Kis-My-Ft2の北山宏光が主演を務める舞台『THE NETHER (ネザー)』が、10月11日に東京グローブ座で開幕。公開ゲネプロ後に行われた囲み取材にキャストの北山宏光(Kis-My-Ft2)、中村梅雀、シライケイタ、平田満が登壇し、難しい題材に挑んだキャストたちの奮闘ぶりが明らかになった。

2013年に劇作家ジェニファー・ヘイリーによって発表された同名作品の日本版となる本作。インターネットが発達した近未来の、リアルな仮想空間にのめり込む人々を描く。

囲み取材冒頭、記者たちに「実力派の(キャストの)方々を、キスマイの時と同じ扱いしちゃダメですよ!」と釘をさして笑いをとり、舞台上での真面目な捜査官モリスとは真逆の姿を見せる北山。

難しい題材に挑む今回、セリフの意味を考察し話し合いながら稽古を進めたという。

正しいイントネーションを教わるため、もともと歌舞伎役者であった中村梅雀に、自身のセリフを一通り録音してもらい、夜な夜なそれを聞いていたと話す北山に、座長としての覚悟が見える。

“仮想空間”を身近に感じるため、最初にVR体験をしたという裏話も明かした。

本編後半に意外な展開が待ち受ける本作。見どころを聞かれ、ネタバレに慎重になった4人の「今までの梅雀が見せたことのない演技」(中村)「自分であって自分でないような演技」(シライ)「初めてパパって呼ばれた」(平田)「普通とは違う三角関係」(北山)と続いた意味深な言葉に、一体どんな作品なのか興味が増してこないだろうか。