帝劇のステージから見た初めての景色に感動
――幕が開いたときは格別な思いがあったのではないですか?
まずはここまで僕を連れてきてくださったファンの皆さんに感謝だなと思いました。キャストにとっては長い公演の一部ですが、お客様にとってはその1回限りの観劇かもしれないので、初日の緊張感と高揚感を忘れず、これを維持しなければいけないとも思いました。
――初めて立った帝国劇場のステージではどんなことを感じましたか?
ステージから見える景色に感動しました。特にカーテンコールでお客様から受ける拍手の“圧”は、自分がすごく偉大なことを成し遂げたような気分になれました。ここでしか味わえない興奮にテンションが上がっちゃって、素敵な空間に酔いしれていました。
――今回は千尋を橋本環奈さん、上白石萌音さん、川栄李奈さん、福地桃子さんが演じていますが、4人の千尋と一緒にお芝居をした感想を聞かせてください。
全員、“千尋”なんですが、それぞれお芝居が違うんです。千尋の手を引いて走る場面が多いのですが、握る力も違えば、助けてほしいと感じる握り方、引っ張られているような握り方など、ニュアンスが細かく違っていて。
皆さん、あんなに小さな体なのに、とても大きな背中で引っ張ってくださって、リスペクトしかないです。“超人”といってもいいかもしれない。それぞれの千尋が本当に素敵で、公演ごとに多くのものを学ばせていただいています。
今回はどの役柄もトリプルキャスト、クワトロキャストになっていて、組み合わせによって面白い化学反応が生まれると思うので、お客様にはその違いを楽しんでいただきたいです。
――ハクを演じるうえで意識しているのはどのようなことですか?
ハクは神様でもあるので、常に美しい所作であることを心がけていて、指先だけじゃなく、爪の先までしっかり意識して演じるようにしています。
宏規くんのハクは、バレエで培ったしなやかな動きを活かしたハク、コタ(醍醐虎汰朗)くんはその真逆で、力強さのあるハクだと思います。そして、僕は神々しいハクに見えていたらいいなと。お客様にはそれぞれのハクの魅力を楽しんでいただきたいです。
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