時代劇『鬼平犯科帳』の新シリーズの撮影が、京都・松竹撮影所でスタート。6月7日、レギュラー出演者発表会見が行われ、鬼平（長谷川平蔵）役の松本幸四郎さん、若き日の鬼平（長谷川銕三郎）役を演じる幸四郎さんの息子・市川染五郎さんらキャストがお披露目しました。
前列左から）火野正平、仙道敦子、松本幸四郎、市川染五郎、中村ゆり
5代目“鬼平”を演じる幸四郎さんは、本作への意気込みを聞かれると「今までの鬼平のイメージに真正面からぶつかっていく気持ちで取り組んでいます。『だから“鬼の平蔵”と呼ばれるようになったのか』という強さを表現するのが自分のテーマ」とコメント。
「若い世代にも時代劇を見てもらいたいか？」という質問に、染五郎さんは「よく父（幸四郎）も言っていますが、時代劇はある種のファンタジーとしても楽しめるもの。固く考えずに観ていただきたい」と答えました。
続いて「合宿というか、撮影前に殺陣の稽古、部分的なリハーサルを行いました」と明かした幸四郎さん。
合宿をした覚えがないという密偵・相模の彦十役の火野正平さんに、司会者が「みんなでご飯を食べた」とうながすと、火野さんは「あれも合宿っていうんですか？（笑）」と不思議そうな顔。
同心・木村忠吾役の浅利陽介さんも「1時間くらい（稽古）して、すぐご飯を食べにいきましたよね」と乗っかると、幸四郎さんは「そこまでにちゃんとリハーサルとかやって、稽古はギュッとした時間でやって」と補足しました。
このほか会見では、長谷川平蔵の妻・久栄役に仙道敦子さん、密偵・おまさ役に中村ゆりさん、筆頭与力・佐嶋忠介役に本宮泰風さん、同心・酒井祐助役に山田純大さん、同心・沢田小平次役に久保田悠来さん、同心・小野十蔵役を柄本時生さんが演じることが発表されました。
