高い理想ばかり掲げる上司は厄介？それともありがたい！？

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料理上手な義母の話をしていた、三上真奈フジテレビアナウンサーが、思わぬピンチに陥りました。

女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

3月11日の放送では、「いい人だけど厄介さん」というテーマについて、MCの設楽統さんと三上アナ、カンニング竹山さん、坂下千里子さん、「婦人公論」元編集長の三木哲男さんが討論しました。

まず紹介されたのは「気遣いができる同僚が、ちょっとボーッとしているだけで『何かあった？』と心配してくる」という、30代女性のエピソードです。

坂下さんが「私のこと？」と苦笑すると、竹山さんも「オレも言っちゃう。あまりに気遣いすぎて、嫁から叱られるくらい」と同調。

「あまり心配してくれると申し訳なくなるけど、その人との関係性によるところも大きいのでは？」という三上アナは、「千里さんから心配してもらえるのはうれしい」と言い添えました。

「一緒に遊ぶと、いつもお菓子のプチギフトをくれるママ友。私もやらなきゃダメかとモヤモヤする」という40代女性のエピソードでは、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で「プチギフトを渡してくる友達、厄介だと思う？」と問いかけました。

坂下さんは「子供の習い事で、毎週お菓子を配るママがいる。もらってばかりいるわけにもいかないし…」と、似たようなケースで悩んでいることを告白。竹山さんは「返さないわけにもいかないから、煩（わずら）わしいよね」と同意しました。

投票の結果は
「厄介だと思う＝57％」
「気にならない＝43％」
と、意外に気にしていない人も多いことが判明。

三木さんは「みんなでお金を集めて、お菓子当番を決めているという話を聞いたことがある」と、解決策を伝授しました。

「町内会長が『革命を起こす』と理想ばかり口にして、具体策は何も言わずウンザリする」という50代女性のお悩みでも、「せきらら投票」を実施。

高い理想を掲げるだけの人を、厄介だと思うかどうか調査しました。

竹山さんは「振り回されるだけで答えが出ないから、周りが疲れる」と指摘し、投票も…
「厄介だと思う＝79％」
「気にならない＝21％」
と圧倒的な結果に。

「管理職の8割がこういうタイプ」と断言した三木さんは、「一方で、具体策まで口を出されると余計グチャグチャになるケースもある」と、高い理想を掲げていてくれるだけなら無害という見方も提示しました。

書籍「いい人なのに嫌われるわけ」の著書で明治大学教授の石川幹人先生によると、「高い理想を掲げるタイプの人は、理想より現実が大事なときには邪魔になるけれど、周囲を鼓舞する必要があるときには必要な存在」だといいます。

番組公式SNSにも「口だけなら余計なことを言うな」という声をはじめ、「高い理想掲げる上司、いるいる」「聞き流しておけばいい」「悪気がないのが厄介」など、さまざまな意見が届きました。

「気配りが得意な部下が、居酒屋で自分の分のビールも先に注文しておいてくれた。ビールは冷えた状態で飲みたいのに…」という40代男性のエピソードでは、竹山さんが「まだまだ後輩の気配りが足りていない」とピシャリ。

坂下さんは「ビールを飲みたい気分かどうかもわからないのに、迷惑！」と、余計な気配りそのものに反発しましたが、竹山さんは「そこまで先読みして、先輩が到着するジャストのタイミングで飲み物が届くように段取るべき。それが自分の10年後につながる」と主張しました。

「穏やかで夫婦ゲンカをしたことのない姑が、私が夫婦ゲンカをすると『好きな人と結婚したのになんでケンカするの？』と聞いてきて困る」という33歳女性の話題では、三上アナの新婚生活に話が及びました。

三上アナは、料理上手な義母は、遊びに行くと手料理をたくさん作って持たせてくれるのだが、「本当に量が多くて…」と語り出し、竹山さんが「迷惑ってこと？」とツッコむと大慌て。

「こんなに食べきれるかなって不安になる量で…千里さん、そういうことありますよね？」と助けを求めたものの、坂下さんは「私は、いつも美味しくいただいてますよ」と、澄ました表情で返答。必死で取り繕う三上アナの姿に、スタジオは笑いに包まれました。

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