桐生麻帆(きりゅう・まほ)/瀧内公美
厚生労働省 社会・援護局 官僚/MEJセンター長
母子家庭に育ち、国の制度に支えられてきた過去を持つ。
その経験から、「どんな人も笑って暮らせるような制度を作りたい」と官僚を志し、厚生労働省に入省。しかし、思うような成果を上げられず、出世競争にも敗れ、30代半ばを迎えて行き詰まりを感じていた。
そんな折、厚労大臣の肝いりで発足した前例なき組織・MEJのセンター長に突然抜てきされる。
医師免許もなく、法医学という未知の分野に戸惑い、弱音を吐きながらも、“死因不明”の裏に潜む現実と向き合うなかで、次第に覚悟を深めていく。
そして、机上の制度では救えない現実を知り、官僚としての使命と居場所を見いだす。
