三浦宏規&有澤樟太郎“のだめ”で連続タッグ「上野樹里さんや竹中直人さんに敬意をはらいつつ飛び込みたい」
三浦宏規さんと有澤樟太郎さんが“カンタービレ”の瞬間を明かしました。
2001年より月刊「Kiss」(講談社刊)で掲載され、瞬く間に大人気コミックとなった「のだめカンタービレ」。
天才的なピアノの演奏テクニックをもちながらも、かなり風変わりな性格で周囲を翻弄する主人公“のだめ”こと野田恵と、世界的指揮者を目指すエリート音大生・千秋真一を中心とした物語で、2006年には上野樹里さんと玉木宏さんの主演でドラマ化。
連ドラ終了後にもスペシャルドラマや映画版が制作されるなど、大きなブームを巻き起こした作品です。
そして、2023年10月。満を持してミュージカル化されることになり、ドラマ版から引き続き、“のだめ”を上野さんが演じることが決定。そのほか、実力派キャストの出演が続々発表され、注目を集めています。
フジテレビュー!!では、千秋役の三浦さんと、千秋と同じ大学でヴァイオリンを専攻する峰龍太郎役の有澤さんにインタビュー。
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原作やドラマへの思いと初演に挑む心境、そして、共演が続く2人の関係性について聞きました。
<三浦宏規&有澤樟太郎 インタビュー>
――三浦さんは、上野さんと2ショットで行った記者会見で千秋役へのプレッシャーを明かしていましたが、有澤さんからも出演にあたっての心境を聞かせてください。
<上野樹里が15年ぶりに“ぎゃぼ!”「私の中で、のだめが生き続けている」>
有澤:めちゃくちゃうれしかったです。千秋を宏規が演じると聞いていたので、また共演できることもうれしかった。ミュージカル化やキャストが発表されたときの盛り上がりをみて、改めてファンの多さ、影響力の大きさに正直…ビビりました。
――ミュージカル「GREASE」(2021年)や舞台「キングダム」(2023年)など共演が続きますね。
有澤:ホント、ずっと一緒やで(笑)。
三浦:うれしいですね。これだけ大きな作品ですが、知ってる人がいる安心感がありますし、さらに仲もいい。樟ちゃんを含め、素晴らしいポテンシャルをもっている人たちがいるから、頼れるところは頼りたいし、心強いです。
――原作コミックは連載開始から20周年を超え、ドラマ版からは約17年経ちますが、いまだファンの多い作品です。
三浦:ドラマを放送していたころ、僕は小学2年生。バレエを習っていて、クラシック音楽は身近にあるものだったので、もちろんドラマも見ていました。
有澤:僕は小学5年生だったな。誰もが知っている作品ですからね。今回、上野さんがどれだけ愛をもってのだめを演じていたかを改めて感じました。
三浦:やっぱりすごい方だよね。キャストとして上野さんと僕の名前が並んでいるけど、並べたらあかんでしょ(苦笑)。ミュージカル版のキャストを2人同時に発表しましたけど、「一旦『野田恵=上野樹里』だけでよくない?」って恐縮しましたもん。
緊張を抱えて上野さんとお会いしましたが、僕たちのことをリスペクトしてくださって、こちらもご迷惑をおかけしないようにやらなければと、身が引き締まる思いでした。
――原作やドラマで好きなキャラクターはいますか?
三浦:やはり千秋です。幼少期から「態度だけは似ているね」と言われ続けてきましたし、客観的にみても近しい部分はあるかなって。
有澤:僕も峰ですね。その場を和ませてくれるキャラクターが大好きで、峰が登場するだけでうれしかった思い出があります。そして、その峰を演じた(永山)瑛太さんも好きな俳優さんで。今でこそ瑛太さんは映画「怪物」のような寡黙なイメージがありますが、峰みたいな役を演じている瑛太さんを見るとうれしくなるんです。
三浦:樟ちゃんもあと15年ぐらいしたら、瑛太さんみたいになるんじゃない?峰のような役柄が僕は一番難しいと思うんですよ。最も技術を必要としますからね。
有澤:何よりホームのような布陣であることが僕はうれしいです。演出の上田一豪さんは「GREASE」でご一緒しましたし、アンサンブルキャストの皆さんも以前共演していたり、大好きなメンバーばかり。稽古場からエンジンをかけていきたいですね。
互いにリスペクトして、和やかな雰囲気のカンパニーに
――オーケストラは皆の息を合わせることが重要だと思いますが、普段、作品に参加するにあたって大事にしているものは何ですか?
