博多華丸・大吉 “福岡吉本”で突出した存在だった同期芸人「一緒に出てもメインMCは必ず彼」

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博多華丸・大吉さんが、芸能界入りのきっかけを語りました。

8月30日（水）に放送された『TOKIOカケル』（フジテレビ）は博多華丸・大吉さんが登場。女性代表・エンジェルちゃんをヒコロヒーさんが務めました。

大吉さんと松岡昌宏さんは『二軒目どうする？～ツマミのハナシ～』（テレビ東京）で約9年間にわたって共演している間柄で、松岡さんが「月1でプライベートの飲みもある。最後は必ずKinKi Kidsを歌って終わり」と紹介すると、国分太一さんが「どっちが（堂本）剛でどっちが（堂本）光一？」と質問。

松岡さんは「僕が剛」といい、大吉さんが「松岡さんは踊りもやってくれる」とプライベートの様子を明かしました。

国分さんからの質問は「なんでお笑い始めたの？」。

華丸さんと大吉さんは大学時代、ともに落語研究会に所属。「タウン誌でサークルの特集が組まれ、その中のインタビューで華丸が『将来はお笑い芸人になりたい』と答えていた。発売から数日後、男性が訪ねてきて、『本気でやりたいならうちの事務所に来ないか？』」とスカウトされたことを大吉さんが告白。

「『NSプロダクション』という事務所へ訪ねていったら写真を撮られ、『ヨッチャンオカチャン』という芸名も決まっていた。来週、本社である『ヒグチ興業』のヒグチ社長が来ることになっていて、東京の『素人名人会』に出演させる」など、考える暇もなくいろいろなことが決まっていたのだそう。

華丸さんは「NSプロダクションを知らないし、ヒグチ興業はもっと知らない。断れなくてモジモジしていたとき、福岡にも吉本（興業）ができると知って。ヒグチより吉本のほうが知っている」という理由からオーディションを受け、吉本入りが決定したと説明しました。

そして、「岡崎君と吉岡君」というコンビ名でオーディション番組に出演。当時の貴重なVTRが登場し、ネタを見た城島茂さんは「しっかりしてる」、ヒコロヒーさんも「緊張している感じもない」と、20歳と19歳の華丸さん・大吉さんの堂々とした様子に驚きました。

しかし、番組で優勝したのは「岡崎君と吉岡君」ではなく、「ター坊ケン坊」というコンビ。そのター坊こそが、現在のカンニング竹山さんだと紹介されると、一同ビックリ。

華丸さん、大吉さん、カンニング竹山さんという同期の関係性に話がおよぶと、「年齢でいえば竹山が一つ下。『ター坊を中心に福岡吉本は活動していきます』というスローガンが事務所に貼られるほどで、テレビに出るときは全員一緒だったけど、メインMCは必ず竹山」と、竹山さんが突出した存在だったことを華丸さんは回想。

しかし、「吉本の社員さんが竹山くんに『面白くない』『何やねん、それ』『オチは？』などキツイ言葉をあびせまくった」結果、竹山さんは退社してしまったのだそう。

ここで竹山さんがVTRで登場。「上京してカンニングを組んで10年ぐらいは食えない時期が続いていて、福岡をふと見ると華丸・大吉がどんどんスターになっていた。『華・大』『福岡』『福岡吉本』すべてを恨んでいる人生だったけど、（東京では）俺のほうが先に売れて『見たか！ローカルで10年やっても意味ねぇんだよ』と思っていた」。

と、毒づいたものの、「『めちゃイケ』の「笑わず嫌い王」で全国区にしてもらったんだけど、その様子を大吉さんとか（福岡時代の）元相方が正座して、『ター坊頑張れ』って応援しながら見ていたと聞いて、俺は生き方を失敗したと思って謝りました」と明かしました。

そして、改めて華丸さん、大吉さんへメッセージ。

「どうも、ター坊です。今や、（華大は）日本一の漫才師といっても過言ではないぐらいの存在になっていますから、漫才師として福岡や九州をもっと盛り上げて、それを背負って地元のため、日本のためにもよろしくお願いします」と丁寧に呼びかけたあと、「たまに俺を番組に呼べよ」とちゃっかりアピールしました。

大吉さんは「竹山くんが東京に逃げた数ヵ月後に、僕らが福岡で大ブレイクしたんです。辞めなきゃよかったのに、と思っているところに東京で新しいコンビを組んでいるらしいとは聞いていたけど、どうなっているのか知らなくて。『めちゃイケ』を見ていたら、次週予告で竹山っぽい声が聞こえてきて、すぐにみんなで集まって」と、放送を同期で集まって視聴したことを説明。

国分さんが「そのときのことを覚えている？」と聞くと、「カンニングのキレ芸を見たことがなかったので、東京って人を変えるんだと思った」と笑いました。

恒例の「休日のルーティン」紹介も。

毎週月曜～金曜は『あさイチ』（NHK）、土曜日もレギュラー番組があるため、休みをとれるのは日曜日のみ。

華丸さん

・1～5時　睡眠

・5～15時　ゴルフ

・15～19時　テレビ鑑賞

・19～20時　夕食、入浴

・20～1時　晩酌、テレビ鑑賞

「日曜日は見たいテレビが多いので、『ボクらの時代』『ワイドナショー』、プロ野球のデーゲーム、『大河ドラマ』『日曜劇場』を見て、韓国ドラマを見ます」とテレビ三昧。

また、ゴルフの専門番組でMCを務めていることから、ビートたけしさんや渡辺謙さんなどの大御所から声をかけられる機会も多いと話しました。

大吉さん

・5～14時　睡眠

・14～20時　イオン散策、フードコートで食事

・20～５時　動画を見ながら晩酌

大吉さんは「日曜が休みと決まっているから土曜の夜はどうしても飲んでしまい、寝るのは明け方」と説明。

そして、「ゴルフもやらないし、趣味もない。約束もせず行ける場所はイオンしかない。ぐるぐる回るだけでも結構なウォーキングになる」と休日の過ごし方を紹介しました。

次週9月6日（水）の『TOKIOカケル』は福地桃子さんが初登場。エンジェルちゃんを伊藤英明さんが務めます。

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