中島健人さんと堤真一さんが初タッグを組む、映画「おまえの罪を自白しろ」の公開初日舞台挨拶が、10月20日に行われ、中島さん、堤さん、池田エライザさん、山崎育三郎さん、尾野真千子さん、水田伸生監督が登壇しました。
この作品は、社会派ミステリーのヒットメーカー・真保裕一さんの同名小説が原作。
ある日、疑惑を抱える国会議員・宇田清治郎(堤)の孫娘が誘拐されてしまい、犯人からの要求は、「明日夕方5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という脅迫。それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす”罪”だった…。
清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島)が、前代未聞の大事件に挑むタイムリミットサスペンスです。
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中島健人 宣伝活動に奮闘「たくさんテレビに出て久々に芸能人しました」
中島さんは、公開初日を迎え「この日のために、宣伝などでたくさんテレビに出て久々に芸能人しました。それぐらいメディアへの露出を宣伝チームの方に組んでいただきました。いよいよ皆さんに映画を届けることができて、うれしいです」とニッコリ。
堤さんは、座長を務めた中島さんについて「普段から真っすぐな人なんです。自然とみんなを引っ張ていき、無理することなく映画の現場でもちゃんとした存在感がありました。よくやっておりました」と称賛。
撮影中に堤さんは、中島さんに馬刺しをプレゼントする話をしていたそうで、司会者から進捗を聞かれると、「なんでそんなこと覚えているんですか!」と笑いました。
中島さんは、「撮影から1年経っても、馬刺しが送られてこない。この問題、堤さんどうなりましたか?」と尋ねると、堤さんは「(今日)持ってきましたよ」とニヤリ。
続けて、「(控室のある)ホテルの冷蔵庫に入れてもらっています。本当にすぐに食べてね。最低、明日までに。結構量があるからお友達と食べてね」と説明すると、中島さんは「公開初日に、ちゃんと約束を守ってくれるステキなパパです」と喜びました。
水田監督は本作について、「同時期に私が監督をした作品(映画『ゆとりですがなにか』)が公開されているんですけど…。こっちを本気でやりました」とぶっちゃけると、中島さんは「光栄ですけど、(主演の松坂)桃李くんとかに会いづらいですよ」と苦笑いして、笑わせました。
また、中島さんについて「原作の真保先生が、初号試写をご覧になって、『全ての出演者の芝居が素晴らしい』とおっしゃってくださったんです。この作品をまとめた座長のお力もあると思いますし、皆さんのことを誇りに思っています」と語りました。
中島さんは、「原作者の方に褒めていただけるのはうれしいですし、光栄な気持ちです。題材が難しいですが、この映画を水田監督がエンターテインメントに仕上げてくれました。世代を問わず見ていただきたい」とアピールしました。
<映画「おまえの罪を自白しろ」作品概要>
【ストーリー】
政治家一族の宇田家の次男・宇田晄司(中島健人)は建築会社を設立するも倒産し、あえなく政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・宇田清治郎(堤 真一)の秘書を務め、煮え切らない日々を送っていました。
そんなある日、一家の長女・麻由美(池田エライザ)の幼い娘が誘拐される。
犯人からの要求は身代金ではなく、「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫。
それは決して明かすことが許されない国家を揺るがす”罪”だった。
権力に固執し口を閉ざす清治郎―。
晄司はタイムリミットまでに罪に隠された真相を暴き、家族の命を救うことができるのか !?
映画「おまえの罪を自白しろ」は、全国公開中。
配給:松竹
(c)2023「お前の罪を自白しろ」製作委員会