石橋貴明が毎回さまざまなテーマをゲストとともに掘り下げるフジテレビのバラエティ番組『石橋貴明のたいむとんねる』。
3月16日(月)の放送は、食に対して“変態レベル”のこだわりを持つ髙嶋政宏が、おすすめグルメを石橋に紹介する人気企画の第8弾「髙嶋政宏の変態グルメの世界 食の都・福岡編」の後編を放送した。
先週に引き続き、福岡の街を歩く石橋、髙嶋、杉原千尋アナウンサー。なぜか髙嶋の鼻息が荒い…?見ると、水素吸入器を装着していた。
杉原:すごい鼻息荒いんですけど…。
石橋:(笑)。
髙嶋:ちょっと今、水素中なんで。
石橋:これで、体内をクリーンにして、食事に向かう、という。
杉原:(収録前に)やっておいてもらっていいですか?
髙嶋:いやー、もうね、五感を研ぎ澄まさないといけないんですよ。水素なしでは今日の収録には臨めないっ!
「和食ダイニング 心花(みはな)」
まず一行が向かったのは、髙嶋曰く「匂いに敏感で、食材が一瞬出すという“美味しさの匂い”をかぎ分ける」という店主が営む、「和食ダイニング 心花」。一日の予約は2組まで、あとは常連のみが入店できるというお店だ。
「おそらく貴明さんが一回も食べたことのない食材だと思いますよ」という1品目は「穴ジャコ」の素揚げ。
「殻までサクッと揚がっていて香ばしい」「独特の味噌がすごい」という穴ジャコは、有明海産の高級食材。ヤドカリに似ていて殻に水分が多いので、油に入れすぐに蓋をして“蒸し揚げ”に。そうすることでカニのような芳醇さとエビのような香ばしさが堪能できる逸品だ。
2品目は「焼きあさりご飯」。特製のたれに漬け込んだあさりと、隠し味に「美味しさを包んでくれる」というハマグリを10個だけ入れる“炊き込まない”あさりご飯は、鍋に焼き付けて鍋ごとカウンターに登場。
余熱でパチパチ音がする中、店主曰く「おこげのいい匂いがしだしたら」食べごろ。凡人にはわからない嗅覚で「ここ(のタイミング)ですね!」と、サーブしてくれた。石橋も「おこげが美味い。ショウガが効いてる」と堪能。髙嶋も「甘みがまたいい。上品な仕上がり」と満足げ。
「豚そば 月や」
中洲といえばラーメンが有名だが、変態グルメ王・髙嶋が紹介するのは、一般的な博多のとんこつラーメンとは一線を画す「革命児が作るラーメン」だ。
とんこつでなおかつ透明なスープ、なのに相当濃い豚の味を楽しめるのが、「豚そば 月や」の特徴。
石橋:(スープを飲んで)すごーい。
髙嶋:(目を閉じて味わう)タカさん、豚いってください、豚!
石橋:(チャーシューを食べる)う~ん(美味しい)。
髙嶋:もう一回スープです!
石橋:(スープを飲んで、麺を食べる)
髙嶋:そして麺!麺!(麺を食べる石橋を見て)あ、バッチリ。さすがですね。
「変態グルメの世界」も第8弾ともなると、すっかり髙嶋流ラーメンの食べ方を体得している石橋なのだった。
一方「豚骨ラーメンってこんなにスープの色透明でしたっけ?」とのんびり感想を述べていた杉原アナに対しては「しゃべってないで!店主が作りあげた味は店主が(カウンターに)出したこの瞬間しかないわけ。だからどんどんラーメン退化していくわけだから」と、指南も忘れず。
「スープ作りに命をかけている」という透明なスープは、豚骨から絶妙な火加減で旨味を抽出し、根気強くアクや脂を取り除く。ラーメン専用の小麦“ラー麦”を使用した特注の麺はスープに、より絡みやすい仕上がりとなっている。
添えられたネギを入れても「またいいよ」、かぼすを絞れば「よりさわやかになる」とつぶやきながら黙々とラーメンをすする石橋は、驚きの速さで完食。髙嶋は、本来、麺が残りスープが足りないときに頼む「追いスープ」(200円)でシメた。
「TTOAHISU(トアヒス)」
最後に紹介したのは、髙嶋が「変態(正常ではない状態)という言葉を使うんですけど、今回は昆虫がする“変態”(元の姿・形を変えること)を使いたい」と表現する、フレンチと日本の文化を融合させた料理の数々を提供するお店「TTOAHISU」。
34歳でミシュラン一つ星を獲得した店主が「アツアツで食べていただきたいので、席を立たれると困る」と話す、こだわり具合が“変態級”のお店だ。
メニューはランチ5000円(税抜)、ディナー12000円(税抜)のコースのみ。
まず1品目は、石橋が「これが?」と確認してしまう、ほうじ茶のように出てきた「コンソメスープ」。
杉原:熱っつい…。
髙嶋:そうでしょう?僕はね(大丈夫…かと思いきや)ダメだな。無理だな。
杉原:(笑)、熱いですよ。
石橋:あっち!唇がつけられない。
「ここまで熱くしなくても良かったんじゃないの?」と聞く石橋に「最初にアツアツで飲んでいただいて、そのあと温度がどんどん下がってくるので、その温度変化も楽しんでいただきたくて、この温度でお出ししています」とシェフが話すこのスープは、鶏をベースにカモ、豚骨、焼きアゴ、季節の野菜などが入っている。
「不思議ですよね。温度が下がれば下がるほどいろんな食材(の味)が出てくる」と髙嶋が言えば「飲めば飲むほどに味が濃くなってくる」と杉原もため息。
髙嶋は、グッと飲み干した後、残り香を深く吸い込み「ここにシェフがどれだけ手間をかけて作ったか証拠が残ってる」とその丁寧な仕事に太鼓判を押していた。
2品目に出てきたのは、今度はキンキンに冷たい「ヴィシソワーズ」。
一口食べて石橋は「すっごいなめらか」と感動の表情。その秘密は、ジャガイモの火の通し方にあるという。さらに髙嶋が「本当に奥歯がしみるんじゃないかくらい、良い“冷え”ですね」と褒めた(!?)スープは、盛り付ける直前まで“凍る寸前“に冷やしておくそうだ。
このスープは一見シンプルに見えて、実は底に秘密が詰まっている。
混ぜると出てくるのはパセリのオイルにアーモンドやカラスミなど。そして驚くべきはジャガイモと相性のいいコーヒーを使ったパンナコッタも潜んでいる。
一口ごとに色も味も変化するスープに、髙嶋は「別の次元に持っていかれる」「日本でもこんなすごいスープが飲めるような時代になったんですね」としみじみ。「変態グルメの世界も来るところまで来ましたね」とご満悦の様子だった。
そして3品目は、山口県萩市で育った長萩和牛の「フィレロースト」。フライパン、オーブン、グリル板を交互に使い、2時間かけて最後の一口がおいしい温度で味わえるように逆算して焼き上げている。
髙嶋は「この火入れがすごい。柔らかいのに表面が乾燥せずに、でもちゃんと焼かれている。歯が喜ぶ。歯があって良かった~」と変態ならではの喜びを爆発させ、「美味いから、どんどん喉の奥に行こうとするのを止めて(いつまでも)噛んでるんですよ」と、飲み込むのが惜しくなるほどの美味しさを堪能していた。
石橋は「完璧でした」「さすが(福岡ソフトバンクホークス)王会長がいる街」と福岡を絶賛。まだ見ぬ“変態グルメ”に向けて乾杯をして「変態グルメの世界 福岡編」の幕は閉じた。
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