えられたってことは、これから先、どんなことが起こっても、乗り越えられる力を持っているはず。これから先はどんどん進んでいく力に変えていきたいなと思います」と、希望を光らせた。
※本文、敬称略
次回、6月16日(火)の『7RULES(セブンルール)』では、塊肉専門店「お肉ジャパン」のオーナー・片根淳子に密着。塊肉の魅力を広める、肉の伝道師が自身に課す7つのルールとは?
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