過去の篠田(大泉洋)に何が?麗子(綾瀬はるか)が動く!<『元彼の遺言状』第8話完全版>
5月30日(月)放送『元彼の遺言状』第8話
『元彼の遺言状』第8話完全版
篠田敬太郎(大泉洋)は、6年前にある町で起きた殺人事件に巻き込まれ、殺人犯として警察から追われていることを剣持麗子(綾瀬はるか)に告白した。
<ドラマ『元彼の遺言状』これまでのあらすじ完全版>
事件以来、篠田は身分を偽って各地を転々としていたが、3年前にたどり着いた軽井沢で森川栄治(生田斗真)に出会い、匿ってもらったのだという。
「僕はやっていない」。
麗子は、栄治がそうしたように、無実だと言う篠田を信じることにするが…。
あくる日、麗子は、篠田に弁当を作るよう指示すると、遊びに来た森川紗英(関水渚)とともに西園寺製鉄社長・西園寺一蔵(金田明夫)の屋敷へと向かう。今朝、一蔵から直接、仕事の依頼があったのだ。
麗子たちが一蔵の屋敷に到着すると、家の前には野次馬が集まっており、警視庁捜査一課の刑事・橘五郎(勝村政信)らの姿もあった。一蔵が死体で発見されたのだという。
篠田は、そこで初めて橘と顔を合わせ、緊張しながらもあいさつを交わした。
風呂場で倒れている一蔵を発見したのは長男の渉(駿河太郎)。死後硬直の状態から、死亡したのは12時間ほど前とされたが麗子が一蔵と話したのは今朝の8時──今から3時間前のことだった。
不可解な出来事に首をかしげる麗子たち。そんな中、一蔵の遺体が運び出されてくる。
ところが、そこで一蔵の顔を見た渉は、「父じゃない」と言い出す。
被害者は浴槽で倒れており、この場所で洗われた可能性が高い。また、浴室には汚れた衣服が残っていた。
麗子は、着替えた服のサイズが小さかったこと、爪が汚れていたこと、ベランダには食事をした後のゴミや空き瓶があることに気づく。
紗英は、まるでドロシー・L・セイヤーズの「誰の死体?」のようだと言いだし、篠田と盛り上がる。紗英が入手した情報によれば、被害者の指紋を照合した結果、前科がないこともわかっていた。
そこにやってきた渉は、麗子から話を聞きたいという。渉は、同じ敷地内に住んではいるが仕事の話などはほとんどしておらず、昨夜も友人と朝まで飲んでおり、帰ってきたのは朝の8時半頃。渉は、一蔵が麗子に何を依頼したのかを知りたがっていた。
麗子は、渉に頼んで一蔵の部屋を見に行く。ベッドの脇には下着と寝巻が整えられていた。そのとき渉は、一蔵がコレクションしている高級時計が無くなっていることに気づく。
そこに、渉の弟・恭介(石垣佑磨)がやってきた。恭介が時計を盗んだと決めつけ、詰め寄る渉。2人は、刑事の松田(古谷呂敏)に止められても、一蔵の遺産のことでケンカを続け…。
麗子は、そんな渉たちを尻目に、篠田を連れて外に出た。向かった先は、西園寺家の敷地内にある河原。そこでは、複数の路上生活者たちがテントをたて、暮らしていた。
食事をしていた彼らは、皆、高級腕時計を身に付けている。その中でただ1人、時計をしていない人物に声をかける麗子たち。実はその男こそ、一蔵だった。
あくる日、麗子は、渉と恭介を事務所に呼ぶ。そこに姿を現した一蔵は、麗子にうながされて今回の一件を渉たちに説明した。
発見された遺体は、路上生活者のサクさん(茂木和範)で、一蔵が今は亡き妻と炊き出しのボランティアをしていたころに知り合ったのだという。
一蔵は、体調がよくないサクさんに、「うちで一緒に暮らさないか」と提案したが、サクさんは頑なにそれを断っていたらしい。住む世界こそ違えど、ともに孤独であるという共通点を見いだしていた一蔵は、あくまでも自分自身の希望として、「1日、生活を交換しないか」とサクさんに持ちかけたのだ。