有澤:これまで宏規と共演した作品は、初共演だった「幽劇」(2017年)をはじめ、「GREASE」、「キングダム」と初演のものが多くて、役者側の一致団結感がすごかったんです。お手本がないから探り探り、自分たちでつくり上げていくしかない。
「キングダム」のときは、2人で風呂に入りながら「大丈夫かな?」って何度も話したよね。宏規は主演だから抱えるものも大きかっただろうし。
三浦:「俺、大丈夫かな…」ってずっと言ってたね(苦笑)。
有澤:宏規との作品は、偶然にも一筋縄ではいかないものばかりだったんです。そんな壁を超えていくからキャストは自然と仲良くなっていく。「のだめカンタービレ」は年齢層もバラバラなカンパニーですが、今回もそうなるのではないかと期待しています。
三浦:意識することは特にないですね。多くの企業がとり入れたことで話題の「リスペクトトレーニング」を僕も経験していますが、「カンパニーすべての人をリスペクトすることから始めよう」って、とてもいい試みだと思うんです。
例えば、年下の人が年上の方に「すごいですね」と言うのも失礼だと受け取られてしまう場合があるけれど、僕は年下から「めっちゃいいですね」と褒められると素直にうれしい。
特に初演ものは皆で意見を出し合いながら、つくり上げていくので、いろいろな立場の人が意見を言いやすい環境であることが一番。締めるところはきちんと締めつつ、和やかな雰囲気のカンパニーづくりを心がけたいです。
――「カンタービレ」には「歌うように」や「表情豊かに」という意味がありますが、三浦さんと有澤さんが「最も表情豊かになる瞬間」について聞かせてください。
三浦:野球しかないでしょ!
有澤:一喜一憂するね。笑うし、怒るし、うれしい感情もツラい感情も詰まってる。「キングダム」の公演中、宏規と一緒に楽屋で「WBC(WORLD BASEBALL CLASSIC)」を見ていたんですけど…。
三浦:盛り上がったな~。プロ野球も今年はすでに6回ぐらい東京ドームで観戦しています。
有澤:しかも、めちゃくちゃいい試合ばかり観に行ってない?
三浦:3回ぐらいサヨナラ勝ちしてる。野球が僕たちの「カンタービレ」ですね。
指揮、ピアノ、ヴァイオリン…できる限りの準備をして臨みたい
――公演はもう少し先ですが、どう演じたいと考えていますか?
三浦:まずは原作と台本を読み込むことから始めたいです。そして、指揮の勉強。指揮をするにはピアノの演奏ができることがマストなので、ピアノ講師である母に教わるため、実家に帰って練習する予定です。
「千秋の指揮のスタイルってどなたに近いんだろう?」と考えたりしながら、最近はカラヤンの映像ばかり見ています。もともと、カラヤンが振るラフマニノフが好きだったんです。
ピアノや指揮のテクニックは自分の中にはないものなので、少しでも触れる機会を増やして本番に備えたいです。
有澤:峰は内面的に自分に近いものを感じるので、お芝居はそこを広げるイメージ。頑張らなければいけないのは、ヴァイオリンですね。「ヴァイオリンできる人いる?」といろいろなところで聞きまくって、何人か教えていただく先生が見つかったので、できる限りの準備をしたいと考えています。
三浦:「キングダム」のギャラを全部使ってヴァイオリンを買うんでしょ?
有澤:ホンマに買ったらどうする?俺、やりかねんで。
三浦:めっちゃファン増えるかも(笑)。
有澤:だいたいヴァイオリンっていくらぐらいするの?
三浦:ピンキリですよ。
有澤:僕、すごく影響されやすくて、この間も「BECK」という漫画を読んで、ギターを買おうとしちゃったんです。
三浦:ギター、持ってそうやけどな。
有澤:6000円ぐらいのなら持ってる。
三浦:6000円で買えるの!?
――上野さんに続いて、ドラマ版から竹中直人さんの出演も発表になりました。改めて、意気込みを聞かせてください。
有澤:お会いするのが楽しみで仕方ないです。いったいどんな方なんだろう…。
三浦:上野さんもそうだけど、竹中さんまでご一緒できるなんてホント光栄ですよ。どんなスタンスでいけばいいのか、めっちゃ緊張します。
有澤:上野さんが舞台「キングダム」や宏規のコンサートに足を運んでくださっていたり、いろいろなことを吸収しようとしてくださっているようで、すごくいい作品になるだろうなと。上野さんや竹中さんへの敬意をはらいつつ、ビビらずに飛び込みたいです。
撮影:河井彩美
スタイリング:小田優士
ヘアメイク:AKi(三浦宏規)、田中紫央(有澤樟太郎)
衣装協力:三浦宏規さん着用/ジャケット+パンツ+靴(KOH)、シャツ(SHAREEF)、バングル+リング(SHINGO KUZUNO/Sian PR)、プレートリング(JOHAN SILVERMAN/TEENY RANCH)
有澤樟太郎さん着用/靴(FOOT INDUSTRY)、その他(スタイリスト私物)
<三浦宏規&有澤樟太郎 メッセージ>
ミュージカル「のだめカンタービレ」
10月3日(火)~29日(日)東京・日比谷シアタークリエ
11月3日(金)・4日(土)長野・サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)
公式サイト:https://www.tohostage.com/nodame/
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