用意されていた寝具などはそのためのもの。だが、サクさんは部屋を汚してしまうことを気にしたのか、ベッドなどは使っていなかった。
朝、家に戻った一蔵は、庭で倒れているサクさんを発見。路上で倒れていたら身元不明者として処理されてしまうが、家主が不在の西園寺家で発見されれば、警察は捜査するはず──サクさんに娘がいると知っていた一蔵はそう考え、せめてキレイな姿で娘に会ってほしいという思いから、彼の遺体を洗った。
そして一蔵にはもう一つの思いがあった。一蔵は、探せばすぐに見つかる自宅の敷地内にいた。だが、一蔵を探そうともせず、ただ言い争っていた渉たち。
一蔵は、麗子に頼んで、作成していた遺言状を読んでもらう。そこには、会社の経営権と株は渉に、そのほかの財産は恭介に相続させると書かれていた。
だが、その遺言状を渉たちの目の前で破り捨てた一蔵は、「遺産はすべて路上生活者の支援に当て、会社の経営権は世襲ではなく、優秀な人材に譲る」と言い出す。麗子は、一蔵の願いを聞き入れ、遺言状の書き換えと、財産管理を請け負った。
紗英は、商談成立のお祝いだといって、「暮らしの法律事務所」とプリントされたお揃いのTシャツを配る。1Fの古書店主・神田(ト字たかお)の分もあるという。
篠田が神田のもとへTシャツを届けに行っている間に、紗英は、「警察を避けているという篠田は、橘たちの前でも普通だった。ただの思い過ごしだ」と麗子に告げるが…。
その夜、麗子は篠田を誘って高級レストランで食事をする。そこで至福の時を過ごし、麗子への感謝の言葉を口にする篠田。
ところがそこに、橘と松田が現れる。「田中守、強盗殺人の容疑で逮捕する」。橘たちは、そう言って篠田を連行。橘に事情を打ち明けたのは、麗子だった。
あくる日、テレビでは、6年前に起きた「十ヶ浜強盗殺人事件」で指名手配されていた田中守が逮捕されたというニュースが報じられる。紗英や黒丑益也(望月歩)も、突然のことに驚きを隠せない。
すると、麗子のもとへ、栄治の兄・富治(生田斗真)がやってくる。ニュースを見たという富治は、「篠田が人を殺して金を奪ったとは思えない」と麗子に話し…。
その夜、麗子は、かつての上司・津々井君彦(浅野和之)に会い、「篠田の身元引受人になってほしい」と頼む。だが津々井は、「保釈中にトラブルが起きれば経歴に傷がつく」と言ってそれを拒否。それでも麗子は、津々井に頭を下げて頼み込んだ。
橘から「十ヶ浜強盗殺人事件」の調書を受け取った麗子は、篠田の身柄を引き取って事務所に戻る。
麗子は、「弁護士として犯罪者の可能性がある者を匿うわけにはいかないが、冤罪を晴らすには警察の力を借りなければならない」と告げ、事件について知っていることをすべて話すよう篠田に命じた。
6年前、篠田は、料理人をしながらミステリー作家を目指していた。
そんなとき、十ヶ浜のレストランでパーティの手伝いをする求人を見つけ、レストランに入ることになった篠田。だが、パーティの支度で徹夜明けだった篠田は、仕事を終えたあとに客とお酒を飲んで眠ってしまい、目を覚ましたときにはそばに死体があったという。
篠田は第一発見者だが、アリバイを証明してくれる人物はいない。それどころか、凶器の包丁には篠田の指紋がついており、篠田と被害者が揉めていたという証言まで出ていた。
麗子は、橘から借りた調書を見せ、篠田の弁護をすることを告げる。
津々井が後見人を引き受けてくれたことを知り、感激する篠田。実は津々井は、篠田のことを引き受ける代わりに、今回の事件が解決したら自分の下で働く、という条件を麗子に出していた。
麗子は、その話はせずに、篠田とともに事件が起きた町へと向かった。
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